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御教え

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金光大神(こんこうだいじん、金光教の教祖)の御教えを,毎日頂きます。
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2021年6月の記事一覧

参詣してご神徳をいただいておき

参詣してご神徳をいただいておき

まめな時くり合わして参詣してご神徳をいただいておき、病苦災難の時には、天地金乃神、金光大神様の手続きをもって願い、直々に聞いてもらうようになければ、信心は間に合わん。

どこでも一心に頼みなさい。神様は直におかげをくださるのである。

 金光教教典
 384頁
 山本定次郎の伝え
 40

おはようございます。

いざという時はもちろん、平時に、人間関係・経済・健康の上におかげを頂かねばいけません

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口に入れれば舌がよく善悪を分けてくださる

口に入れれば舌がよく善悪を分けてくださる

まめな時、食べ物のために体が丈夫であるのに、病気にかかると、何を食えば悪い、何を食えば毒になると言うて恐れる人がだんだんあるが、

常に信心しており神徳を受けて、何々を食えばよろしいということを神霊より知らしてもらい、日々、時々、いただくようにおかげをこうむると、少しの物でも体の丈夫がつく。口に入れれば舌がよく善悪を分けてくださる。

 金光教教典
 384頁
 山本定次郎の伝え
 40

おはよ

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わが体は天地の親神のお守りくださるので自由に働きができる

わが体は天地の親神のお守りくださるので自由に働きができる

まめな人は、わが身はわが自由であると言うておる人もあるが、わが身がわが自由にならんことがある。

夜寝た時、おぼえず知らず息をだれがさしてくださるか。子供を一人寝さしておくのに、さしつかえはない。これ、わが体は天地の親神のお守りくださるので自由に働きができるのである。

真にありがたしと思わねばならんてやなあ。

 金光教教典
 384頁
 山本定次郎の伝え
 40

おはようございます。

神様

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この六つの物がまめにあるからおかげ

この六つの物がまめにあるからおかげ

六根の祓にもあるごとく、目耳鼻口身意(こころ)、もろもろの不浄がありても、この六つの物がまめにあるからおかげであると思うて信心しなさい。

 金光教教典
 384頁
 山本定次郎の伝え
 39

おはようございます。

目は不浄の入り口であったりします。耳・鼻・口・身・意(心)も同じです。

先ほど朝ごはんを頂きました。炭水化物を控えるようにとお医者さんから言われていますので、ごはんを通常の半分に

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めいめいに願うて、直々のおかげ

めいめいに願うて、直々のおかげ

めいめいに信心しなさいと言うのは、六根の祓にも、「霊と同体なるがゆえに、なすところの願いとして成就せずということなし」とあるごとく、神様のような心でおれば神様と同体である。

かような心になり、こういう考えで信心しなさい。めいめいに願うて、直々のおかげが受けられます。

 金光教教典
 384頁
 山本定次郎の伝え
 39

おはようございます。

「霊と同体なるがゆえに」とは、天地金乃神様の分け

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木のごとく、きれいな気持ちで

木のごとく、きれいな気持ちで

山の中なれば、木にたとえて話せばよくわかる。あの山の木は何十年、この山の木は三十年四十年五十年生えておるというても、同様の木はない。大小いろいろある。

人間も木のごとく、同じ三十、四十の人でも、同様の財産を持ちておる者ばかりはない。

万事、信心しておかげをこうむり、木のごとく、きれいな気持ちで人に尊ばれるような信心をするのがよろしい。山の木の直いのも、人間の気の直いのも、人がみな、ほめて望むわ

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生まれたる者は死ぬるということあり

生まれたる者は死ぬるということあり

生まれたる者は死ぬるということあり、死ぬるにもいろいろがあり。

百姓の人は、稲麦にたとえて話せばわかる。春、もみを苗代にまき、五十日前後に本田に植えつけ耕作しても、稲は白穂(しらほ)、麦は黒穂(くろほ)になることあり。

それを見て、子供が成長し、縁づき、その本人に子供のできぬうちに死去したのは、白穂黒穂のごとしとあきらめるほかなし。

 金光教教典
 383頁
 山本定次郎の伝え
 38

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一年増しに田畑もよろしくなります

一年増しに田畑もよろしくなります

田畑でも、一様の物ばかりはない。上中下がある。なにほど悪い田畑でも、その田畑へたびたび行きて、肥やしをたくさん入れるように心がけておれば、一年増しに田畑もよろしくなります。

信心もこれと同じこと。家業、仕事をし、信心を怠らぬようにするがよい。

 金光教教典
 382頁
 山本定次郎の伝え
 37

おはようございます。

「とかく信心は地を肥やせ」との御教えがありますが、そのことをおっしゃっ

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年寄りの人を尊ぶのは、神様を敬うのと同じこと

年寄りの人を尊ぶのは、神様を敬うのと同じこと

どこの国でも年寄りの人を尊ぶのは、神様を敬うのと同じことである。

人間は自分の考えで先へ生まれてきたものではない。神様が早くお造りくだされたことは、だれでも知っておるが、早く生まれてきた人ほど国のため家のために働きをたくさんしておる道理であるから、年寄りの人を敬うのである。

 金光教教典
 380頁
 山本定次郎の伝え
 34

おはようございます。

子どもの頃、教会にはおばさんがいました。

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教えつつ楽しむがよろしい

教えつつ楽しむがよろしい

子供を叱るのに、狐が来る、こんこ(狐)が来ると、恐れさして行儀(しつけ)する人もある。このように悪いことを言うて叱らぬようにするがよろしい。

子供の時から、子供の心が丈夫でおるように、体が丈夫になるように、教えつつ楽しむがよろしい。

 金光教教典
 380頁
 山本定次郎の伝え
 32

おはようございます。

狐が来ると恐れさせて育てると、大きくなって狐がトラウマになりかねません。

それよ

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神様のご用を勤めると思うて

神様のご用を勤めると思うて

神様からお造りくださる懐妊中に、考え違うてご無礼をしたり思うたり、(赤子を)捨てるように思う者もあるが、神様からお与えくださるだけは産んで養育するがよろしい。

金は人間の力で調えられるが、子供は天地の親神のおかげでなければ、わが自由にならぬことである。

子を産む者は、神様のご用を勤めると思うて辛抱すれば、これが信心になるわい。

 金光教教典
 379頁
 山本定次郎の伝え
 31

おはよう

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神様からそれ相応のあてがいがある

神様からそれ相応のあてがいがある

氏子、繁盛というて、子供がたくさんおれば国の強みである。

親のところでは心配が多いが、けっして心配せぬがよろしい。神様からそれ相応のあてがいがあるから、生き物にえじき絶えずというて、らくなものじゃ。

 金光教教典
 379頁
 山本定次郎の伝え
 31

おはようございます。

こちらの教会で御用させていただいて26年になります。
御用らしい御用ができておりませんが、教祖様のお祈り、初代教会長

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信心して自由勝手にさしてもらう

信心して自由勝手にさしてもらう

出産の時、洗い物、汚れ物、不浄になる物は、この所自由を免じてくだされと無礼をお断りし、信心して自由勝手にさしてもらうのが、よほど安心ではないか。

 金光教教典
 379頁
 山本定次郎の伝え
 30

おはようございます。

出産の時の洗い物、汚れ物、不浄になる物は、方角をみて捨てていました。

教祖様は、先にお断りをして捨てさせてもらえば安心だとおっしゃいます。

*

先にお断りをするとい

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産子に五香(ごこう)を飲ませず

産子に五香(ごこう)を飲ませず

産子に五香(ごこう)を飲ませず、神酒神水にお洗米を入れていただかせれば、産毒は取りさばきくださる。

 金光教教典
 379頁
 山本定次郎の伝え
 30

おはようございます。

当時、産後に最初に出る澄んだ母乳を、あら乳(あらちち、初乳<しょにゅう>)と言い、毒になるとして捨て、新生児に五香を飲ませる習慣がありました。

五香とは、まくり(海人草)、甘草(かんぞう)、大黄(だいおう)などを

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