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「似合う色」はなぜ似合うのか

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪

今回は、「そもそも、似合う色はどうして似合うのか?」という根本の疑問について、解説していきたいと思います。


注※パーソナルカラーには色々な流派があり、診断方法も様々です。こちらの記事に書くことはあくまでも私の診断している方法や経験から得た知識・見解であり、他の流派を否定するものではありません。パーソナルカラー診断にも色々な考え方があることを予めご了承ください。


パーソナルカラーとは、最も簡単にいえば「似合う色」のことです。

そして、その「似合う色」の根拠は、以前にも書いた通り「色素」です。


では、似合う色の根拠が色素だと理解できたとして、じゃあなんで、色素と調和する色が「似合う色」なのでしょうか。

もしかしたら、カラーリストさんでもここまで掘り下げて診断されている方は多くないかもしれません。

でも、私はパーソナルカラーについては徹底的に理解したいタイプなので笑、私が考える「似合う理由」について、お話していこうと思います^^


パーソナルカラーについて勉強していたり、SNSなどで色々な情報を見ている方であれば、「パーソナルカラーはドレープを当てた時にどう見えるかで決まる」という話を聞いたことがあると思います。

なので、「肌の色が黄色いからといってイエローベースではない」とか「肌の色=パーソナルカラーではないので、ドレープを当ててみないと分からない」などというのが、よく言われているパーソナルカラーについての情報です。

これは全くその通りで、間違いではありません。

パーソナルカラーというのはもちろん、ドレープを当てた時にどう見えるかで判断します。

でも、「じゃあ、どうしてドレープを当てた時に似合って(綺麗に)見えているのか?」と考えてみると、やっぱりそこにもちゃんと理由があります。

似合う色は、なんとなくで似合っているのではありません。


以前にも書いた通り、パーソナルカラーの根拠は肌・髪・目などのトータルの色素の多数決です。
人によってどの色素傾向が強く出るかは、本当に様々です。

でも、私の経験と分析から言うと、結局のところ、パーソナルカラーには肌の色が大きく関係していると思います。

お顔の肌の色というのは、それぞれの色素の中でも面積が広く、服(またはメイク)との距離が近いです。

なので、肌の色が似合う色に大きく影響を及ぼしているというのは、当然といえば当然ですよね。

※注:でもこれにはごく稀に例外もあるので、それはまた書いていきますね


もう少し具体的に書いていきます。

例えば、下の□の真ん中のベージュは、同じように見えるでしょうか?

お使いの端末によって多少見え方が変わるかもしれませんが、左の□のベージュの方が明るく透明感がある感じ、右の□の方は少しくすんで暗く見えているのではないでしょうか。

実は、この真ん中のベージュは2つとも同じ色で、イエローベースの方の黄みがかった肌の色を再現しています。

黄みがかったベージュ肌の方には、左の黄みの多いイエローベースの緑を合わせた方が、ベージュ自体が明るく綺麗に見えます。

では、こちらはどうでしょうか。

もうお分かりかもしれませんが、こちらはブルーベースの方のピンク系の肌を再現したもので、真ん中の□は同じ色です。

ピンクがかったベージュ肌には、左のイエローベースのピンクを合わせるよりも、右のブルーベースのピンクを合わせた方が、明るくすっきりと見えていると思います。


これがどういうことかというと…

色というのは、周りの色の影響を受けるので、同じ色でも合わせる色によって違う色に見えるんです。面白いですよね~。

つまり、人のパーソナルカラー診断でも、上の図と同じような現象が起きています。

これが、調和する色と調和しない色の違い、「似合って(綺麗に)見える色」の正体です。

こう考えると、やっぱりパーソナルカラー診断において肌の色というのは、イエローベースかブルーベースかを判断するための重要な要素であると言えます。


ただ、俗にいう「黄み肌ブルべ」という言葉があるように、実はブルーベースの方でも、ピンクみの肌ではなく黄色みがかった肌の方がいらっしゃいます。

この「黄み肌ブルべ」も私なりに解明済み(?)なので、近々そのお話も書いていこうと思っています♪

長くなりましたが、本日はここまで!
お読みいただきありがとうございました。


パーソナルカラーリスト sana
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