【46球目】ダイバーシティ
三陽工業が誇るTikToker「取締役 小杉義明」の18番、ダイバーシティについて今日は書きます。
(⇩小杉取締役については、こちらを参照)
小杉さんに、後で感想を聞いておきます。
ダイバーシティとは
経済産業省のホームページには、こう記載されています。
ダイバーシティ経営とは、
多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供する事で、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営、と定義しています。
多様な人材とは、性別、年齢、人種や国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などの多様性だけではなく、キャリアや経験、働き方などの多様性も含みます。
イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営とは、組織内の個々の人材がその特性を活かし、生き生きと働くことのできる環境を整えることによって、自由な発想が生まれ、生産性を向上し、自社の競争力強化につながる、といった一連の流れを生み出しうる経営のことです。
ぼやっとイメージはつきますかね?
では、この考え方について、私自身がどう考えているのか。
そして、三陽工業でどう実践しているのかについて書いていきます。
私とダイバーシティ
元々、野球部です。
THE 野球部の考え方をしていました。
昭和52年、1977年生まれの43才です。
きっと、この世代より上の体育会系は、ダイバーシティとは最も遠い所からのスタートだと思っています。
高校の凝り固まった考えは、大学での野球生活で変化していきました。
社会人になって最初の会社では、数字が人格です。
しかし、その考え方は、その次に入社した名古屋の会社で変化していきました。
もちろん、数字の重要性は、今でも根っこにはあります。
そして、三陽工業に入社してから。
自分自身のこうやりたい、こうあるべきだ。
そんな思いを強く持っていました。
そして、そんな仲間を求めていた。
熱量、熱さは今でも大切にしています。
ただ、5年くらい前はきっと、もっと熱かった。
いや、熱苦しかった。
そんな状況の中で、ある一般社員が当時専務の私に言った一言、
専務、熱すぎます。
まじかっ!!Σ(・□・;)
きっと本当に熱すぎたんです。
大切なのは、自分自身が熱いことではなく、相手にいかにその熱量を伝えるか。
熱くなる時と、そうでない時のメリハリは大切にしています。
こうしてみると、私の変化は常に誰かに救われてきています。
ありがたいことです。
そんな変化を繰り返しながら、社長という役職に捉われず1人の人間としてひとりひとりと向き合う、そんな経営者になるために行動しています。
三陽工業のダイバーシティ
経営者として常に、
今日が最強のメンバーで、最大のパフォーマンスが発揮できている
こう考えています。
誰かの何かが足りないとか、欠けているとか、そうではなく、今日が最強なんです。
そして、明日はもっと強くなります。明後日はもっともっと。
そういう考えを持ちながら、最も三陽工業がダイバーシティであることを体現してくれているのが、冒頭の小杉取締役ではないでしょうか。
TikTokを毎日撮影していて、広報の社員から「あーだこーだ」と言われて、それを素直に受け止めて、最大のパフォーマンスを発揮してくれる。
ダイバーシティですよね。
障がい者雇用にも力を入れており、現在、20名の障がい者の社員が活躍してくれています。
新卒社員も中途社員も18才から78才までの人が今現在、三陽工業で活躍をしてくれています。
昨日の自分よりも少しでもシンカする、成長する気持ちを持って仕事に取り組んでくれています。
退職者が出る場合もありますが、その際には拠点のみならず、本社からもアプローチを行い、その真の原因を突き止め、明日へ生かそうとしてくれています。
今の自分が未熟なのであれば、それを素直に受け止め、必要に応じては覚醒するくらいのシンカをする覚悟を持って仕事に向き合ってくれています。
世間はゴールデンウイークやお盆休みであっても、シフト勤務の所では関係なく、仕事を回してくれています。
同じビジョンを共有できる仲間を増やそうと行動してくれています。
人が嫌がるような汚れ仕事をしてくれています。
人の人生を良くしていこうと本気で考えて行動しています。
正しい行動が取れていない時は本気で叱ります。
感情剝き出しにして。
でも、基本は褒めます。
プラスのストロークを出しながら、負のスパイラルを正のスパイラルに転換してくれています。
他責にはせず、自責で物事を考えてくれています。
部署を超えて、誰かが誰かを応援してくれています。
そんな人が、三陽工業には数多く在籍してくれています。
もう、書いていて、ダイバーシティという言葉はどうでもよくなってきました。
三陽工業が三陽工業らしく、シンカしていけば、ダイバーシティ経営は確実に満たすことができる。
それが私の結論です。
本日もありがとうございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!