母と行くパリ旅行記 テロで緊張高まるヨーロッパ
2023年11月15日にフランステロ警戒レベルMAXの中、パリにチューリッヒ発で母と2泊3日の旅行に行きました
航空券を買った後にテロが起きたため、悩みましたが最大限気をつけて行くことにしました。
テロ、治安、ストライキについて
イスラエル・ガザ戦争の影響でテロへの緊張が高まっているパリ
最近でも駅やルーブル美術館への爆破予告があったばかりで心配でしたが
テロにもストにも遭わず、無事に旅行を終えました。
テロは過去の傾向やネットの考察を見ると、
パリ在住者がよく行くローカルな地域やユダヤ人地区で起こりやすいように見えたので、そこには行かないようにし、なるべく観光地に行くようにしました
パリは思ったより緊張した雰囲気を感じず、
シャンゼリゼ大通りも警察は見かけませんでした。
治安が良くないという地下鉄やノルド駅を使わなかったせいか治安の悪さも感じませんでした。
残念だったのは工事?のせいなのかオペラ座には
入れなかったことくらい。
バスやトラムを活用すべし
治安が悪くスリ被害が多いという悪名高い、パリの地下鉄
地下鉄内は暗めで、広くて階段も多く
注意しないといけないため、地下鉄を使うだけで神経が消耗しました
バスやトラムは
なのでバス、トラムの活用がおすすめです。
Google mapを使えば、そんなに難しくないと感じました
チケット券売機が近くにない場合があるので要注意です。
私は1日券を買っていて、1日券は地下鉄バストラム共通なので気にしなくて済みました。
Day1 シャンゼリゼ→モンマルトル
チューリッヒからTGVで4時間かけてパリのリヨン駅へ到着
リヨン駅はつい最近爆破予告があったばかりなのに早めに脱出し、シャンゼリゼ大通りへ
今回の母のパリの目的の一つである
「イスパハン」という薔薇とライチのフレーバーのマカロンケーキを食べにラデュレ本店へ。
ランチをすぐに食べるのに、テイクアウトで買ったイスパハンを我慢しきれず、その辺のベンチで手づかみで食べる原始人親子が出現。
薔薇が香る味で、夫は化粧品食べてるみたいという感想。
私と母はお花の味が好きなので大好きです!
ランチは美味しいとるるぶや雑誌で昔から評判なステーキ屋「Le Relais de l'Entrecôte」へ。
どうしても食べたかったので、40分くらい並ぶ。
ランチはメニューがステーキの1種類しかないので、オーダーは焼き方と飲み物とデザートだけという独特なお店。
ステーキに山盛りポテトフライ。
それが無くなると、もう1回おかわりをもってきてくれます
ステーキのソースが特に人気で「美味しいソース」っていう名前らしい。
みんながソースを研究してるけど、本家には及ばないんだとか(※)
ソースは独特な味で食べ始めは
不思議な味?
と思いましたがそのうちやみつきに…!
これは並んでもまた来たい美味しさ
ここでしか食べられない特別感もあったのかも?
ソースは鳥レバーは材料の1つと噂されてるけど
特に臭みは気にならなかった
レバーパテが好きな人ならもっと美味しく食べられそう。
訪れたお客さんみんながあのやみつきな感覚になるらしい。笑
コーラも頼み、1人6000円くらい
さすがパリ、お高い。
でもスイスの物価に比べたら大したことない。
あとからそのレシピを調べてみると、色んな人がレシピを研究していた
レシピの一例はこんなかんじ。
味のイメージはつくでしょうか?
材料
鳥レバー 1つ
エシャロット 1つ
バター 20g
生クリーム 10ml
フレッシュなタイム、テラゴン、パセリ
マスタード テーブルスプーン1杯
水 3カップ
さて、そのあとはシャンゼリゼ通りを散策し
地下鉄でモンマルトルの丘へ
シャンゼリゼ大通りやトゥイリュリー庭園は
一部工事してて昔ほど綺麗に見えなかったような…?
地下鉄は階段が多く、雰囲気も悪く
1回乗っただけでもう満足。
モンマルトルに着いたら
サクレクール寺院を目指して坂道を登りました
絵の模写やオブジェなどアートを感じるアイテムを売る店が多く、
テルトル広場には画家がやはりたくさんいました
可愛いカフェも多かったですが、
適当に入ったカフェでクレープを食べたら日本のホームセンターのクレープみたいでハズレ感があった
観光地では微妙な店も多いので、下調べしてレストランやカフェに入るのがおすすめ。
パリ1日目はテロ対策で念のため18時にはホテルへ。
モノプリというパリの大手スーパーで夜食を探しに行く。
母の大好きなローズ&ライチ味とパッションフルーツ味のヨーグルトを発見
すでにローズ味に魅了されるパリ旅。
ローズ味ってドイツやスイス、イタリアで見かけなかったけどフランス以外でどこの国にあるんだろう。
Day2 オペラ→サンジェルマンデプレ
2日目は土砂降りのパリ。
足元がぐちゃぐちゃになる中、オペラ駅付近の
1日限定200個のバゲットが大人気のビストロ「Le Petit Vendôme(ラ プティ ヴンドーム)」でバゲットサンドを食べに行きました
めちゃくちゃ美味しかった
注文の仕方がよくわからなかったけど、チーズとハムを具材にしたバゲットに決めた。チーズの種類を聞かれたので、
「1番定番のチーズで!」
と言ったらcomteというチーズになりました
ハード系のチーズでメニューの1番上の1番安いチーズでした
パリはさすがにバゲットおいしすぎる
2日目はレストランや美術館は予約すべきだと痛感。パリは観光客が多い。
行きたかったオルセー美術館、オランジュリー美術館、美味しいクロワッサンで有名な「セドリック・グロレ・オペラ」美味しいと評判の「ブイヨン・シャルティエ」というビストロ(このビストロは予約不可)、
全て土砂降りの中でも長蛇の列で40分以上待ちのため、諦めました😭
というわけでお昼はサンジェルマンデプレ地区の美味しそうなガレット屋さん「Crêperie des Canettes」へ
日本で食べるガレットより美味しかった!
母は「蕎麦粉の匂いがする〜」と言っておりました笑
クレープは日本でも食べれそうなお味
雨が酷すぎたので2日目は急遽買い物dayに
シティファルマというドラッグストアと
ボンマルシェというパリで1番老舗のデパートに行きました
全女子はシティファルマに本当に行ったほうがいいです。
フランスコスメのアベンヌ、ラロッシュポゼ、ニュクス、ビオデルマなど日本で買うより本当に安く、日本未発売のアイテムもたくさん!!
店が人でいっぱいで熱気で暑かった
ニュクスの小さいサイズのオイルを12ユーロ
ニュクスのリップ2本入りを4ユーロとかで買えました
大興奮で飛行機の液体の制限なければもっと買いたかった。
最近泥パックにハマっており、シティファルマにいろんな泥パックが安く売っており気になりましたが重そうなのでやめちゃいました。
泥パック、日本ではあまり種類がない。
次は近くのボンマルシェへ
ボンマルシェは内装が美しく
「眠りから覚めてここにいたら、天国かと思っちゃうかも💍」と母はぼんやり言ってました
デパートとは思えないくらい美しくキラキラしていました
今回のボンマルシェのお目当ては本館とは別館の食品売り場。
広くて迷ったので店員さんに聞きました
食品売り場はとっても広く色んなものが売っていて、生音楽が演奏されてて楽しい場所でした
母が探していたどこにあるんじゃいと思ってた薔薇のクッキーや日本ではなかなか買えない「ジャムの妖精 クリスチャン フェルベール」のジャムを見つけました
実はこのジャムは今回の旅の目的の一つでした
ピンクグレープフルーツと薔薇とラズベリー味を1瓶2500円で購入(またもや薔薇)
夜はたまたま話しかけてくれたパリ在住の日本人男性が教えてくれた美味しいというビストロの「Le Rousseau」へ
エスカルゴ 6個で9ユーロ、
オニオングラタンスープ9ユーロ、
ブフブルギニョン(牛肉の赤ワインの煮込み)20ユーロを頼みました
超お決まりのフランス料理にわくわく。
エスカルゴはエスカルゴバター(バジル、にんにく、バターを混ぜたもの)がしっかり効かせた、さざえみたいなかんじ
オニオングラタンスープは出汁がないせいかたまねぎと油のスープ。
塩胡椒をたくさん入れたらとても美味しくなった。
ブフブルギニョンはお肉がほろほろ
こちらも塩胡椒をたくさん入れたらとても美味しく食べられました。笑
Day3 シャンゼリゼ→オペラ→シャルルドゴール空港
オペラ駅からロワシーバスで空港に向かうこともあり、ランチは2日目に行ったビストロ「ラ プティ ヴンドーム」。
このお店お昼は混むらしく、2日目に実は予約をしていました
ランチの前にロクシタンとピエールエルメのコラボカフェでお貴族な朝食
2人で4250円。
ベンチじゃなくてカフェで食べるイスパハンやパンオショコラはとても美味しかった
ランチのビストロはフランスらしく隣のテーブルと肘が触れ合うほどのぎゅうぎゅう加減。
これは期待していいよね??
フランス料理は私には「なにかが足りない」と思わせる味。というか素材の味を活かすエレガントな料理なのかな。良い感じに言ってみる。
ランチのあとはロワシーバスで空港へ。
電車のが1000円くらい安いから迷ったけど急な遅延が不安だったのと、荷物が多かったのでバスで正解でした。
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