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気になった、あちらのサイエンスニュース【4/18】天の川最大のブラックホール

俺たちはふんいきで科学をやっている。
コーエー信者の私が気になった、海外のサイエンスニュースをクリップしています。



キノコは未来のエネルギー貯蔵の鍵となるかも。

科学者たちは、エネルギーの貯蔵装置の素材として、環境にやさしい炭素ベースのデザインが注目しています。

特に、スーパーキャパシタと呼ばれる電気エネルギー貯蔵装置の素材として、注目されているのがキノコ。
スーパーキャパシタは電池の上位互換的なもので、化学反応によってエネルギーを貯蔵する従来の電池に対し、静電的にエネルギーを貯蔵するため、急速な充放電サイクルが可能であるとされています。
また、鉛などの環境負荷素材を使用していないので、環境にも優しい。

スーパーキャパシタは通常、植物繊維の炭素材料が使用されていますが、それにはまず、植物繊維を適切な大きさに粉砕しなければなりません。
これがキノコであれば、もともと非常に小さな繊維構造を持っているため、そのようなことをする必要がないということ。
ひと手間省けるということですね。

またキノコは、金属や無機塩などの育成環境下の物質を吸収して繊維構造に取り込む傾向があるので、目的に沿った素材として育てることもできます。

キノコが未来のエネルギー社会の礎になるかもしれません。


最も単純な生物にも、皆それぞれの人生があるらしい。

あんたは時間厳守ですか? それとも遅刻魔? 
人によって個性は様々ですが、生物界においても、それが海洋ミミズのような原始的な生物であっても、さまざまな個性とライフスタイルで生活しているようです。

ウィーン大学のセーレン・ヘフカーとクリスティン・テスマー・レイブルは、海洋ミミズの気候変化による行動の変化を調べていたところ、彼らの生活リズムが、個体によりかなりバラつきがあることを発見しました。

あるミミズは毎晩まったく同じ時刻に、規則正しく活動しています。立派な社会人ですね。
その一方で、時々しか活動しない不規則な「カウチポテト」のような個体もいました。働いたら負けというやつです。

しかも頭部の遺伝子活性を系統的に比較したところ、いわゆる体内時計を司る遺伝子は、どの個性の持ち主であっても完璧に機能していました。
どのような生物でも、生まれながらにして「個性」のようなものを持ち合わせている、ということなのでしょうか。


天の川銀河で最大の恒星質量ブラックホールが発見される。なお、上には上がいる模様。

科学者たちは、我々の天の川銀河に、太陽の約33倍の質量を持つ巨大な恒星質量ブラックホールを発見しました。
ガイアBH3と名付けられたこのブラックホール。同じ恒星質量ブラックホールの「はくちょう座X-1」の21倍を上回り、銀河系最強のブラックホールとなりました。

太陽の33倍ってすごいと思いますよね。
でも、上には上がいるようです。

銀河系の中心にある超巨大ブラックホール、いて座Aの質量は、なんと太陽の420万倍(!!!)。
フリーザの戦闘力530,000を聞かされたネイルのような気分になってしまいます。

いて座A「もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんから、ご心配なく…」


注意:ふんいきで書いてます。


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