無用!行き過ぎた反省と謝罪
末娘がピーマンの肉詰めをえらく焦がしました。
はじめ私が焼いていたのですが、用事が入り、急遽バトンタッチ。
思ったより時間がかかってしまいましたが、料理が得意な末娘のこと。
安心して任せていました。
戻ってきたら、娘は台所ではなく、テレビの前⁉︎
もう焼けたからかと思いきや…
火はついたまま!
マンガのように、フライパンも焦げて、黒っクロ!
ちょっとー、焦げているよ!!、と言ったら、
わわわ、ホント申し訳ない!
ごめんねー、ごめんねー、と平謝り。
※ちょっとテレビに目をやったつもりが、夢中になってしまった、とのこと。
今晩のメインディッシュがじぶんのうっかりで台ナシになってしまったことを悔いて、ひたすら謝っていましたが、急に…
これ以上謝ったら、謝られる方がすまなく感じると思うから、もうやめとくね。
と宣言し、ふつうの態度に戻りました。笑
それ、すごくいい!
娘はじぶんのために謝っていなかったんだ。
相手のためではなく、じぶんのために謝ってしまう時があります。
許してもらうため、これ以上怒られないため。
自己保身、というやつです。汗
そのつもりはなくとも、後に振り返り、守っていたなぁ、とじぶんの弱さに気づかされることも多々。
そして、反省しすぎないところも良いなぁ、と思いました。
行き過ぎた反省は、じぶんに呪いをかけるような行為。
害しかないのに、やりがちだから。
行動したから失敗し、その経験は間違いなく、次に生かされます。
だから、これからもどんどん失敗できる人になって欲しいです。
失敗は、人をやさしくします。
もし次に私が料理を焦がしても、末娘は怒らないことでしょう。ニヤリ。
おかずが不足したので、みんなで納豆を出してきて食べました。
長女が、ピーマン肉詰めの無事?っぽいところをつまみ、
コレ、炭火焼の匂いするよ。
自宅にいながらちょっとスゴくない?
と、感動していました。笑
あぁ、炭化したのね。
末娘が、謝罪と反省をやめてくれたおかげで、変に気遣いすることなく、楽しい食卓でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?