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化粧品業界へどうやって就職するの?(まとめ)(永久保存版)

みなさんこんにちは、最近は化粧品業界に就職したいという中高生が増えており、相談を受けることも多くなってきました。そういった方々のお話を聞いていると、「どんな職種があるのか」や「どういった大学、学部に行くと就職しやすいのか」といったことをよく聞かれます。意外にも化粧品業界というのはどういった職種があるのかを認知されていないと思いますので、今回はそういったことを中心に前半は説明をしつつ、後半は、化粧品にまつわる職業に就きたいと思ったときにどういった進路設計をするべきなのかといった

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    • 生物の考察問題がなかなかできるようにならないと悩んでいる人へ

      みなさん、お久しぶりです。 今回は生物の考察問題で悩んでいる人向けに書いていこうと思います。 「化学はできるようになってきた。数学もある程度できる。英語や国語もできるようになってきた。でも生物がいくら勉強してもできるようになった気がしないし、点数も実際に取れていない。入試は刻々と迫ってきている。どうしよう…。」と悩んでいる人が一定数いるのではないでしょうか。学校や塾や予備校の授業を受けていても教えている先生たちはあたかも知っているかのように解説してくる。そうすると「あ、これも

      • 関西外国語大学に合格した生徒のケーススタディ

        こんにちは。今回は、昨年度の入試で関西外国語大学英語国際学部に合格した生徒が実際にどんな勉強をしていたのかを書いていきたいと思います。あくまでも一例ですので、ご参考までにしていただければと思います。 生徒レベル:偏差値40程の公立高校(卒業生の進路の9割以上が専門学校や就職) 入塾時期:6月 合格した際の試験形式:公募推薦入試(併用型) 受験科目:英語 私が普段入試対策をする際は、基本文法の確認→英文解釈を通して構造や内容把握の確認→整序作文や長文対策というように扱

        • 【番外編】大学生になってから初めて生物を学ぶ人たちへのアドバイス

          こんにちは。今回は大学受験までは化学や物理しか勉強したことがなく、大学に入ってから生物学について触れていくといった方々へ、どのように勉強していくと良いかを御助言できればと思います。 大学の生物は高校で扱う生物がさらに詳細になっていくといったイメージとなります。 したがって、「高校生物よりも覚えることが多くなる」という事実に直面します。ここで注意したいポイントは「細かいところから勉強しない」ということです。「木を見て森を見ず」といった言葉が存在しますが、全体の話がわかっていな

        • 化粧品業界へどうやって就職するの?(まとめ)(永久保存版)

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        • 生物の考察問題がなかなかできるようにならないと悩んでいる人へ

        • 関西外国語大学に合格した生徒のケーススタディ

        • 【番外編】大学生になってから初めて生物を学ぶ人たちへのアドバイス

          高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第3回:皮膚の構造編(角層)〜

          こんにちは。今回は第3回ということで、表皮の各層をひとつずつご説明できたらと思います。 角層は身体のパーツによって異なりますが、約10〜20層の重なりによってできており、約20μm程の厚さです。手のひらや足の裏の角層は50層ほどの重なりによってできています。角層を構成する角層細胞はコルネオデスモソームによって互いに接着しています。 細胞間接着については高校生物でも出てきますが、デスモソームというのはカドヘリンと中間径フィラメントによって細胞を結合するもので、角層の場合はこ

          高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第3回:皮膚の構造編(角層)〜

          【番外編】大学受験科目としてどんな人が理科選択で生物を選択することが向いているのか

          こんにちは。今回は「大学受験科目としてどんな人が理科選択で生物を選択することが向いているのか」ということについて、ご説明していきたいと思います。 昨今の大学受験生物はただ言葉だけを暗記しても点数が取れない科目に変貌を遂げています。では、どのような能力が点数を取るうえで必要なのかというと「文章を正しく読んで整理する力」です。要するに「現代文の要素」が強くなっています。そこの生物の知識を利用していくといった形が昨今の全体的な入試問題の特徴です。したがって、「計算をガリガリしてい

          【番外編】大学受験科目としてどんな人が理科選択で生物を選択することが向いているのか

          【番外編】化粧品に関連した職業に就きたいと思っている中高生に対しての進路アドバイス

          こんにちは。昨今、芸能人やSNSやYouTuberといったインフルエンサーの方々が自分の化粧品ブランドを立ち上げるといったことが自然になり、「化粧品を作りたい、化粧品に携わる職業に就きたい」といった中学生や高校生が増えてきたような気がします。 そこで、今回は中高生はどんな進路を辿ると化粧品に携わる仕事に就ける可能性が上がるのか、ということについて簡単ではありますが、ご紹介できたらと思います。 まず、一般的な化粧品企業の種類について、ご説明します。化粧品に関連した職種には、

          【番外編】化粧品に関連した職業に就きたいと思っている中高生に対しての進路アドバイス

          【番外編】これから化粧品の企業に就職する人が身につけておいたほうがいいこと

          こんにちは。今回から少しだけ番外編ということで、進路系のお話を少しだけできればと思います。まずはもうすぐ新社会人になられる方々、特に化粧品の企業に就職される方が就職されるまでの間に身につけておくと良いようなことについてお話しできたらと思います。 化粧品に関して仕事をする上でまず頭の中に入れておかなければならないことは、「皮膚科学について」の知識を頭に入れておくことです。皮膚の構造や関連しているタンパク質関連までさらっとでいいので、頭の片隅に入れておくと上司の方の指示やお話も

          【番外編】これから化粧品の企業に就職する人が身につけておいたほうがいいこと

          高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第2回:皮膚の構造編(真皮)〜

          こんにちは。前回に引き続き第2回の皮膚についてのお勉強講座です。今回は表皮の下にある真皮という構造についてお話ししていきたいと思います。 真皮は下の図に示すような構造をとっています。 この図を見てもらうと「線維」という言葉を目にしますね。これは家で例えると「柱」にあたります。主な役割は「皮膚の弾力を維持する」ことです。この線維と呼ばれるものには大きく分けると「コラーゲン線維」と「弾力線維」の二種類で構成されています。 実はこのコラーゲン線維や弾力線維の柱を切ってしまう酵

          高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第2回:皮膚の構造編(真皮)〜

          高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第1回:皮膚の構造編(表皮)〜

          こんにちは。最近オンラインのクラス授業の宣伝ばかりで、退屈に思われる方も増えてきたのではないかと思われるので、今回から、しばらくは「皮膚のこと、化粧品のことを高校生物の知識を用いて勉強しよう」の会を開催していこうと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。 今回は初回なので、高校生物でも出てくる皮膚の構造の話を少し詳しめ説明した上で、おすすめの化粧品や医薬部外品についても紹介できたらと思います。 まず、皆さんに質問です。「皮膚の役割は何でしょうか。」1番大

          高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第1回:皮膚の構造編(表皮)〜

          大学受験における生物の勉強について(問題形式別アプローチ方法)

          こんにちは。前回は、私の所属先である「大学受験kawaiラボ」で4月から開講される「オンラインクラス授業」の概要について簡単に説明しました。(もし、ご覧になっていない方がいれば、下のリンクからご覧になってみてください)今回は、「大学受験における生物の勉強」についてお話しできればと思います。 生物は「暗記科目」だと捉えられがちですが、ただ単に何も考えずに暗記すると後で「全くもって問題を解くことができない。」といった事象が起きがちです。そんなことにならないようにするために、まず

          大学受験における生物の勉強について(問題形式別アプローチ方法)

          大学受験kawaiラボのオンラインクラス(生物)の講座紹介

          こんにちは。今回は、私の所属先である「大学受験kawaiラボ」で4月から開講される「オンラインクラス」で生物の担当をさせていただきますので、ご検討の皆様に、具体的にどんな講座なのかをここで説明したいと思います。 まず、高1、高2向けの通論コースについてですが、2022年4月から2023年3月まででの1年間で生物基礎、生物の内容を一通り基本から説明していく講座となっております。入試問題を解く下地づくりを行なっていきます。生物は「暗記科目」ですが、「正しく覚える」という作業を行

          大学受験kawaiラボのオンラインクラス(生物)の講座紹介

          生物考察問題の対策

           いきなりになるが、大学受験の理科において「大学受験生物は暗記科目」という風潮があり、これについては私もほぼ同意である。何故なら知識がないと問題が解けないからである。ただ知識の暗記をする際に「誤った覚え方」をしてしまうと途端に問題が解けなくなってしまう。特に考察問題に至っては何をどうしたら良いかわからない、結局何が言いたいのかわからない、となる受験生もそれなりにいるのではないかと思う。今回は考察問題の際に意識すべきことと考察問題に対応するためにどんな勉強をすると良いのかについ

          生物考察問題の対策

          私的におすすめの夏の時期に扱いたい塾用教材(都立高校入試(共通問題)〜数学、国語、理科、社会編〜)

          以前、英語については書かせていただいたので、今回は残りの4教科(数学、国語、理科、社会)について書いていく。 まず、数学についてである。 数学も都立入試の特徴をしっかりと押さえたうえで、対策を行なっていく。数学は得点したい(しなければならない)点数から逆算していくのが英語よりも大切なように思う。一番大きな特徴は「計算や小問集合で46点得点できる」というところである。ここはどのレベル層も全問正解をマストにしたい。詳しくは教育委員会のホームページ等で過去問を確認してもらいたい

          私的におすすめの夏の時期に扱いたい塾用教材(都立高校入試(共通問題)〜数学、国語、理科、社会編〜)

          それなりに稼ぎたい大手個別指導塾の学生講師になるために(学力以外の面)

           大手の個別指導塾では教室責任者(社員)が各学生講師に授業を配分する場所がほとんどだと思う。ちなみに採用は人手不足回避のため、採用の段階では「とりあえず」採用し、その後に実際に授業で起用するのかを考えていくことが多い。(業界の闇)もし誰にでもマッチングしそうな生徒がそのタイミングでいれば、その段階で起用してみたりする。その段階で色々わかってきたりする。その後のことを「しっかりと」考えている教室責任者は各学生講師の対応可能科目だけではなく、各生徒との相性やその学生講師の性格、あ

          それなりに稼ぎたい大手個別指導塾の学生講師になるために(学力以外の面)

          「しっかり丁寧に」教えるとは(1対2の個別指導塾編)

          大学生の頃から私は個別指導塾でバイトを始めてからずっとこの業界で仕事をしているが、いまだに「理想の指導」というものが具現化できないまま現在に至る。毎度「こうではないか」「いや、こうじゃないな」なんかを自問自答しながら過ごし続けているからだ。そんな自分が考えてきたことを少し思い出しながら時系列で整理し、では1対2の個別指導で意識していくことについて考察できたらと思う。 ※ここから先の話は全て「悪かったこと」と「反省点」ばかり書いてありますが、合格できた生徒もいますので、ご了承

          「しっかり丁寧に」教えるとは(1対2の個別指導塾編)