高校生物の知識で皮膚について勉強してみよう講座〜第2回:皮膚の構造編(真皮)〜

こんにちは。前回に引き続き第2回の皮膚についてのお勉強講座です。今回は表皮の下にある真皮という構造についてお話ししていきたいと思います。

真皮は下の図に示すような構造をとっています。

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この図を見てもらうと「線維」という言葉を目にしますね。これは家で例えると「柱」にあたります。主な役割は「皮膚の弾力を維持する」ことです。この線維と呼ばれるものには大きく分けると「コラーゲン線維」と「弾力線維」の二種類で構成されています。


実はこのコラーゲン線維や弾力線維の柱を切ってしまう酵素(MMPファミリー)が存在し、この酵素は紫外線暴露や冬場の乾燥した風による生体内の活性酸素の産生によって、分泌亢進されることが知られています。この酵素でこれらの線維が切られてしまうと、この線維たちが沈着してしまい、皮膚に弾力がなくなってしまいます。これを世間では「シワ」や「たるみ」と呼んだります。この生体内の現象については瞬時起こるものではなく、長年の蓄積によって起きます。

こういったことを避けるために、若いうちからのスキンケアというのが、アンチエイジングにとってとても大切であると同時に、シワやたるみに対するケアも大切ではないかと思います。


そこで今回も、シワやたるみに対しておすすめの化粧品、医薬部外品について紹介しますので、気になる方はぜひ、チェックしてみてください。

「リンクルショット メディカルセラム(POLA)」



「ONE BY KOSE ザ リンクルレス(KOSE)」



次回は各論として角層の話をについて簡単に説明していきます。

また、合わせて、私の所属先の「大学受験kawaiラボ」で4月から開講される生物のオンラインクラス授業もチェックして生物の対策を行いたい方は是非検討してもらえると嬉しいです。よろしくお願い致します。



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