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【643球目】ライトなファン

ファンを創る。
そして、ファンであり続けてもらう。そんなことを最近よく考えています。
ですので、今日はそんなお話です。



スポーツコンテンツ

プロ野球やJリーグ、バイクレースでも同じことが言えますが、いかにファンを増やしていくのかは常に課題になっていることの1つです。昔、ヴィッセル神戸の人から聞いたことがあります。Jリーグが観客動員の減少に直面していた時、とにかくスタジアムに足を運んでもらう為に様々な事にチャレンジをしました。ついでにサッカーを見てもらうくらいの感覚で、子供向けのイベントを行なったり、サッカーとは全く関係ないことでのイベントを行うことによってファンを増やしていこうとしていました。

これは正しい思考だと思います。まずはスタジアムに足を運んでもらうこと。ここをゴールに設定して思考していく。もちろん、そのゴールに到達すれば次の瞬間スタートが始まり次のゴールへと向かっていきます。

野球でも同じ様なことがありました。横浜を本拠地とするベイスターズは以前はファンが少ない球団の1つでした。そんなチームの親会社が変わり、様々な手を打つことによってファンが増加していきました。

野球で言うとパリーグはその典型ですね。何十年も前のパリーグは本当にファンが少ないリーグでした。球場のスタンドで麻雀をしていたりボール遊びをしている動画をYouTubeで見たことがあります。それくらいファンが少なかったパリーグは今ではとても多くの人から愛されているチームの集まりとなっています。コアなファンが急に増えてくれればそれほど良いことはありませんが、そんなに上手くはいきません。興味が無い人に興味を持ってもらい、まずはライトなファンになってもらう。ライトなファンから少しずつコアなファンが生まれてくる。そんな流れになってきます。

三陽工業では

三陽工業に置き換えるとどうなのか。
三陽工業に入社する時点では少なくとも、興味を持ってもらっているはずです。もちろん人によっての個人差はあります。そんな中で、まずはライトなファンになってもらう。何かを押し付けることはもちろん不必要ですが、今三陽工業でやっていることや目指していることを理解してもらう。

三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。これを理解してもらう。いきなりこれでは話が大きすぎるので、理解できるまで分解していく。

日本の製造現場を元気にする
➡そこで働く人達に元気に笑顔になってもらう
➡そこで働く人達を豊かにしていく
➡その為に仲間を増やしていく

この前のZADANでも話になりましたが、では仲間を増やしていくことによって、働く人1人1人にどういう影響が起きるのか?仲間を増やすという事は仲間が辞めない、辞めにくい状況になります。それは退社率が低いというお客様に対しての価値に繋がっていきます。辞めないからこそ、長期での仕事の中で改善提案や効率化も考えたり提案したりすることができます。

その結果、お客様に価値を感じて頂いているので、より高い単価での取引も
可能になってきます。単価が高くなってくれば、会社としての原資が出来る訳ですから、その分給与や賞与へと還元することが出来る様になります。働く社員1人1人にとっては、仲間を増やすことが自身の給与や賞与を増やしていくことに繋がっていくのです。

考え方

給与や賞与よりも働く環境がという人もいるでしょう。
考え方は人それぞれです。働く環境においても同じことが言えます。その企業に対して、三陽工業の仲間が増えていくことは、何かを提案する力が増していくことに繋がっていきます。5人の仲間が働いている企業と50人の仲間が働いている企業。どちらが提案が通りやすいかと言えば一目瞭然ですね。

働く環境を良くしていく為にも仲間を増やすということは効果的になって来ます。私は三陽工業を強くて優しい会社にしていきたいと考えています。金銭的な部分についても働く環境においても、それぞれに優しくなれる会社になる為に、まだまだ強くなる必要があります。その為に、試行錯誤を繰り返していますし、これからも継続していきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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