ドローイング、スケッチ、絵画
前回描いた時の服装と今日の服装は違う、描き始めた時の光と、今の光はだいぶ違う。それらは変化する現象で、絵の具でそれらを描いて、見えるようにするのはとても楽しく、時間もかからない。
自分はこのような段階の絵をスケッチと言ったり、ドローイングと言ったりしている。絵画と言うときは、ここに反省が入ってくる。現象によって建てられたものを乗り越える作業で、謙虚になるキッカケを現象が造ってくれる。
自分の描きたいと思っていた細かい現象を乗り越えて、気付いていなかった大きなものを掴む。結局掴めなかったときは、さらに善い。それらは身体性で満たされるから。
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