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鹿島槍天狗尾根遭難の報告書から学び取ったこと(原文)④

学習院大学山岳部 昭和34年卒 右川清夫

結語

①  上層風が西寄りの間は山では吹雪が続いた。この間地上等圧線は北西より南東に走っていた。
②  上層風が北に変わっている間だけ24時間くらい晴れていた。上層風が北に変わった時、地上等圧線はまだ北より南に走り、これより約30時間後、に閉じた移動高となった。
③  上層風が南西に変わって雪となった。これは台湾坊主によるものである。この時、温暖前線性の著しい波状層積雲が押し寄せた。
④  台湾坊主が二つ玉となり、その中間で一時晴れた。
⑤  学習院と専大の遭難は、季節風の最強の時に、起こっている。


1955(昭和30)年12月29日9時(358 気象庁提供)


1955(昭和30)年12月29日21時(359 気象庁提供)


1955(昭和30)年12月30日9時(362 気象庁提供)


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより


故鈴木弘二君撮影の天狗の鼻キャンプの残されたフイルムより

「鹿島槍天狗尾根遭難の報告書から学び取ったこと(原文)③」から

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