腸内フローラを整える、いわゆる腸活を出来るだけ楽に済ませたい。

おはこんばんわ、SANKAFUNKです。

腸内フローラを整える方法、すなわち腸活についてインターネット検索をしても、野菜を食べろ、運動しろ、このサプリメントを飲め、という内容ばかりで、しかも実際に腸活を行っているライターがほとんどおらず、何の参考にもならない。

というわけで、身を挺してやってみた。

腸活に凝り始めた理由について。

これまで腸活について何も考えずに生活をしていたわけだが、20代頃までは1日2回から3回、毎日快便で過ごしてきた。

周囲の女性、時々男性でも、1週間はお通じが来ないと便秘に悩む話を聞きながら、便秘とは何ぞや？と小首を傾げつつ生きてきた。
彼女・彼らは10代から50代と年齢層も幅広く、物心が付いた頃や十代から便秘と聞き及び、おそらく自分は便秘と無縁のまま死ぬのだろうと安直に考えていた。

それが、どうしたことか。

30代半ばにもなると、お通じが2日から3日に1回となってしまった。

1週間以上出ない人間からしたらなんと贅沢な話か！と思われるだろうが、どうか考えてみて欲しい。これまで1日2回から3回出ていた人間が、出なくなったのである。
最大回数で見積もると、9回分が出なくなったのである。
さらに言うならば、その1回はすべてバナナ型、超健康優良児が日に何回もポコポコと生まれていたわけである。

つまりは地獄だ。

便秘による膨張感、腹痛、倦怠感、頭痛、肌荒れ、湿疹、下腹の謎の出っ張り……あらゆる諸症状を抱えて歩くゾンビのような風体で生活することとなった私は、それからというもの、とにかく楽な腸活の方法を模索してきた。
あまりに体調が悪くなったので、すわ重病かと病院を渡り歩いた結果、血圧が著しく低い以外はオール健康体であったと追記しておく。

ここで、私の生活スタイルを紹介しよう。

・午前8時起床、午前8時45分出社、午後20時退社、午後20時半過ぎ帰宅、午前2時就寝。
・朝食は食べない。昼食はウィダーインゼリー。夕食はテイクアウト。
・時々カップ麺をすする以外の自炊はしない。全くしない。
・勤務先は徒歩圏内の超近距離にも関わらず、通勤はスクーター使用。
・全く運動をしない。そもそも歩かない。遠出は電車、バス、またはスクーター。
・休みの日は大概寝ている。時々旅行。旅先では原則徒歩、疲れたらタクシー。
・野菜と肉をほとんど食べない。魚と少量の野菜中心。スナック菓子は山ほど食べる。
・1日1～3本、発泡酒、チューハイ、ワンカップ酒のどれかを嗜む。
・持病無し。過去に大きな病気や手術経験無し。継続する投薬無し。

明らかに不健康そのものといったところか。
今のところ、健康診断で中性脂肪と悪玉コレステロールは引っかかっていないことだけが救いだろう。長生きはしないと思う。

元々若い頃から食に関心がなく、旅先や出張先でご当地の美味いものを嗜む程度で、それは今も変わらない。家にある調理器具がケトル、菜箸、おたま、小鍋しかない現状でお察しである。何なら食器棚すら無い。冷蔵庫はオモチャのような冷凍庫付き90リットルタイプだ。

こんなズボラの見本市な私だが、今の生活を気に入っているので、可能な限り変えたくない。

だが、腹の調子はどうにかしたい。

そんなこんなで『カンタン、お手軽、面倒くさくない』腸活を志した次第である。努力なんて文字通りくそったれだ。
以下では、腸活の経過とともに便や腹具合の様子を事細かに掲載しているので、苦手な方は読まずにUターン推奨。そのあたりまで詳しく調べておきたいんだよな、という追求型の方はどうぞこのままお進みを。

私の排便ペースと生活スタイルに親近感を覚えた方は参考になるだろうが、1週間から10日以上お通じがない頑固な腸の持ち主であったり、何らかの疾患で投薬による副作用の便秘であったり、医者から便秘の改善方法を提示されているような方には役立たないかもしれない。

詳細は有料だったりする。

ところでnoteでは、Amazonの商品を掲載して、購入されると幾ばくかのマージンをいただく、アフィリエイトプログラムを使うことができる。俗に言う、成功報酬型広告というものだ。

残念ながら、私はAmazonを信用していない。

誤解して欲しくないのだが、Amazonという企業自体は大変気に入っている。そこに出店している数多の業者が、気に入らない上に信用していないのである。

割愛するが、中国90%、アメリカ10%の割合で酷い目に遭った。
昔はネット通販と言えばAmazonというほど依存していたけれど、現在では日本未販売品をしぶしぶ海外から取り寄せる時だけ活用している。

私の腸活は、日本国内で販売している商品が欠かせない。

もちろん「この"爆撃★腸内フローラ★サプリメント"を1ヶ月続けただけでこんなにどっさり！今だけ初月無料！月額1,980円から」というような、製造元が怪しいサプリメント信者ではないのでご安心召されよ。

普通に市販(通販)している商品である。

もちろんAmazonでも取り扱っている。でも、私が実際Amazonで購入していないものをここで紹介して、買った方が酷い目に遭うのは避けたい。
私は自分で選んで購入し、無事に届いた業者しか信用できない。

そういうわけで、この記事で紹介している商品を買っていただいても、私には一銭も入って来ない。いくらズボラな私とは言え、コツコツ積み上げてきた結晶ではあるからして、何らかの収入が欲しい。有り体に言えば家賃を補填したい。

よし、記事自体を有料としよう。そうしよう。出来るだけ楽に腸活を進めたい方は、ぜひ購入して欲しい。

まずは条件と期限を定めよう。

腸活を始めた当初、私はインターネットや書籍で見聞を広めてみた。何事も情報収集がカギだ。しかしながら序盤で申し上げた通り、私の望んだ成果は得られなかった。
仕方ない。世間は情報化社会、そういうこともあろう。

インターネットや書籍で収集した有益そうな情報をまとめてみると、

・水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維のバランスが大事。どちらか片方を摂り過ぎても、下痢や便秘が悪化する。
・食材としては納豆、イモ類、バナナ、ゴボウ、海藻類、こんにゃくなどが便秘に有効である。
・ヨーグルト、ヤクルト、チーズなど、乳酸菌が含まれる乳製品もまた便秘に有効である。
・こまめに、かつ多めに水分補給をする。
・ウォーキングや筋トレを習慣として行う。腹回りを中心としたマッサージでも可。
・便意が無くとも決まった時間で30分間、トイレに座ってみる。

総評、非常に面倒くさい。

これら全てを自分に適用すると、私が前提としている『現在の生活スタイルを崩さない』ことがまず無理である。特に運動と食事制限は耐えられない。どうにかして回避したい。

ひとまず腸活の前提条件として掲げたのは、

・こまめに、かつ多めに水分補給をする。
・風邪を引いた日は腸活のカウントをしない。

これだけだ。

どうだろう、すでに『カンタン、お手軽、面倒くさくない』腸活の一端が見えてきたのではないだろうか。

風邪を引いた日に関しては、私だけかもしれないが、風邪を引くと99.9％で下痢を伴うためだ。根本的な便秘の解決にはなっていない。快便とは、便が水っぽくても、ウサギの糞っぽくても良くないのだ。

そして、次は期限である。

期限と言うと「3ヶ月間で便秘を解消するぞ！」みたく思われるだろう。ではなく、「1種類の腸活をどれくらい続けるか？」の期限である。

人間の体は慣れるものだ。今は良くとも、日々続けていく内に効果が感じられなくなるかもしれない。それでは意味が無い。
だからこそ、いくつかのパターンを設けておくべきだ。この腸活がダメになったらあの腸活、あの腸活がダメになったらこの腸活と、渡り鳥のように逃げ道を作っておきたいのだった。

諸々考えて決めた期限は、

・腸活1種類を30日間続けてみる。

期限を1ヶ月間で括ると、はたして31日間なのか、それとも28日間なのか、月によって曖昧になってしまう。月を跨ごうが跨ぐまいが、ひとまず30日間としておけばキリが良い。

・こまめに、かつ多めに水分補給をする。
・風邪を引いた日は腸活のカウントをしない。
・腸活1種類を30日間続けてみる。

以上で条件と期限は定まった。

水分補給の頻度は人によって必要量が異なるはずだ。

私の場合は200mlのタンブラーを用意し、ウォーターサーバーでキンキンに冷やした真水を、1日最低6杯、最大8杯飲むことにした。つまり、1日当たり1.2リットルから1.6リットルの水を摂取する。

我ながら実にゆるい設定である。
普段から腸活を心がける人は、まず間違いなく白湯一択だろう。

だが私は、経口摂取するものとして、熱い湯も、ぬるい湯も大嫌いだ。

一年中、暑い日も寒い日も、ウォーターサーバーの冷たい水を飲んでいる。

酒は毎日飲むが、あいつらは飲んだ端から出て行くため、水分としてはカウントされない。カウントしている人間は尿路結石に気を付けた方が良い。

準備は整ったので、さっそく腸活を始めよう。