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とことこエッセイ

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とことこ の 目を通して思ったこと、考えたこと、ドジな失敗…日常を書いています
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#幻冬舎

『好き』とは

『好き』とは

『好き』を考えてみた。

人が人を好きになるのは、とても自然で美しい。
人類が誕生してからずっと繰り返してきたことだ。

私も好きな人ができて結婚をして、子供が生まれた。
しかし、いつの頃からか好きになった人は嫌いになり離婚をした。
果たして、私は本当にこの人のことが好きだったのだろうか?

人を好きになる時って、最初は生理的に受け入れられるかどうかだと思う。
第一印象は3秒で決まる。
この3秒間

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失敗は成功のもと…にしたい

失敗は成功のもと…にしたい

初歩的なミスをした。
恥ずかしいが笑ってやってほしい。

出版社へ向けて企画書を書いた。
『企画書』…自分のアイデアが世間様に通用するのか腕の試しどころだ。
その企画書を精魂込めて書きあげ、まだ駆け出しであるがゆえの私は『企画のたまご屋さん』というNPO 法人を頼って出版社へ送ってもらったのだった。

『企画のたまご屋さん』を初めて知ったのは、このnote。
そこに書かれてあったのは、
“プロの編

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このくらいが “ちょうどいい”

このくらいが “ちょうどいい”

最近、大きなマグカップで飲むよりも200mlの小さいカップで飲んだ方が、コーヒーの美味しさを感じられるようになった。
若い頃はとにかく得をしたい、量が多い方が飲んだ気がするなんて思っていた。
ところが、だんだん食が細くなりつつある今日この頃。
量より質になってきているのだと実感した。

以前は、大きいマグカップに、インスタントコーヒーをテキトーに入れてお湯を注ぎ、牛乳を入れて飲みやすくしていた。

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過ぎ去りし日々

過ぎ去りし日々

母がだいぶ年を取って足腰がままならなくなってきたので、私が病院の送り迎えをするようになった。
地元の病院で昔から診てもらっているところだ。
待合室でじっと待っているのも年老いた母には、だいぶ厳しくなってきているなと思う。

やっと、診察の順番が回ってきて名前を呼ばれ、月一回の診察をする。
診察が終わりまた、待合室に戻った時、
「あら〜! ◯◯さん! お久しぶり」と母に声をかける人がいた。
昔、同じ

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私の人生、シンプルに生きる

私の人生、シンプルに生きる

結婚しない、結婚はしないがパートナーはいる、といった人達が私の周りにたくさんいる。
私とは真逆の方向性だ。

私は第二次ベビーブームに生まれた世代。私も母に習って十代二十代の頃は結婚をして、子供を産み育てるという定番の考え方だった。それが幸せになる方程式だと思っていた。
しかし、人生の半分ぐらいまできたときに、離婚とシングルマザーを経験した。
結局、結婚はしたが離婚してしまったのだから、『結婚しな

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人柄が見えてくる

人柄が見えてくる

今の仕事がら毎日大勢の人を相手にしていると、忙しい時ほど、人柄や人間性が見えてくるから面白い。
自分にも言えること。

特に朝の忙しい時間帯、どうしても話しかけなければならい時、そこで人間性が垣間見えるのである。
だいたい背後から声をかけるので、気を使ってびっくりさせないように言う。
「おはようございます。◯◯さん」と優しく声をかけて仕事の依頼の内容を話す。落ち着いて話を聞いてくれればすぐ終わるの

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娘のお買い物

娘のお買い物

この間、成人式を迎えた娘がまだ、小さかった頃のお話。
毎日のようにお散歩がてらスーパーで買い物をしていた。
寂しいことに、最近では一緒に買い物に行くことがめっきり減ってしまった。まぁ、それはさておき…

私のお買い物は、買う物が決まっていてあまり重たくならないようにチャッチャと終わらせたい。
逆に娘はアレやコレやと悩んで時間をかけるタイプ。
これで少々イライラしてしまうこともしばしば…

その娘が

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