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【671球目】契約期間満了

派遣という事業においては、お客様の生産動向によって契約期間満了ということがあります。これは致し方ないことであり、その部分がお客様が派遣というサービスを利用する1つのメリットにもなります。
今日はそのお話です。


最近

最近たまに、当社内でもこの契約期間満了になるという報告を受けます。
お客様の生産動向による所になり、私達ではコントロールできない所です。
一般の派遣会社では、働く人に対しても計画期間がありますので、派遣先との契約期間満了=本人との契約期間満了ということもあります。

本人がそれ以上働きたいと言っても、そこでは働くことが出来ません。そして、契約期間があれば、それを超えて雇用されることも出来ません。三陽工業の生産推進グループは正社員ですので、1つの場所で契約期間満了という事象が起きた際には速やかに次の職場の段取りを行う必要があります。

ここ最近発生した契約期間満了においても、速やかに次の段取りを行ってくれていました。働く人からすると死活問題になりますから、営業は必死です。1つ1つの拠点の力がそこでは問われることになります。

理想の形

もし、次の職場が決まらなかったら。
正社員で雇用している生産推進グループの説明をすると、次の職場が決まらないことがリスクだよね、と言われることがあります。もちろん、それを想定しているからこそ、常に新規営業の手を緩めずに多くのお客様との取引を行うべく行動しています。ただ、現実的には、次の職場がすぐに決まらない可能性も0ではありません。その時に、理想的な形が営業拠点の近くに製造拠点があることです。自社の職場で受け入れることです。

次の配属先が1ヶ月後に決まる予定であればその間を自社工場での勤務とします。自社工場は全て自分たちでコントロールが出来ます。もちろんその期間は人員余剰になる可能性もありますが、そこは全体最適を考えると止む無しです。もちろん、その工場においての戦力になることもあります。

製造業×製造派遣業

製造側から見ると、新戦力の候補として生産推進グループがあり、そこから意識が高い人が選抜されて現場に来るという大きなメリットがあります。製造派遣側から見ると、今回の様に、万が一の時の受け皿になります。新規営業で常に、新しい職場を開拓していくという行動を継続しながら、受け皿としての自社工場がある。

まだまだ兵庫県外においては自社工場が少ないですが、今後必ず増やしていきますし増えていきます。必ずと言える根拠は現在の外部環境です。社会問題になってている中小製造業の後継者不足と現場人材不足。ここが解消するまでに、少なくとも10年は必要だと考えています。それを踏まえた上で三陽工業の自社工場が増える、生産推進グループ社員の活躍する場が増える、その為に思考と行動を重ねていきますから、必ずそうなります。

チャンス

自社工場が増えることによって大きなチャンスも出てきます。
以前から公言をしていますが、自社工場を安定運営できる社長の年収は1000万円です。生産推進グループからでもこのチャンスはあります。様々な力量は必要になって来ますが、今は無くても学べば良いだけです。そのチャンスを掴みたい人を増やしていく必要もあります。

最近では、自身で会社を買って経営者になる人もいます。それはそれで面白そうですが、財務面でのリスクを全て自身で負う必要が出てきます。そこのリスクは大きいですからね。三陽工業の子会社であれば、そのリスクはなくなります。経営をする上で、そのリスクがないというのはとてつもなく大きなことだ思いますし、安心して本業に打ち込むことが出来ます。

1歩ずつ着実に前に進んでいます。理想に向かって、着実にです。どこかでスピードを上げたいと考えています。もちろん万全な準備をした上で。理想の未来をイメージしながらシンカしていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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