【セルフライナーノーツ】サカナ
アルバムは「UhとAhの探検隊」から色っぽい曲が続きます。
和音としてもフレーズとしてもかなり挑戦的なベースリフが印象的です。
Bメロのコード進行も歌詞の世界観を尊重してメロディとコードが音楽的に成立するかの、かなりギリギリのラインで作りました。
どちらもフワフワして危ういというか。
青春や恋というのはフワフワして危ういものなのです。(と筆者は思ってます。)
自分の女性観を見られているようで恥ずかしいのですが、そういうフワフワした危うさの中を優雅に泳ぐように振る舞う女性がとても素敵だなと思うのです。
そういう感性は紙一重な気もするけれど、ちゃんと紙一重のセーフの側に着地してる女性というか。
自分はもうタバコは吸っていないのですが、曲中のいろんな場面でタバコの煙が浮かぶ大阪・十三のラブホテル街の描写が出てきます。
密になることを禁じられていろんなことを犠牲にさせられてる人たちが今日も素敵に恋していられますように。
歌の中の恋は自由です。
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