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支えになった言葉【摂食障害を治す編】

今日は、わたしが摂食障害から抜けだすうえで何度も思い返した言葉を3つ、紹介します。

人によっては、けっこうキツいかもしれません。でも、暖かい言葉だけじゃ変わらないのも事実でした。

↑上の記事を読んでみて、
「あっ似たとこあるかも」って思った人や、「今の現状を変えたいなー」って思ってる人はぜひどうぞ。

ちなみに3個のうち2つは、マンガのセリフです。


◆第3位「諦めたらそこで試合終了だよ」

「諦めたら そこで試合終了だよ」は、

バスケ漫画の金字塔、『SLAM DUNK(スラムダンク)』の安西先生の名言です。

ミッチー(三井 寿)に言うセリフですね。


中学時代、試合終了まで、あと約10秒のとき。
この時点で相手チームに負けていたミッチーは、内心では勝ちをもうあきらめてました。

でも、その時に安西先生にこの言葉をかけられ、そこからなんと逆転勝ちします。


そして高校に入り、いろいろあってバスケから遠ざかってしまったミッチーが、不良になってバスケ部とトラブルを起こした時

この時に安西先生が現れて、ミッチーは当時のことをブワッと思い出します。

そして、「バスケがしたいです……」と言って、バスケの道に戻ってきます。


「諦めたらそこで試合終了だよ」


それは、一つの試合の中だけでなく、

『自分が本当に生きたい世界で生きる』ことをあきらめない

という意味もあるんですよね。


何度も人生の試合終了を考えるたびに、
思い出した言葉でした。


※ちなみに後から、同じセリフを花道に言うシーンも好き。変わってないのステキ


◆第2位「できない自分も自分なのよ」



これは初めて就職したエステの会社で、店長に言われた言葉。

過食嘔吐もほぼ毎日で、うつで稼働不能になる直前だったころなので、

わたしはその言葉をなかなか受け止めることができず、ずっと自分を責めるばかりでした。


これ、どんな時に言われたかっていうと。

エステの新入社員なので、マッサージや施術の練習をお互いにするんですよ。

そして、店長をお客さん代わりにしてわたしが施術してるときに、緊張して、全然うまくできなくて。


で、その空気に耐えられなくなって、

「すみません、もう一回最初からやってもいいですか」って聞いたら、

店長は「ダメです」と。


すべてのお客さんは、一期一会。

すべてが本番、
やり直しなんてない。


「できない自分も自分なのよ」

「まずは自分が1番下手くそなことを、
逃げずにしっかり認めなさい」


なかなかにキツいんですけど、
じつはこの頃は、ちゃんと認められてなかったんですよね。


太った自分は認められない、

できない自分は認められない。


いつも気にしてるのは
「自分がどう見られるか」だけ、

つまり相手の気持ちは関係なく、
すべて「自分の評価をしてくる人」に過ぎない。


ほかにも、この店長さんは名言が多かったです。

「あなた見てると、改札の前でつまってるおばあちゃんみたい、急いでるときに前でやられてイラッてなるやつ」
「若いうちは、100%役にたたなくたっていい。お客様を踏み台にしていくしかないのよ」


すっごい傷つくし凹むけど、真実なんですよね。

でもそこから目を背けるか、見ていくか

自分をダメだと思う材料にするか、
「客観的に見たらそうなのか」と受け入れて、選択をかえていくか。


店長、当時はありがとうございました。

まぁ、新入社員が1年後に3割残ればいいほうな会社でしたので、きっと大変だったと思います。


愛もなくけなしてくる人はさっさと離れたほうがいいですが、いつか相手に届くと信じて伝えつづけるのも、勇気と根気がいることですね。


◆第1位「あの子くり返すわよ だって身体じゃない 心がデブなんだもの」


第1位は、『脂肪と言う名の服を着て』っていう安野モヨコ先生のマンガの台詞。

主人公の「のこ」が吐いてやせた姿に対して、本人のいないところでエステサロンのお姉さんがつぶやく言葉です。


心がデブ

あーーーーーーーーーーーー
痛い。

でも、わたしにはこれが痛烈に効いた。


心がデブなら、何度でもくり返す。

だから、嘔吐や下剤でリセットしても、結局は何も変わらない

そして、やめられないループに陥る。





美人はわたしより「上」の人間、

あいつらは私とは違う、
どうせわたしなんか…みたいな卑屈さや、

「あの人よりはマシ」
「なんであの顔で生きてられるんだろう」っていう人を見下す視点を、


本当に美しいひとは持っていない


だから一時的にやせてもすぐ戻っちゃうし、リバースやサプリ、下剤に頼らないと「吸収されるカロリー」を減らせなかった。

そして、胃が受け付けない状態、水すら吐いちゃう状態すらちょっと嬉しいとかいう、わけわかんない事態が続く。




もちろん、体がふくよかでも
心が美しい人はいるし、


逆に体がやせていても、
心が美しくない人もいる。


どちらが楽しく生きて、
周りからも愛されるかっていったら、

圧倒的に『心が美しいひと』のほうだ。


「あの子くり返すわよ
だって身体じゃない 心がデブなんだもの」


つまり心がデブなうちは、
いくら食べ物やカロリーを制限しても、
このループから抜け出せない。


だいぶ荒療治でしたが、たぶんこのマンガを読まなかったら、わたしは「自分の心を見直そう」とはならなかったと思います。


20年前の漫画だし、
いわゆるレディースコミックなので性表現もあるから、苦手な人はお気をつけくださいね。

でも、主人公の「のこ」ちゃんにはいろいろとかぶるところがあって、何度も何度も読み返したマンガでした。


ちなみに安野モヨコさんはエヴァの庵野監督の奥さんだよ!

今日もありがとうございました。


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