見出し画像

10月に入り、会社では来年3月までの下期がスタートした。昨日、上司と4月から9月までの振り返りを行った。わたしが働く会社はミッショングレード制を取り入れている。

ミッショングレード(役割等級制)とは、キャリアや年齢に関わらず、企業に割り振られた役割(ミッション)の大きさとその成果によって等級や報酬が決定される制度。

業績や行動プロセスを点数化し、その合計点数をもとに査定にかけられ、10数段階に分かれたグレードに割り振られる。グレードによって会社からの期待役割と給与が決まる。

振り返りの1時間、半年間の行動を現すプロセス数字と向き合うことになる。なぜ、目標数字にいかなかったのか、どんな取組みをしたのか。課題は何か。

わたしの半年間はどうだったか。仕事で求められる数字を追っていたのか。正直追っていなかった。仕事への気持ちが半分、新しい生活体制を整えることへ半分。東京から転居し、コロナ在宅となり家庭保育となり、業務自走体制となり、旦那とダブル在宅ワークとなり、家事育児仕事のストレスから怒りをコントロールできなくなりアンガーマネジメント資格をとったことが懐かしい。

去年から厳しいわたしの業績。低査定を連続することで、グレードが下がる仕組みになっている。今回は下がるだろうとの話し。わかっていた。覚悟もしていた。期待される役割に応えきれていない自分が苦しく、グレードを下げたいと上司に伝えたこともあった。しかし、昨日の自分を超えることを応援する会社。上司に励まされ、まだ見ぬ自分の能力に期待し、新しい生活環境で高い生産性を生み出すことにチャレンジしよう、となっていた。書面ではそうなっていたが、わたしの気持ち、行動がそうなっていなかった。グレードが下がると聞いて、涙が出た。なんで涙が出るんだろう。なんの涙なんだろう。

わたし悔しいのかな。できなかった自分が悔しくて。それはある。がんばった、でも成果でなくて出来なかった結果を突き付けらた。もっと考えた。わたしのカラダはなぜ涙を流しているのか。それは今の自分には重いなと感じていたグレードから解放された安堵の涙でもあった。グレードを下げたいと言ったけど、結局チャレンジしよう!となり、取り組んだこの半年間、よくがんばった。これからは会社のグレードという重りを軽くして、会社の外の生活とのバランスをとっていこう。会社からの期待役割は下がるけど、わたしには会社の外にもやりたいことが沢山ある。またまた肩の荷がスーッと軽くなった気がして、ホッとした涙でもあった。

キャリアアップって、会社での役割や給与だけではないと思う。自分の役割をいろんなところで果たす。会社の中だけじゃなく、家族生活、子供と向き合う中、いろんな場所でチャレンジしてみることもキャリアアップだ。むしろキャリアアップしなくていい。それぞれの場所でそれぞれの役割を体験することが、わたしの人生の支えとなり、彩りとなる。

そして、わたしには人生のミッションがある。10年前にコヴィー研修を受けて辿り着いた人生のミッション。

がんばる人を応援したい。

わたしがミッションに取り組む場所は会社だけではない。がんばる誰かの応援になったいいなと思いnoteを書く。そしてnoteを書くことが、わたしの応援にもなっている。

思い溢れツラツラと書きました。読んでいただきありがとうございました。

今日という日に感謝!!






この記事が参加している募集

読んでいただきありがとうございます。 noteで出会えた奇跡に感謝します✨ サポートいただけましたら楽しい寄り道に使います。