見出し画像

【フリーランス2年目のリアル】2023年をふり返る

年末年始。仕事を納めてホッとし、ゆっくり休息を取るここ数日。せっかくなので、フリーランス2年目の2023年を簡単にふり返ってみたい。

成長と反省が半々な一年

一言で表すと「成長してよかったことと、反省したことが半々な1年」だったなと思う。

仕事においては、ライターを軸に、ときには編集者やディレクターとして複数の企業さまとお仕事をさせていただいた。扶養からも外れ、いろいろとチャレンジ。

充実し、成長できたなと本当にまわりの方には感謝でいっぱいだ。収入も増えて「私、会社に所属しなくてもなんとか大丈夫だな」と、ライター歴5年目になった今、自信にもつながった。

▼派遣社員時代にライターをスタートさせた経緯はこちら

何かが軌道に乗るまでは、ある程度数をこなす時期は必要だ。活躍しているフリーランスの方を観察すると、皆「がむしゃら期」を経ていることが多いと感じる。

やはり、日々の地道な積み重ねが大切なのだろう。学生時代の吹奏楽の練習と似ている。諦めずに継続がポイントなのだなって。

執筆、リサーチ、インタビュー、編集、校正、校閲、入稿……。どの工程も時間と神経を要した。

その反面、自分の未熟な部分や足りないスキルにも直面して落ち込むことも。しかし「今後に活かせるから気づけてよかった」と心底思う

フリーランスになると「自ら学んで気づき、改善していけるか?」が成長のカギだとつくづく感じるからだ。会社とは違い、上司や先輩もいない。だからこそ、何かを伝えてくださる方々には本当に感謝しかない。

また、仕事とは別にnoteやXの発信も細々と続けた。

ディレクション業務で「仕事を依頼する側」も経験したので、「SNSでも仕事を依頼されたい人」は、どういう発信をするといいのか・避けるべきか?が、(主観だけど)なんとなく見えた。

クライアントの方が、ライターさんを探していることも多いので「〇〇の案件に合いそうかも?」という視点で、無意識にSNSを眺めるようになった。それらを少し意識して、自分も投稿したのだ。

おかげで、 noteやX経由からの相談やご依頼も増えた1年でもあった(見つけていただき、お声がけくださった方、本当にありがとうございます!)。

安心して相談や依頼できるよう実績(ポートフォリオ)をまとめるほか、noteのエッセイ(またはX)では、なるべく人柄がわかる内容を意識している。結果として「自分の想いや考えを書いていたから」「感覚があいそうだったから」などと依頼時におっしゃっていただけることが多かったなと思う(ありがとうございます)。

そのような感じで、今はとにかく行動の時期だ、と「私にしては」休みなく走り続けた。夢中になれたので、特別がんばっている感じはなかったのだろうなと、今になって思う。

体調を崩すことが増え、働き方を見直さざるを得なくなった

ただ、昨年の次男の産後から突っ走った反動からか、今年は体調を崩すことが増えてしまった。

我が子たち(1歳と6歳)の突然の発熱も追い打ちで、諸々と追い込まれることも多々。「間に合うかな……」と毎日焦りや不安がつきまとう。納品物の質を落とすわけにはいかない、というプレッシャーが常にあった。

幸い、納期やスケジュールが調整できる案件を選んでいたこともあり、まわりの方のおかげで乗りきれた。

「そういえば、今年は本厄だったなぁ……」と、熱に浮かされぼうっと天井を見つめながら実感した日や、ベッドで執筆(音声入力)や推敲する日も。

体調のことや、今後ぼんやりどうなっていきたいのか?を分析していくと「方向性や働き方を見直す時期だな」と感じた。

収入は増えても、健康を害しては元も子もない。あらためて痛感した。

2024年に意識すること

ズバリ、体調面を考慮した働き方だ。

多少収入が下がっても、無理しないこと。もともと、困っている人をみると助けたくなる性格。いただいた相談や依頼をなるべく請けがちなところを、ときには「勇気を持って断る、選ぶ」も意識したい。

正直、このハードルが高くて日々悩むフリーランスの方も多いのでは?と感じる。収入面と心理面から。

そのようなときは、「私が断れば、その分必要な誰かに案件がいくだけ」と考えるようにした。むしろ、ケースによっては自分が退いたほうがクライアントの方にもよい影響があるかもしれない、という視点を持つと気がラクになった。正直、私の代わりはいくらでもいる。

何事も「ベストな方向で進んでいく」の前提で過ごすようにしようと思う。もっと、自分の人生を信頼していいのかもしれない。

私も、あなたも。

その分、依頼くださった方に対して、自分にできる部分は全力取り組みたいなと思う。結果として、それがまわりや自分のためにもなるからだ。

これからチャレンジすること

これから新たにチャレンジしたいことは以下。

  • しっかり働き、しっかり休む

  • 音声配信(動画配信)

  • kindle出版(ストーリーテリング講座にて、現在構成を作成中)

特に来年は「話して伝える」をやってみたい。仕事ではないけど、音声配信や動画などで、エッセイで綴っているような内容を話して伝えてみたいなと。

そう思ったのは、作家の末吉宏臣さんがきっかけだ。末吉さんは、出版プロデューサーや作家としての実績もありながら、コンサルティングにて適職とは別の「人の使命(天命)」を見つけるのも得意な方。今年の初めに末吉さんのnoteやエッセイに出会い、よい意味で刺激を受けた。

▼読むと「人生が変わってしまう」noteは以下

それ以降、末吉さんのセッションなどで何度か対話して得たヒントが「話して伝える」だった。「話すこと、実は好きなのでは?」とも。思い当たることもあり、納得しつつ心はザワザワ(笑)また、占星術的にも「言語表現」そして「トーク(カウンセリング、コンサルティングなど)」「さまざまな知見を伝える」が、(自分の)使命のキーワードだった。

しかし、自分には無理・やってはいけない、と逃げていたのも「話す」だった。「話せない」から「書いて」伝えていたのになーと、落ち着かないこの頃(なお「使命」は、自分が無意識に避けている事項が多いらしい)。

でも「この内容は、文章だけでは読者に真意が伝わりにくいだろうなぁ……」と、モヤモヤしていたことが増えていたのも事実だった(自分の力不足もあるが)。文章だと、ときに意図せぬ方向に伝わるのが非常にもどかしかった。

そのため「『話して伝える』をやってみると、何か変わるのかな?」とも感じている。noteの読者さんと交流するのもいいかもしれない。

いつのまにやら「書くしかできない」と強めの思い込みがあることに気づいたので、ドンと壊したい。これって、自分の可能性を自ら狭めていると気づいたから。

こんなふうに、来年も他者のフィードバックを積極的に受けていきたいと思う。直感で、会いたい人には会うこと・関わることも。自分の頭では辿りつかない発想や突破口が見つかるからだ。

あなたも、何か停滞や壁に直面したときは「他者に聞く」と思わぬ人生のヒントが得られるかもしれません。

▼会いたい人たちに会いに行った話はこちら

最後に「今年も本当にありがとう」

以上、簡単にフリーランス2年目をふり返ってみました。

引き続きライター業をしながら、新しいことにも怖がりながらもチャレンジしようと思います。どうなるかわかりませんが、見守っていてくださればうれしいです(笑)

最後に、いつも読んでくださる方本当にありがとうございます。

なんとなくここまで読んでくださった方も、心からありがとうございます。

私にも、あなたにも、これから多くの良き出来事が訪れますように。

よいお年をお迎えください。

▼フリーランス1年目(2022年)のふり返りはこちら

この記事が参加している募集

仕事について話そう

最後までお読みいただき嬉しいです♪ありがとうございます!これからも心を込めて執筆していきます。