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【668球目】弱点

会社の強みをアウトプットすることは数多くあります。
製造業×製造派遣業を行っていることや、TikTokやYouTubeを中心とした情報発信、生産推進グループ、M&Aに代表されるやったことがないことをやってみようという思考と行動。

では、弱みは??
というと、なかなかそれを発信する機会はありません。
今日はそんなお話です。


組織としての未熟さ

三陽工業は2016年に生産推進グループが出来てから急激に成長した会社です。管理部門においては2018年からスタートしたと言っても良いくらい、最近出来た組織です。

営業は7年、管理は5年の歴史です。期間としては非常に短く、まだまだ未熟な所が数多くあります。それがゆえに人に頼っている部分も多いです。
組織として動く。誰がやっても同じ様な思考と行動を取ることができるようになる。そんなあるべき姿を想像しながら仕事を進めています。仕事が属人化しない、どの人がどの仕事をやったとしても一定の成果を上げることができる、そんな仕組・組織を整えていく必要があります。

目指すべき所

リッツカールトンやオリエンタルランドの話をすることがあります。この2つはサービス業です。製造派遣という事業は人材サービス業という事業領域にありますので、サービス業としての分類になります。このリッツカールトンとオリエンタルランドの共通点は、徹底的なマニュアル化です。どういった状況の際には、どういう対応を取るのか、徹底的にマニュアル化された上に、個人の裁量が乗って来ます。

ここも三陽工業が目指すべき所で、現在不足している点、いわゆる弱点だと考えています。三陽スタンダードがあります。非常に自由度が高いものです。これを理解して思考と行動に落とし込むだけでも、正しい思考と行動に繋がっていきます。それだけだと不足していると感じたので、今期は三陽ルールブックの製作に取り組みました。既にほぼ完成をしています。

そこよりももっと深く突っ込んだマニュアルが必要だと感じています。その徹底したマニュアルの上に個人の裁量が乗ってくると、業務は標準化されて安定した品質を担保することが出来ます。

仕組みの不足

組織としての未熟さにも通ずる所がありますが、仕組みがまだまだ足りていません。何かを実施していくときの仕組み。人が異なるとやり方が異なってはいけません。誰がやっても一定の水準を保つことができる仕組みが必要になってきます。

その仕組みづくりの1つがマニュアル化なのでしょう。多大な工数はかかってきますが、取り組むべき1つの課題だと認識をしています。

同時に、研修の仕組みも必要だと考えています。現状ではその人の成長意欲によって成長度合いが異なって来ます。それを仕組みの中で人が成長していく形に変えていく必要があります。そうすることによって、三陽工業に入ったから成長することが出来たと言える人が増えてくるはずです。ここについては、現在人事制度の再構築という形で取り組みを行っています。各ステージで求められる思考や行動もこれによりさらに明確になって来ます。

弱点の改善

細かな所はまだまだありますが、こういった大きな弱点に関しては現在それを改善すべく動いている部分もあります。

大手企業であれば仕組みが整っていて当然だと思います。三陽工業はまだまだ未熟な企業です。売上も利益も、この数年で伸びて来た企業です。
数多くの弱点があります。課題があります。改善点があります。

それが全て伸びしろです。これらの伸びしろが伸びていくと、もっともっと強い企業になることができます。そして、その伸びしろを伸ばしていくことが私達の課題であり責任であります。

人が成長できる環境を創っていくこと。
多くの人がその環境に入って成長していくこと。
成長した人が仲間を増やしていくこと。
1人でも多くの人が笑顔と元気になっていくこと。
その笑顔と元気を製造現場に提供していくこと。
そして、日本の製造現場を元気にしていくこと。

三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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