化粧品業界へどうやって就職するの?(まとめ)(永久保存版)

みなさんこんにちは、最近は化粧品業界に就職したいという中高生が増えており、相談を受けることも多くなってきました。そういった方々のお話を聞いていると、「どんな職種があるのか」や「どういった大学、学部に行くと就職しやすいのか」といったことをよく聞かれます。意外にも化粧品業界というのはどういった職種があるのかを認知されていないと思いますので、今回はそういったことを中心に前半は説明をしつつ、後半は、化粧品にまつわる職業に就きたいと思ったときにどういった進路設計をするべきなのかといったことを書いていきたいと思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


化粧品の業界には数種類の職種に分かれます。


① 研究職・・・さまざまな肌トラブルに関する原因の究明や有効成分を化学的、生物学的観点から効果などを確認していく職種になります。

② 開発職・・・研究職と混同されやすいですが、どちらかというと製品を作る方に重きが置かれる職業です。これは化粧品の中身だけでなく、容器などの開発もこの職種に含まれます。

③ 企画職・・・商品を作る前の企画立案を行う職種になります。こちらは比較的文理問わず就くことができる職種になります。

④ 生産・・・開発された商品は大量に生産する必要があります。また、化粧品が世の中に出るまでにさまざまな試験を通過しなければなりません。そういったものもこの職種に含まれます。

⑤ 営業職・・・これは消費者相手から企業相手までさまざまな方々に対して商品や原料を売っていくといった職種です。


ここでまではググっていただければ情報は出てきます。私の記事の本題はここからで「じゃあ、どこの大学や学部を志望したら良いか」ということです。また、大学でどんなことをやっておくと良いのかということも併せて書いておきます。まずは大学や学部について紹介していきます。


もちろん、東京大学や京都大学といった旧帝国大学を卒業していたり、早稲田大学や慶應大学といった上位の私立大学に入学することができれば、研究職でも開発職でも就くことができる可能性はすこぶる上がります。しかし、全員が全員そういうそういった進路に行けるとは限りません。そこで、今回は「上位大学と呼ばれるところに行けなくても化粧品業界に行ける可能性を上げる方法」について書いていきます。

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