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リモートワーク時代のモチベーション3.0

こんな時代で在宅勤務の方が増えており,時間があるからこそ自身の仕事や人生を振り返る時間がたっぷりとれる時間になっているのではないでしょうか。

そんな時にふと思う。
いま自分を突き動かしている原動力はなんなのか。
体は動き続けていて,ふと喉が渇いたと,コーヒーを入れてみたり,何を取り出すでもなく,冷蔵庫を開いて今日の夜は角煮かなと考えては閉じる,大切なお客さんのことを考えてメールをカタカタと打つ...

日常の全ての行動にはなんだか不思議な原動力が宿っているようにも感じます。それを言語化してくれたのが書籍「モチベーション3.0」

ここでは人類の進化と共にモチベーションが新しい形に変革していることを指摘しています。

モチベーション1.0
生存を目的とする。喉が渇くとか,眠いとか,生存に必要な欲求によって人は動く。
モチベーション2.0
外的な報酬と罰による動機付けのこと。報酬がもらえるから人は動くし,罰があるから人は動く。
モチベーション3.0
内的なやる気に基づく。学びたい,創造したいから人は動く。

モチベーション2.0という考え方で仕事をしていると,内発的な動機付けを消滅させてしまい,創造性を破壊してしまう。時間による管理もこのモチベーション2.0ととても相性がいい。
一方でモチベーション3.0。在宅勤務の今だからこそ,新しい学びをえたいとか。成果による管理はモチベーション3.0と相性がいい。それと同時に,仕事という枠だけではなく,人生にまで視点が広がる。人生においてこれを成し遂げてみたいとか。

私の例だと,在宅勤務になって正直実働時間はかなり減ったなあと。でもこれをポジティブに受け止めています。今までは社内にかかってくる電話などで集中力が断続的に遮られていました。それが家のなかで働いていると,安心感のある空間のなかで集中力がとても続きます。家の周りのランチ事情はいままで知らなかったので新しいお店で新しい発見があったり,仕込みに時間がかかる新しい料理に挑戦してみたり。人生のポートフォリオを考える余裕があることを実感します。こんな風に仕事という概念から少し遠のいて,ポートフォリオとして何を自分の人生に当てはめていくのか,そんな視座が手に入ったからこそ,モチベーション3.0へのシフトの重要性を感じています。そういう世界はいいなあ。

前にも別の書籍で100年時代を考察してました。

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