スイス、チューリッヒでの駐妻生活の始まり。チューリッヒってどんな都市?
こんにちは
わたしは夫のスイスのチューリッヒ駐在についてきており、ひとときのニート駐妻生活を送っています。
今回はわたしが暮らしているチューリッヒとは、どんな都市なのか感じたことを書いていきます
物価の高さが世界トップクラス?!
もうこの街で暮らして2カ月になりますが、チューリッヒのアホみたいに高い物価には、まだ驚いています
近隣のドイツやイタリアと比べても30%以上は高い。
例えばスーパーで売っているハム・チーズなしの小さめのサンドイッチが5フラン(865円)。ハムやチーズが入ると8フラン(1320円)
もともと高いサンドイッチが、ハムやチーズが入るとさらに高くなります。
肉はさらにインフレジェットコースター。
鶏肉はもも肉は1キロ2000円、胸肉は4000円。
お肉を食べると、とても贅沢な気持ちになる今日この頃。
健康的という理由で胸肉のが人気で高価なのがスイスらしい。
コーヒーはブラック、テイクアウトの最安値で4フラン(700円)
カフェオレなら1000円。気軽に行ってたスタバ、スイスに来てから一度も行ってない。
外食はもっと高い。もうゾッとするくらい。
物価が高くてゾッとすることなんて未知の体験なんだけど。
ビックマックのセットが2300円の世界なので、普通の店でも、ランチ一人分で4000円は軽くいく。
贅沢なものを食べてるわけじゃないのに、普通の店の普通のパスタが25フラン(4250円)。
そして美味しいかは食べるまで本当にわからない。
Googleの口コミもあてにならない。
という恐ろしさ。
チューリッヒはドイツのお隣で、じゃがいもとウインナーの料理ばかり。
しかも料理に時間をかけないことに、命をかけているドイツ文化の影響が強い。その結果、スイスはなかなかの飯マズ国家になってしまった。
▼そんな激ヤバなスイス料理や外食事情についての記事はこちら
言語
スイスは公用語が4つ(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)あり、地域によって使われている言語が変わる。
例えば第一の都市チューリッヒはドイツ語で、第二の都市ジュネーブはフランス語。
人口の6割以上がドイツ語、2割がフランス語。次にイタリア語、ロマンシュ語をはなします。
スイスでは、基本的に英語でOKで、
店や駅ではほとんど英語が通じます。
ただ、電車やトラムの放送がドイツ語オンリーだったり、スーパーの表示がドイツ語、フランス語、イタリア語のみ(なぜ英語はないのか)だったり、生活するには不便さはものすごいです。
電車の行き先が変更になったときも、案内が英語がなかったのでよくわからず、かなり焦りました。
グーグル翻訳を使おうにも、スイスではスーパーなど建物の中では電波がなかったり、通信速度が遅いので、小麦粉が欲しいときさえ、苦労した記憶があります。
何か買う必要があるものがあれば、それがドイツ語でどんな名称になるか、どんな売られ方をしてるか調べてから行くほうが手堅いです
スーパーで目当てのものが見つからなくて、店の外しか電波がなかったので店の外に出て、ドイツ語でなんていうか検索して、また店に戻る、
なんてこともよくありました。
こういう時、スイスに住んでいるのにかなり疎外感を感じる。
しかも、不審に見られやしないかとおどおどしてしまう。
習い事(ヨガ、アーユルヴェーダ、料理教室、なにかの講義、クラシックバレエ等のスポーツ)は大体ドイツ語オンリーで、ボランティアもドイツ語オンリーでした。
習い事もボランティアもウェブサイトが英語であれば、英語OKということなので、あきらめずに探し続けることが大事です。
治安
治安はとても良い。
物価が高すぎるし、寒いせいか、ヨーロッパでよく見るホームレスや物乞いの人はほとんど見かけない。
まあ、もし私がホームレスでも、寒いし、物価も高いし、飯マズなスイスにをわざわざ選ばない。一目散に陸続きで行けるお隣のイタリアに行く。
道も、ほかのヨーロッパと比べてゴミが落ちていなくて、清潔。
大抵ヨーロッパだとみんな警戒して、バッグをぎゅっと持ってる人が多い。
チューリッヒだと日本のようにバッグをほっといて、どこか行く人とかも全然見かける(おすすめはしませんが)
フライトの関係で、チューリッヒを夜中に出歩いたこともありますが、治安の悪さは感じなかった。
人が全くいなかったので、それはそれで心細かったけど。
電車などの交通機関も時間通り。
なにかときちんとしてるスイスの国民性は、日本と似てる部分もあるのかなあと思います。
ヨーロッパとスイス
スイスはドイツ、フランス、イタリアに囲まれており、ヨーロッパのどの国に行くにもアクセスが良い。
スイスは永世中立国のせいか、現在みたいにイスラエル侵攻が起きた有事の際もフランスやイギリスのようにテロやデモが全然ないのも安心できます(デモが全くないわけではないのでそこは注意)
あとスイスはEU加盟国ではないので、注意が必要なときがあります。
たとえばEU諸国で買ったもので、免税を受けたいならスイス入国前にEU諸国で免税手続きをする必要があります。
シェンゲン協定には入っているので、肉や野菜を他のシェンゲン協定締結国(EU諸国)から持ってくることはできます
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