あなたが欲しいものは"モノ"ではない

夢を叶える Be-Do-Have の法則

友達に言われて50個ずつノートに書き出して見た

・やりたいこと

・欲しいもの

・なりたい状態


書き出して気づいたのは、

欲しいものなんて大したことなかった。

・Mac

・ルンバ

・ダイソン

・キングサイズのベッド

・大きなテレビ

・ドラム式洗濯乾燥機

・美味しいご飯が炊ける炊飯器


ちょっと頑張れば、手に入らなくもない家電製品ばかり。


確かに、

おしゃれな服や鞄、靴、財布、インテリア・・・

お金があれば欲しいけど、

買ったからと言って心が満たされるものではないと

どこかで気づいている私がいる。


ある時から、

モノを買うことに面白みを感じなくなった時がきた。


ただお金を払って欲しいものを買う、

こんなにつまらないことはない。


例えば、PCが入る通勤用のカバンが必要になるとする。

→黒くて軽くて大きめのカバンを探す

→良さげなものを見つける

→購入する


でもそれは、

私が本当に欲しいものではない。

実用的に必要なんだと思っているだけで、

なくても生きていけるし、

あっても暮らしが楽しくなるわけでもない。

便利になるだけだ。


私が本当に求めているものは、

まだ言葉にできていないもの

想像の遥か上をいくもの。

それは恐らくカバンではないのだ。


福岡へ出張中、

とある変わったお店を見つけた。


2階の窓からチラッと見える店内

1階の階段にこんなポスターが貼られている。

マッシュルームシロガネ「月に10日のみ営業しています」


気になって階段を上がると、

マッシュルームの髪型をした店員が2人いた。


私がお店に入ると、

その2人はめっちゃ興味シンシンに話しかけてきた。


「何でそんな荷物持ってるんですか?!」

「何されてるんですか?!」


東京から出張で来ていること、

展示場に家を建ててイベントをやっていることを話した。

全然営業しているつもりはなかったが、

家の写真をみたいと言われパソコンを広げた。


「将来はこんな家に住みたい〜〜〜!!」

こんなに感動してもらえると、

私もつい楽しくなってきてしまう。


その後、

私はそのお店をチラリと覗くだけだったはずなのに、

1万8千円もするブルゾンをつい購入してしまった。

いや、買う運命だったのだと思う。


ブルゾンなんか着たことないし、

いつも服はネットショッピングだし、

洋服を探していたわけでもなんでもない。


ただ単純に、

「凄く似合います!!」

「こんな似合う人なかなかいません!!」

という店員さんのお言葉につい・・・。


でもこれで良かったんだ。

私が欲しかったのはこのブルゾンではないけれど、

このブルゾンを着るたびに、思い出に浸り、福岡を思い出す。

自分が今まで気づかなかった新しいファッションを学ぶ。

今までと違う自分で外に出ることにワクワクする。


自分で探して見つけた喜びよりも、

人に薦められた新たな選択を選ぶほうが

とても楽しい。


私が本当に欲しかったものは、

・偶然の出会いときっかけ

・人との繋がり

・自分が変わるチャンス

・自分に与えられた選択肢

そして、

・わくわくする今後の暮らし


そこに、人生が変わるかも知れないといった淡い期待

今後の生活が豊かになるかもしれないといったワクワク感


常に変化し続けたいのが人間のさが

少なくとも私は、その価値に対価を支払ったのだ。


福岡出張時におすすめのカフェ☕️

白金茶房
https://s.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40035119/


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