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文学フリマ京都8に出店したよ!【イベントレポ】

さしす文庫です。こんにちは。
今回は2024年1月14日に開催された「文学フリマ京都8」にさしす文庫として初出店しましたので、その感想と反省について書いていきます。


まず、参加のきっかけは2023年9月6日の文学フリマ大阪の数日前。

陸離「文学フリマ大阪に行ってみようと思ってる」
はる「へぇ! いつか出してみたいね!」
陸離「出さん?」
はる「OK。出しましょう」

というギャルもびっくりのフットワークの軽さで陸離なぎ、はるはる、雨隠日鳥の3人での文学フリマ初出店が決まりました。


(9月ごろから行った準備のお話はまた機会がありましたら記事を書きたいと思います。)


そこから苦戦に苦戦をしつつ準備を重ねて、いよいよ迎えた当日。
前日に雪が降っていたので少しお天気が心配でしたが、まさに文フリ日和(?)の晴れで良かったです。

10時過ぎにみやこめっせに行くと、すでに一般入場者さんがたくさん並んで列を作っていてびっくりしました。

文学フリマって本当に人気なんですね!

一般入場者さんの入場開始は11時からなので、まさか1時間も前から並んでいる人たち(それも10や20じゃない)がいるとは思ってもいませんでした。


すごいなぁ、会場広いなぁと思いながら自分たちのブースへ向かって急いでブースの設置に取り掛かります。

さしす文庫はここにいました



テーブルにクロスを敷き、レイアウトを考えながら小物や本を並べているとここで問題が発生。

ポスター(下の画像)の印刷がまだであることが発覚します。

3日前くらいに完成したポスター


陸離さんがコンビニで印刷してくる! と会場を出ていったので、はるはる一人が残って孤独に準備を進めます。

あーでもない、こーでもないと思案しながら進め、あれがないこれがないと足りないものはその場で何とかしてレイアウトしていきます。
(なので近くのブースの皆さんに挨拶がなかなかできませんでした。ごめんなさい。)

周りの先輩出店者さんのレイアウトを観察して参考にさせてもらいながら作業をしていると、ふと気づきます。

「見本誌を出してない!」

文学フリマには見本誌というシステムがあります。
見本誌ゾーンがあり、出店者は販売する作品を置いて、来場者さんは置いてある作品を見たり手に取ったりして購入の判断材料とすることができます。

見本誌を読んで買いに来てくれる方もいると事前情報で知っていたので大慌てで見本誌の準備を始めます。
机は汚くて書くスペースがないし、慌てて書いたので字も汚いし、次回からは事前に準備をしようと心に誓いました。

見本誌の準備をしていると、ポスターの印刷を終えた陸離さんが帰ってきました。
ポスターを貼り、見本誌を持って行って、ようやくブースのレイアウトが完成しました。

そして、バタバタで迎えた11時。
いよいよ文学フリマ京都8がスタートしました。

ドキドキのなか、一気に入場者さんたちがやってきます。
当日、さしす文庫が頒布していた作品及びおしながきはこちらです。

こちらも3日前くらいに造ったおしながき

たくさんの方が無料配布のコピー本を快く受け取ってくださり、そこから興味を持っていただいて新刊(相棒)を購入していただいた方もいました。

初めての参加ということもあり、売れるかなぁと心配で心配だったので、開始してすぐ最初の1冊が売れたときはほっとしました。
それに、自分たちが作った本を買っていただける嬉しさといったら飛び上がるほどでした。

購入していただいた皆様、本当にありがとうございました!


会場で、無料配布をしていた作品はBOOTHから無料でダウンロードしていただけますので、ぜひ読んでみてください。


緊張と不安のなかでスタートしましたが、12時くらいまでに3冊ほどを売り上げて良いスタートを切れたと思います。

が……。

そこから、なかなか手に取っていただけませんでした。
12時30分くらいに雨隠さんとも合流しましたが、まったくと言っていいほど売れません。

無料配布のコピー本は受け取っていただけるのですが、なかなか新刊は売れませんでした。
そして、ついに無料配布のコピー本がなくなってしまいます。

「終わった……」

やることがなくなってしまい、地蔵タイムの始まりです。
声はかけてみるものの、それだけで買ってくれる甘い世界ではありません。
配布物がなくなったことでより一層、お客さんの目を引くことができなくなり、厳しくなってしまいました。

その後、各自買い物をしたり、ご飯を食べたりして16時にイベントは終了となりました。

正直に言います。
悔しかったです。
初参加だったので結果にはこだわらず、勉強のつもりでダメでも次回に活かそう、と参加しましたがやはり悔しいです。

何よりも、良い作品ができたのに読むどころか手にも取ってもらえない、興味さえもってもらえないというのは辛かったですし、本当悔しいです。
作品に申し訳ないです。

ただ、悪いのは自分たちです。
このイベントを少し甘く見すぎでした。
もっとできることがありました。
反省しきりです。

ぐったりしたまま打ち上げを軽くしたあと、すぐに大反省会を行いました。
これを活かして次回以降はたくさんの人たちに届くように力を尽くしたいです。

さて。
次回は7月28日の文学フリマ香川1に参加予定です!

こちらで販売する作品などが決まりましたら、noteやX(旧Twitter)で告知しますのでよろしくお願いします。


また、この文学フリマ京都8で購入した作品の紹介や感想も順次公開していく予定です。
(現在、公開している感想はこちらです ↓)


文学フリマってどんなイベントなんだろう、どんな本を売っているんだろうと思っている方がいれば少しでも参考になれば幸いです。




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