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豊かなのに、なぜか不機嫌な日本人。エンゲージメントについて考える。

今回は

「エンゲージメント」をテーマに書かせていただきます。

◆このnotoは「スキ」な事を仕事にする。

をテーマに実際の人材企業で働く現場体験や気付きを発信していきたいと思います。

私が初めてエンゲージメントに出会ったのは「世界幸福度ランキング」を発見した時、
最新のランキングが発表され日本は62位(2020年度版)

幸福度ランキング上位を見てみると、1位フィンランド、2位デンマーク、3位スイス、と北欧諸国が多く並んでいます。

これだけ豊かで不自由もない国なのに、日本人は幸福度がとても低いの?!

豊かなのに、なぜか不機嫌で仕事をしている日本人

ごきげん♪で仕事をする北欧人


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豊かであれば必ずしも幸せとは限らず

日本の働く環境には課題が多そうだと言う事を知ったのがきっかけです。

▲エンゲージメントとは
▲エンゲージメントが高まると何がいいの?

シチュエーションによってさまざまな意味に解釈されるエンゲージメントは、人事の領域で用いられる場合、従業員が会社に対する

「愛着」「愛社精神」と解釈されますがもっと踏み込んでいうと

個人と会社が一体となり、満足度高く仕事に従事「没頭」している状態のことです。


社員の「幸福度」が上がると創造性・生産性・売り上げが上がる

似た様な概念があったかとおもいます。

「授業員満足度」「モチベーション」

※大辞林 「モチベーション」※

・物事に向かう動機や意欲 

・刺激

・熱意

上記に定義され、人が目標等に向かって行動を起こすにあたっての、内的なエネルギーを指します。

似ている要素は多分にございますが、ここでは会社と従業員との関係性が大きく違うのがポイントです。

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これまでの考えは「縦の関係」もっと踏み込んで言うと逆らえない上下関係、あくまでも会社が上に来て、下に社員、上司によっては心理的安全性が担保されにくい環境


それに対して「エンゲージメント」は「横の関係」

あくまでも対等、パートナーの関係性、共存と言う言葉がふさわしい



エンゲージメントは労働者を支配して働いてもらうという考え方よりも、会社と社員の関係性を婚姻関係と考える。

●エンゲージメントが高い状態=婚姻関係に置いて良好な状態

●会社との絆=信頼関係が高い状態


エンゲージメントが高まると何がいいの?

そもそも、エンゲージメントが注目浴びる背景にはこんな事があげられます。

①終身雇用、年功序列という昭和の高度成長期にあった雇用システム崩壊

②出生率低下からの人材オーナス期

③ワークスタイルの多様化(副業、パラレルワーク、フローランス)

会社に魅力がなければ優秀な人材が旅立っていきます、転職が当たり前の時代ですからね。

エンゲージメントが低い状態では既存社員の離職率が高くなり、新規採用も苦戦しがち結果強固な組織基盤を築けなくなってくる。

(離職率が高いと担当がころころ変わるなど技術が蓄積されない、常に新人を教えなければならないなどの問題を抱えてます。)


エンゲージメントが高まると以下のメリットがある

①離職率の低下

②生産性の向上

③利益向上

いいことだらけ、やらない理由はない。

エンゲージメントを高めるには

会社の中で評価の基準を曖昧にしてませんか?

ブラックボックス化になっている、動機付け要因の特徴を言語化する事が重要です。

労働者×仕事内容

昇格の判断基準
求められるスキルのカテゴリー分析
役職が上がるのかのを言語化。

労働者×自己成長

仕事を通してどうなっていくかの未来予想図を言語化。

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などなど。

ブラックボックス化になっているものを言語化する事で、この会社に存続する意味を見つけてもらえるのではないかと考えてます。


今回はここまで


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