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在宅で楽しく仕事するために意識している5つのこと【病まないために】

今回は、会社員からフリーランスに転身して在宅ワークで働く私が、継続して「楽しく」働くために意識していることを振り返ってみました。

長年「働き方」「仕事がつらい」に悩んできましたが、今は「仕事は楽しいもの」だと思えています。

それは働き方を変えたことも理由だけど、それ以上に自分の「考え方」と「行動」を変えたのが大きいのかもしれないな、と自分なりに分析しています。

どうせ働くなら(生きるなら)「楽しく!」がモットー。

とはいえ、スムーズに今に至ったわけではありません。最後には、おまけとして失敗談と教訓エピソードも綴ってみます。

在宅で楽しく仕事を続けるために意識している5つのこと

たくさんありますが、今回は5つピックアップしてみました。

1.クライアント(相手)の目的を考えた行動をとる

仕事の前は、依頼している方の目的を必ず確認しています。相手の「こうしたい!」のゴールを意識した行動をとると、スムーズに進むからです。

例えば「記事執筆の依頼」でも、その目的やゴールが「集客」と「ブランディング」では書く内容が異なります。目的の確認は「自分ができること、できないこと」の判断ができるため、誠実な対応と自分を守ることにもつながるのです。

また、相手が言語化していても「本当にゴールにたどり着くだろうか?」もセットで考えるのも大切です。もし相手が詳しくない分野だと、他に最適な方法があるかもしれません。すると、依頼に対しても他の提案や質問ができます。

こうして依頼目的を考えた行動をとることで、クライアントはゴールが達成できるため、感謝から再びの依頼につながるのです。

お互いにハッピーになるため、楽しく仕事ができます。

2.常に学ぶ姿勢を持つ

仕事でもプライベートでも、学ぶ姿勢を持つのも仕事を楽しむことにつなります。特に個人で仕事をするのなら、ノウハウや情報は自分から動かなければ得られないことが多いため、意識的な勉強や知見のアップデートは欠かせないと感じています。

・本
・YouTube
・セミナー
・コミュニティ

などなど、学びの方法はさまざまです。仕事の現場で受けるフィードバックからも学びが多々あります。

汎用性のある基礎的な情報は本やYouTubeなどオープンな場所、専門性のある方の技術や視点、深い情報は人やコミュニティなどクローズドな場所で学べるなと体感しています。学びたいことに応じて使い分けるといいかもしれません。

私の場合「もう知っている」ではなく「私はまだ、知らないことが多くある」「わかっていないかも」という気持ちで、毎度人や情報、出来事とかかわるようにしてみたのです。

例えば「セミナーの参加」ならば、内容そのものに加えて

・お知らせの方法
・セミナーでの講師の教え方(言い方)
・途中で飽きさせないための工夫
・ワークのタイミング
・質問への回答 

などなど、セミナー自体はもちろん、講師の姿勢や参加者の特徴などから学ぶことが盛りだくさんでした。そこで得た気づきや学びは、イベントの主催者側に立ったときや、クライアントさんのサポートに役立ちます。

このように普段から「学ぶ姿勢」を意識すると、仕事はもちろん、家事や育児、趣味からも学ぶことが増えて「そうか!」「おもしろいなぁ」と日々を新鮮に楽しく過ごせるようになりました。

3.自分と得意&苦手を把握する

自分の得意なこと、苦手なことを把握することも楽しく仕事をこなす秘訣だと感じています。得意なことをすると、スムーズに物事が進み、うまくいきやすくなるからです。

自分の得意は「自分が特にがんばらなくても自然にできてしまうこと」「ついやってしまうこと」などに注目してみるとわかりやすいと思います。

私の場合「新しいことを学ぶこと」「考えること」「教えること」が好きなので、ライターの仕事は楽しく継続できているのでは?と分析しています。ライターの仕事には、クライアントの事業や記事テーマに沿って、都度「調べる・伝える・考える」の要素が含まれているからです。

一方で「数とスピードを求められる仕事」や「0→1を生み出すクリエイティブ性の高い仕事」などは少々苦手です。例えば「短納期で多くの数をこなすタイプの執筆依頼」「デザイン作成ありの資料作成」など。そうした仕事は、量を減らす、引き受けないなどで対策しています。

自分の得意と苦手を把握し、まずは「人に喜ばれる得意なこと(好きなこと)」を意識することで、楽しく仕事を続けられると感じました。

おまけの部分に書きますが、苦手なことまで必要以上に鞭打って「でも、やらなければ」と無理してがんばろうとすると、自己批判やネガティブ感情が強くなり、途中で挫折につながるリスクがあります。

4.人と出会うことを意識する

在宅ワークで仕事をしていると、人に会う機会が少ないため、つい視野が狭くなりがちです。在宅ワークは孤独な仕事でもあるため、1人で悩みすぎる真面目なタイプの方はマイナスな影響も。そのため、人と出会う機会をつくることを意識しています。

私の場合は、コミュニティへの参加やSNSでの人との交流などを活用中です。学びに加えて、人との出会いの機会を増やすことにつながり、楽しく過ごせます。価値観の合う人がいると、それだけで「私もがんばるぞ!」と励みになったり、チャレンジのきっかけになったりとプラスの影響を受けるのです。

人と話すことで視野が広がり「こういうとき、どうしたらいいんだろう……?」と悩んだとき、仕事のヒントや悩みの解決策が見つかります。

また、フリーランスの場合は人の紹介やつながりから仕事が舞い込むパターンも多いため、知り合いが増えることで、そのような機会も多くなります。

5.コミュニケーションはやわらかく丁寧に

在宅ワークだと、ほとんどがテキストでのコミュニケーションです。顔が見えないからこそ、丁寧でやわらかい言葉を使うことが大切だなと感じています。「いつもありがとうございます!」「助かりました」など、プラスの言葉を積極的に使うことで、コミュニケーションがスムーズになります。

実際に私が会社で記事制作のディレクション業務をしていた際、外注するデザイナーさんの言葉遣いがやわらかくて明るい人のほうが、進行もスムーズで、追加の案件相談もしやすくて助かっていました。社内でも、仕事の依頼はその方に集中して評判も上々です。

テキストで感じる「声のかけやすさ」は、継続的な仕事にもつながるのだなぁ……と発見しました。

まとめ|納得感のある生き方ができれば日々は楽しい

会社員からフリーランスに転身し、在宅ワークで働く中で「楽しく」働き続けるために意識している5つのことを紹介しました。

1.クライアントの目的を考えた行動をとる
2.常に学ぶ姿勢を持つ
3.自分の得意&苦手を把握する
4.人と出会うことを意識する
5.コミュニケーションはやわらかく丁寧に

個人で働く過程で、「考え方」と「行動」が変化したから楽しくなったのだと感じています。また、会社員やフリーランスなどの働き方にかかわらず、自分が納得感のある生き方ができれば日々は楽しくなると思います。

多くの在宅ワーカーがいる中で安定して楽しく働き続けるには、継続的な依頼や信頼が大切です。これからも目の前の相手を大切にし、地道にコツコツと行動を積み重ねていこうと思います。

【おまけ・体験談】在宅ワークで病まないための3つの工夫

おまけとして在宅ワークで病まないための個人的な工夫を3つまとめてみました。(プライベートなことも書いている&電子書籍で掲載する内容を一部含むため、有料にしております)

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