「自分のことを取材して、記事にして頂く夢」が叶った話
「自分の経験が誰かの役に立ったらいいな」
そんな思いで、これまでnoteやTwitterを自由に発信していた。ライターのこと、親のこと、子どものこと……。
自分がリアルに体感して、学んだこと。
何者でもない、ただの1人の人間のリアルな体験談が、誰かの背中押したり、勇気をもらうことがあるから。
わたしが、無数のWEB上の経験者の声から、辛いとき、いつも勇気をいただいていたように。
そんなとき、今回その夢の一つが思わぬ形で叶うことになった。
*
数ヶ月前、WEBライターのたかしおさんのインタビュー企画のツイートが目に入った。数名の方に取材して記事にする、といった内容だ。
わたしはそのツイートを見て、即座にたかしおさんへ応募のメールを打っていた。
たかしおさんは、ライターとして幅広く活動されている方。ライティングのほか、編集や取材、ラジオなどをされている、プロの先輩ライターさんである。
また、以前から心に響くエッセイをnoteに執筆されていて、「たかしおさんが書く文章が好きだなぁ……」と発信を見ていた。
▼わたしがたかしおさんの記事で好きな記事(一部)
noteを始めたての頃、たかしおさんの文章を見つけた。わたしにとって、更新を楽しみにしていた、noteの書き手の1人だった。時に深く考えさせられ、時に涙し……スーッと心に響いていた。
きっと繊細で優しい方なんだろうな、とエッセイの文面から伝わってくる。
そんなたかしおさんから、直々に自分を取材していただき、記事に書いてくださるとのことだ。
インタビューや取材記事の執筆経験があるが、自分が取材されたことない。たかしおさんにも会えるし、勉強と経験の絶好のチャンスである。
勇気を出して、「エイヤ!」って応募。
とはいえ、「わたしなんかが、取材をされて語れることがあるのかな……」と応募した後に不安になったが(笑)
その結果、ステキな記事が生まれた。
全て、たかしおさんのおかげだ。
▼今回たかしおさんに書いて頂いた記事
オンライン取材でのたかしおさんの印象は、文章から想像できる繊細で優しいイメージそのままだった。
口下手なわたしでも答えやすく、スムーズにヒアリングしてくださった。過去のこと、ライターになった経緯などを赤裸々に話した。
話しやすい雰囲気で、終始笑顔で優しい。だけど深掘りするところは自然に、しっかりと聞いていて……と、インタビューの仕方も非常に勉強になった。
記事ができるまで、丁寧にヒアリングや確認もされていて、信頼できる方だなと思った。
「さおりさんの経験が誰かのためになるように、良い記事に仕上げますね!」
そんな情熱と、温かさがやり取りからも伝わってきた。
お仕事で書いているわけではないのに、本当に感謝である。ステキなライターさんだな、と同じライターとして、そして人として、学ぶことがたくさんだった。
今回の記事は、たかしおさんのステキな記事と編集のおかげで、ありがたいことにたくさんの方に読んでいただけているようだ。
まさか、自分がインタビューされて、プロのライターさんに記事にして頂けるなんて。
一記事書くって、とても労力がかかる。同じライターだから分かる、あの苦労。取材記事となるとなおさら。なのに、わたしのために貴重な時間を割いて書いてくださったのだ。
「自分の経験が、誰かの役に立てば」
そんなわたしの願いをしっかりと汲み取って。
2年前、うつ状態で泣いて過ごしている、いち田舎の主婦の自分が見たらさぞ驚くことだろう。
人は、何歳からでもチャレンジできる。
今よりも楽しい毎日に、変えることもできる。
自分を諦めず、少しずつでも行動をしていけさえすれば、今回みたいな想像していない出来事だって、起きるのだ。
それって、とても、おもしろい。
そして、これからもどうなるかわからないけど、「次はどんなおもしろい事が起きるかな?」って、ドキドキわくわくしている自分がいる。
生きている自分を楽しめるって、最高だ。
それはわたしだけではなく、あなたにも絶対に起こせること。
次は、あなたの番かもしれない。
わたしの体験や文章を読んでくれた人が、自分を好きになって、わくわくする人が増えたらいいな。
そんな生き方をするライターになりたい。
改めて、今後の目標や想いに気づかされた。
勢いでも、あのとき応募メールを送った自分を褒めてあげたい。こんなにステキな機会と感動を頂いたのだから。
たかしおさん、今回は本当にありがとうございました。
▼たかしおさんのHP