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色白だと、明るい色が似合う?

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役立つ情報を発信していきます♪

前回、前々回と、色白さん&色黒さんに関しての記事を書きましたが、今回もそれに関連するお話をひとつ。

なんとなく、色が白い方というのは透明感があり、「パステルカラーなどの明るくて淡い色が似合いそう」というイメージを持っている方が多いかもしれません。
ですが、それは果たして正解なのでしょうか??

色白さん=明るい色が似合うのか?というテーマについて、解説していきます^^


まずパーソナルカラーの大前提として、「似合う色の根拠は色素」だということは、これまでのnoteでも繰り返しお話してきました。

上の記事を読んで頂くと分かるように、基本的には、自分の色素と似た要素のある色が似合うというのが、パーソナルカラーの考え方です。

それなら今回の本題のように、色の白い方=明るい色が似合う、ということになりそうな気がしますが…

先に結論から言ってしまうと、必ずしも、肌の色の白さと似合う色の明るさはイコールではありません

なぜなら、明るい色が似合う方の色素の特徴というのは、「肌の色が白いこと」ではないからです。

もちろん、色白さんで明るい色が似合う方も沢山いらっしゃいますが、実は肌の色の白さよりも、「肌の薄さ」「瞳の明るさ」「地毛の色の明るさ」「髪の量、細さ」などの色素が、似合う明るさに影響しています。


例えば、色白はブルべなのかの記事にも書いた、色白イエベさん代表の吉高由里子さんを思い浮かべてみてください。(よかったら画像を検索してみてくださいね)

色の白さと似合う明るさがイコールなのであれば、明るい色が似合うイエベ春になりそうなところですが、吉高由里子さんのパーソナルカラーはイエベ秋です。

色素傾向を確認してみると、色はとても白いですが、頬にはあまり血色がないのがよく分かります。
チークを塗っていなさそうなメイクの時は、ほとんど頬に赤みがありません。
血色が少ない方というのは血管が透けていないということなので、肌は薄くないということが分かります。

肌の薄い方にイエベ秋のような暗い色を当てると、お顔に影が入り全体的に暗い印象になってしまいますが、肌に厚みがある方だとそれがお顔の立体感となり、引き締まり、小顔効果になります。

吉高由里子さんくらい色が白い方だと、明るい色も似合わないわけではないですが、暗い色に比べるとぼんやりとして、どこか物足りない印象になります。

更に、髪の量も比較的多そうですし、瞳も暗くて深い印象です。

なので色素傾向から考えても、明るさと調和する要素が少ないのです。


色白のイエベ秋さんというのは結構珍しいので、この色素と似合う色の関係を知らないと、色白=明るい色が似合いそうというイメージから、イエベ春やブルべ夏と間違えて診断してしまったりします。

実際に、一度そのような診断結果を受けた色白のイエベ秋さんが、私のサロンへも数名いらっしゃいました。

でも、このように色素と似合う色の関係を覚えておくことで、診断も楽になり、誤診してしまう可能性もかなり少なくなると思います。

もちろん、明度と調和する色素があるように、色相・彩度とも調和する色素というのがあります。

パーソナルカラーというのは、しっかり理論で説明できるのです^^

色素と似合う色の関係については、また改めてまとめていこうと思っています。


本日はここまで!
お読み頂きありがとうございました。


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