孤独を愛した男の末路　～自分がわからなくなった～

はじめに

今は孤独は好んでいません。そんな私にも孤独を愛した学生時代がありました。
結果として自分がわからなくなりました。

うつ病になった原因も少なからず関係していると思う。
色々な後悔が残る学生時代ですが、戻れるわけもないのでこれから修正していくしかない。
というか本来のあるべき姿になる。が正しいかな。

どこでおかしくなったのか幼少期からさかのぼってみよう。

幼稚園～小学生生活

幼少期は北海道で生まれ、元気いっぱいで常におちゃらけていて目立ちたがり屋だった。

幼稚園の頃の将来の夢はイチゴ屋さん。可愛いでしょ？？

勉強はまったくできなくて先生にめちゃくちゃ嫌われてました（笑）私だけ無視されたり、居残りさせられたり。
今思えばその頃からHSPだったんだなと今ならわかる。周りの考えていることはある程度わかっていたし、気にばっかしていた。なぜか嫌われやすい。

スポーツや芸術系は得意な方だった。常に上位にいたかな！（笑）
習い事は水泳、バレーボール、テニス、スキーなどそつなくこなすタイプでした。

小学校の係は生き物係・お笑い係を担当し、ムードメーカーだった小学生生活を送った。
将来の夢は昆虫博士とカメラマン。（現在は虫嫌いです。）

中学生生活

父の転勤で東京に引っ越してきました。田舎者が東京に出てくるのは恐怖しかなかったのを覚えています。私だけが知らない人の中に飛び込むわけですから当時は入学式までは怖かった。

入学式当日事件が起きた。

当日の朝39度を超える高熱がでて解熱剤で無理やり登校した。ふらふらの状態で式を終えて教室に戻るときに知らない怖そうな先生に帰るとき職員室来いと言われたが、職員室の場所もわからなかったし、先生の名前知らないし、何といっても熱が上がってきてそれどころじゃなかったからそのまま帰りました（笑）

後日談ですが、その先生はバレー部の顧問で私がバレー経験者と知っていてその勧誘の為に呼んだらしい。
「なんであの日こなかったんだ！！」とめちゃくちゃ怒られました（笑）

事件の話に戻りましょう。

帰宅した私はすぐ病院に連れて行かれて、インフルエンザと診断されました。処方された薬があの「タミフル」。
薬を飲んで寝ていると。姉が助けを求めて母親を呼んでいました。
私は目を覚ますとベランダから飛び降りようとしていた。（マンションの３階です。）夢だと思っていたことが幻覚で姉によると、
私はいきなり立ち上がり、叫びながら暴れてベランダに飛び出していったらしい。
これが私の中学生生活の始まりです。

最悪な幕開けな中学生生活でしたが、友達が無事できて野球部に入部することに。
部活動では3年でレギュラー入りしてやり抜きました。
学業では小学生と変わらずまったくダメ。ですが行事には熱い男で合唱コンクールや運動会、球技大会、百人一首大会があった学校でしたが、3年生の時私のクラスは4冠を達成。
クラスを引っ張り最後の1年間は最高でした。
体育祭の途中で肉離れしていたのはここだけの話。

高校生活

高校生活の最初も事件が、、、
クラスに入るとヤンキーに囲まれる。大体理由はわかっている。。。
野球部に入ろうと入学前に坊主してミスって剃りこみみたいになってしまったから同種だと思ったんだろう。本当に怖かった（笑）
剃りこみが原因で体育館に入場する前に生活指導の先生に捕まりました。。。

予定通り野球部に入部することになり、ここでも悲劇が起こる。
野球部の顧問が私のクラスの担任だったことだ。
ホームルームが終わるとこき使われ、クラスの人に「あいつは腰抜けだ。」「あいつは貧弱。」これだけではなく野球の成績、テストの成績を皆の前で晒された。顧問のいじめが原因で1年も続けられず、退部しました。
その後も「あいつは卑怯者。」「あいつは裏切り者。」「あいつは腰抜け。」と他の生徒に言いふらしていたみたいだ。

この頃から”死”について考えるようになり、孤独を求めてひとりでいることが少しずつ増えていきました。
人を見下し、毒舌、ただのカッコつけだったかもしれないが、一匹狼・クールと思われたかった。（人が怖くて自分を守ろうとしていたのかもね。）
学園祭とかイベントがきっかけでいろんな人と話すことになるが、皆口をそろえて「怖かった」「近寄りがたかった」と言われた。そりゃそうだ。

大学生活

大学に入ってからは地獄の日々が続く。
まず私は心理学部に入りたかったのだが、親の反対で経済学部に入ることに。
興味がないことを学び、自由選択科目で心理系の授業があると言われたがまったくない。
人間関係も皆上辺の関係で正直すぐ辞めたかった。
ひとりでトイレでごはん食べることもあった。なぜか初対面で「お前のこと嫌いだわ。」とか言われたこともあった。

この頃から音楽を本気でやりたいと思い始めて、中学の時友達を誘ってバンドを始めた。
皆就職しないで音楽活動を続けるということで、録音機材などを買って本格的にやろう！！と私が機材を立て替えて購入した。
購入後「まじで買ったんだ。実は俺そんなやる気ないわ。」と言われ、連絡が途絶えた。
メンバーに逃げられてて６０万円くらいの借金を背負った。
貧乏学生だったのでクレジットカードで支払い、分割にしてもらい必死にバイトをしました。就職もしないつもりだったから何も準備しておらず、就職は間に合わなかった。

おわりに

卒業後は社畜。その話は他の記事で書いているのでよかったら読んでみてください。

こう思い返してみると、私の人生いじめや裏切られることが多くて自己防衛・対人恐怖あったから孤独を選んだのかな。
本来の私は明るく、お調子者、目立ちたがり屋な性格なのに、自分に蓋をしてクールで一匹狼を演じ続けた結果自分がわからなくなったのだと思う。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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