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【セルフライナーノーツ】deeper deeper
ということでアルバム「deeper deeper deeper」のセルフライナーノーツも最後の曲となりました。
ホームページにて通販もやっているのでよろしくお願いします。
コロナ禍を経て、自分にとってのその時期に味わった絶望も、それを越えていくための描いた希望もなるべく正直に詰めた曲です。
そしてこの曲が自分にとって今のところ最後に書いた曲(現時点での最新の曲)となります。
この曲について
【セルフライナーノーツ】スマイル
アルバムに少しでも興味を持ってもらえたらと思って始めたアルバム「deeper deeper deeper」のセルフライナーノーツですが、いよいよ終盤です。
11曲目に収録されているのはスマイルという曲です。
自分はシンプルなタイトルほど良い曲を書くのが難しいと思っています。
そういう意味ではこの「スマイル」というタイトルはほぼ無理ゲーに挑戦したのと変わりないくらいの難易度です。
それはそう
【セルフライナーノーツ】さわってさわって
若い時は恋愛などの話題に対して拒否反応が先走ってました。
ラブソング?
恋愛なんかにうつつを抜かす暇があったらドレミファに賭けた血で血を洗う音楽修羅の国で前のめりで倒れたらぁ!みたいなマインドでいました。
なんじゃそりゃw
今になって思うけど、恋愛ってとても大切で人を幸せにしてくれますよね。
誰かに見てもらうために輝いたり、好きな笑顔を見るために生き延びたり。
あまりに可能性があり過ぎて
【セルフライナーノーツ】ash
ザ・マスミサイルというとても素敵なBANDがある。
素敵というかしこまった表現よりは「めっちゃいいぜ!BANDって!」みたいな口語的な表現の方が合う5人組です。
ライブバンドの魅力を言葉で説明するのは難しいので、ライブハウスの現場に行ってぜひザ・マスミサイルという塊を体験してほしいです。
そのフロントマンでありボーカルの高木芳基という人物がいます。
音楽を生業にして20年以上の人間はみんな
【セルフライナーノーツ】光の子
一人でも多くの人に新しいアルバムを聴いて欲しいので、セルフライナーノーツを書きます。
アルバムの一曲目、光の子です。
この曲はUESAという二人組ユニットをやっていた時からの曲で今回は改めてハシグチカナデリヤのアレンジに風を入れてもらって収録しました。
実は今回、というよりもハシグチカナデリヤとタッグを組んでから一番の難産でした。
というのも以前からあるユニットでのギターアレンジがかなりか
【セルフライナーノーツ】雨に踊れ
アルバム2曲目は「雨に踊れ」という曲です。
前半後半で展開が違った二部構成なのですが、それぞれの拍を数えるのが一番難しかったです。
感覚で作曲をしているので、それを正確にアレンジャーに伝えるまでに時間がかかって、そこからはトントンと作業が進みました。
ハシグチカナデリヤ曰く今回のベストトラックとのこと。
俺も素晴らしいトラックだと思います。
イントロのギターカッティングリフはとても指が疲
【セルフライナーノーツ】アークソング
これは10年くらい昔からあった歌でいつかレコーディングしたいと思っていたのですが、2020年2月のライブハウスでのクラスター騒ぎ、そしてミュージシャン叩き(というかこれはマスコミが煽っただけと思ってますが)それをきっかけに今、録音するしかないと思いました。
まさにアレンジャーであるハシグチカナデリヤはその渦中の渦の真ん中にいたわけですから。
起きてしまった嫌なことを笑い話にするような気持ちで収
【セルフライナーノーツ】UhとAhの探検隊
今回のアルバムの構想のスタートラインになった曲です。
ここからこのアルバム、そして次のアルバムに繋がるいろんな事を組み立てていきました。
とはいえテーマとしてはすごく単純な歌です。
(そもそもサナダヒデトの歌はだいたいが性と愛と命しか歌ってません。)
UhとAhはずばり「そういう時の声」のつもりで書いたけど、そこから青春や愛ってことに派生して歌詞を書きました。
でも生き物として性というの
【セルフライナーノーツ】サカナ
アルバムは「UhとAhの探検隊」から色っぽい曲が続きます。
和音としてもフレーズとしてもかなり挑戦的なベースリフが印象的です。
Bメロのコード進行も歌詞の世界観を尊重してメロディとコードが音楽的に成立するかの、かなりギリギリのラインで作りました。
どちらもフワフワして危ういというか。
青春や恋というのはフワフワして危ういものなのです。(と筆者は思ってます。)
自分の女性観を見られているよ
【セルフライナーノーツ】好きな人
アルバムの6曲目、セクシーな楽曲は少し休憩して、甘酸っぱい曲です。
おそらく今回のアルバムの中で、ファンの方の中でもっとも人気の高い曲の気がします。
ハシグチカナデリヤと一緒に作品作りをするようになって二枚目のアルバムとなるわけですが、自分がカナデリヤアレンジの何が好きかというと一番はその容赦のなさです。
楽曲のためなら容赦無く楽器隊を休ませるわけです。
もちろんアルバム単位で考えると自然
【セルフライナーノーツ】白夜
白夜のある国では白夜の日は若者たちがお酒を飲んだり恋をして朝まで楽しく外で過ごしたりするらしいですね。
なんせ夜の闇がこないわけですから。
コロナ禍で外でお酒を飲むのがいけないような風潮になりましたが、なんだか納得できることもあれば到底飲み込めないようなこともたくさんあり、外でみんなでワイワイガヤガヤしたいという気持ちを歌にしました。
ラップ部分ではリズム感がいいけど、微妙に韻を踏まないとい
【セルフライナーノーツ】僕のすべて
一つ前の「白夜」に続いてボーイミーツガール的世界観のラブソングが続きます。
(とにかくコロナ禍で若者たちのいろんな機会が奪われないように、たくさん願っていたのです。)
たとえば他人が見ればくだらない恋愛でも本人たちには世界のすべてだったりします。
自分はもう大人なので、そういうことを大切に思える人間でいたいと思って今回のアルバムにはぜひとも収録したかった曲です。
これも二人組のユニット時代
【セルフライナーノーツ】バベル
人間は生まれながらに罪なもの。
これもコロナ禍で誰かが誰かを叩いて、叩かれた人がまた誰かを叩いて、そんな連鎖を見てる中で必ず収録したいと思った曲です。
傲慢ではあるけれど、何かを積み上げていくこと、それ自体には慈悲があってもいいと自分は思っています。
なので歌詞も最後は答えとは言いませんが、出口を設けています。
苦しくとも大切な誰かがそばにいてくれるっていうことはそれだけで救われる時もある
【セルフライナーノーツ】ハーモニカを吹くようにあの娘は笑う
このあたりでアルバムのテーマがはっきりと出てきます。
それは「閉塞感からの脱却」です。
めちゃくちゃ単純にいうと自粛なんてしたくねーよってことです。笑
もちろんそれを大切に思ってる人たちに反対したりはしません。
そんな風に思うのもまた同じ、誰しも心は自由ですから。
でも家に閉じ込められているような感覚を少しでも和らげられないかなというところに今回のアルバムの出発点はありました。
それの