見出し画像

肌が薄いor厚いとは?

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪

前回前々回と「黒」についてのお話をしてきたので、今回は暗い色が似合う「ブルべ冬」さんと「イエベ秋」さんの違いなどを書こうかな…と思っていたのですが、その前に、知っておいた方がいいことの一つとして「肌の厚みの見極め方」について触れていこうと思います。

というのも、「黒=最も暗い色が似合う人」は、ほとんどの方が「肌に厚みがある」という特徴を持っています。

この色素傾向の見極め方を知っておくことで、暗い色が似合うタイプの方の診断がしやすくなると思うので、是非参考にしてみてください^^


早速、まずはおさらいになりますが、「肌の厚さ」というのは、色の三属性【色相・明度・彩度】のうち、「明度」を見極めるための色素のひとつです。

上の記事でいうと、色素傾向チェックの①の項目ですね。

基本的に、肌が薄い人は明るい色が似合いやすく、厚い人は暗い色が似合いやすいという傾向があります。

肌が薄い人に暗い色を当てるとお顔に影が入って暗くなってしまうのに対して、しっかり肌が厚い人であればそれが良い立体感になり、お顔が引き締まって見える、という見え方の違いも解説してきました。


ただ、パーソナルカラー初心者さんや自己診断などでチェックするときには、肌の薄いor厚いってどうやって判断するの?と思いますよね。

今回は、その辺りの見極め方法のポイントを書いていきます。


肌の厚みといっても勿論何かで測ることはできないので、診断の時には、お客様への質問+実際に目で見て判断をしていきます。

まず、できるだけすっぴんに近い状態で(ファンデーションとチークはなし、日焼け止め程度はOK)、お顔の血色感を確認します。

この時明らかに肌が薄い方というのは、チークを入れていなくても頬に血色感があり、小鼻の横などにも赤みがあります。

肌が薄い方は、皮膚の表面に毛細血管が透けているので、赤みがでやすかったり赤面しやすいという特徴があります。

逆に、全く血色感がなく(分かりやすく言うと顔色が悪い感じ)、少しお話したり笑ったりしていても頬や耳がほとんど赤くならない方というのは、肌にしっかり厚みがある可能性が高いです。

こちらは皮膚が厚い分、毛細血管が透けていないという状態ですね。

私の場合、こんな感じで頬や耳の血色感を目で見て確認しながら、「緊張した時などに顔が赤くなりやすいですか?」とか、「チークを塗っていなくても、いつも頬がピンクっぽい感じですかね?」とか、いくつか質問をしていきます。

この時、肌が厚いタイプの方は「全く赤くなりません!!」と即答される方が多く、明らかに薄い方は「すぐ真っ赤になります」とおっしゃる方が多いので、結構参考になります^^

ただ、自分では「赤くなっている」と思っていても実際には全く顔色が変わっていない方も時々いらっしゃるので(笑)、そこは質問+目で見た感じの両方で判断してみてください。

ちなみに、色白さんは比較的分かりやすいのですが、褐色肌さん(いわゆる色黒さん)の場合、顔が赤くなっていてもぱっと見では分かりにくい方もいるので、そのあたりは気を付けて見てみてください。

以前にも書きましたが、「似合う明るさ」には肌の色の白さor黒さは関係なく、あくまでも「肌の厚み」がポイントになります。


あとは参考程度に、「お酒を飲んだ時はどうですか?」と聞くこともあります。

これはお酒の強さにも関係してくるので一概には言えないのですが、「お酒で顔が赤くなるという現象が皮膚表面に出やすい」というのは、やっぱり肌が薄い方が多いと捉えています。

肌が厚い方というのは、実際はお酒には弱くても(本来は顔が赤くなっている)、それが皮膚表面には出にくいという場合が多い気がします。


ここまでざっくりとですが、「肌の薄いor厚い」の違い、イメージがつきましたでしょうか?

ちなみに、ファーストシーズン×セカンドシーズンが「ブルべ冬×イエベ秋」や「イエベ秋×ブルべ冬」の暗い色が大得意なタイプの方で、「肌が薄い」という色素傾向の方には、私はこれまで出会ったことがありません。

それほど肌の薄さというのは、似合う色の明度に大きく関係しているんだなと思います。

もう少し書きたいことがあるのですが、長くなってしまうので、ひとまず本日はここまで!

お読みいただきありがとうございました。


パーソナルカラーリスト sana
自己紹介
プロフィール・お仕事
☝ご予約もこちらから承っています!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?