ねずみランド！23 September 2015

こんにちは！３度のメシよりBanksyが好きなサノ☆ユタカです。

ずっと秘密で製作と準備がすすめられて、本当に突然発表されたBanksyの巨大な体験型作品パークDismalandの期間限定オープン。

大至急いくべしと、ネットで予約をとったオレはスイスでのCM撮影を終えるとロンドンにむかい東京から来た照明技師のヒガシックス、サマリーのケンスケ、トリバコーヒーのトリバくんと合流。イギリス在住女子と５人でレンジローバーに乗り込み（本当はレンタカー屋に３列シートのディスカバリーを予約したけど間違いでレンジローバーになった）西へ向かった。

ロンドンから約３時間。

Banksyの地元ブリストルの近くの海辺の街WESTON SUPER MAREの海岸沿いの遊園地跡が巨大なBanksyの悪ふざけ”Dismaland”になっていた。

その作品も面白いのだがブリストルの街で秘密裏にキャスティングされたDismalandの店員たちは全員態度が悪くて最悪でサイコー。

入り口のセキュリティに渡すとチケットは投げ捨てられるし、行列に並ぶ紳士のパーカーのフードに食べかすを投げ入れるし、メリーゴーランドの係員の女子は超無愛想だし。

面白すぎるDismalandをあとにして帰路立ち寄ったHause&WirthギャラリーのSomersetにある別館。

https://www.hauserwirth.com/locations/10068-hauser-wirth-somerset

ここでJenny Holzer展をやっていたのだがここは箱が最高っす。まず気持ちいい場所が最高。建物と周りの植栽との関係もいいっす。そして何よりこのギャラリー内にある熟成肉が売りのレストランのクオリティが最高。街に残るBanksy作品を観にブリストルまでやって来たらランチで肉を食いにぜひ立ち寄るべし。

この前日にはロイヤルアカデミーのアイウェイウェイ展に行った。中国での逮捕投獄からパスポートを取り戻した彼の帰還後初の海外での展覧会だったのだがアイウェイウェイのファックオフ感っていうか転んでもタダでは起きない力が超強烈によかったす。

ハニカムブログの連載が終わってアーカイブを整理していたら、2015年の夏にはじめたブログは一旦100日で終了して12月に再開するまで書いてなかったって判明。ってことで記憶を頼りに今回これを新たに書いて追加した。

ちなみにロンドンではオレとケンスケ、ヒガシックスがまずairbでイーストエンドのいい感じのアパートを借りて後発のトリバくんも同じアパートを予約して合流したのだ。トリバくんから到着の知らせを受け上の階の言われた部屋番号を訪ねると全く知らない奴がいて驚いた。実は俺たちは間違って2キロくらい離れた別のアパートを予約していたというオチ。

旅慣れた風情だが、だいたいいつも失敗が多いのがおっさんです。まじで。