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聖域による自己防衛|自分だけの時間を見つける

先日、同僚が仕事のプレッシャーに追い込まれてしまい、メンタル的に破綻しかける状態にまで陥っていました。会話の受け答えにも動揺が見られ、表情にも覇気がなく不安げな様子なのです。

幸い、完全にメンタルが崩壊する直前に僕も含めた周囲に相談をしてくれて、近いうちに仕事の役割分担を見直すことも計画し、ギリギリで難を逃れた状態です。いやはや、心配していたので本当に良かったです。

これを機に「プレッシャーとメンタル」について、僕も考え直すきっかけになりました。同僚からも「普段どうやってプレッシャーと向き合っているのか」と聞かれ、あらためて振り返っているのです。

仕事や人生設計において危機感や切迫感を感じてしまう時は、寝ても覚めてもそのことが頭から離れなくなってしまいます。僕もここのところ、夢のなかでも仕事で取り組んでいるシステムの画面が出てきてしまう有様です。

この様に、社会人は日々プレッシャーに晒されながら生きていかなければいけない現実があります。そのプレッシャーを乗り越えるためのスキルも必要ですが、それに耐えうるメンタルも同じくらい必要になってくるのは当然です。

そこで必要になってくるのが、こういったプレッシャーから一時的に逃れることができる、自分にとっての「聖域」を見つけることだと思います。

それがサウナだという人もいれば、登山だという人もいます。ジョギングだという人もいれば筋トレだという人もいるでしょう。

これらに共通しているのは、外界から遮断された環境に一時的に身をおくことで無心になれるのが特徴です。サウナにおいてはスマホも手放すことになるので、現代の情報にまみれた社会から距離を置くことが可能です。

情報も過剰でプレッシャーも凄まじい世の中では、様々な方法で自分の時間を確保し、メンタルを健やかに保つ必要があるのでしょう。

だからと言って、無理にサウナに行ったり登山をしたり、運動を頑張る必要があるわけではありません。

読書に没頭することでも音楽に聞き入ることでも、現実から距離を置くことは可能です。時には激辛料理を食べることで日々のストレスを一気に発散するという人だっています。

その瞬間に一時でも良いからプレッシャーから解放される。それがとても大切なのだと思います。

あまり自分を追い込み過ぎないように、自己防衛ができる「聖域」となり得る領域を若いうちから見つけておくことが大切なのでしょう。

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