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ちゃんと怒ってますか?自分の“怒り”と賢く付き合う方法

「久しく“怒った”ことはない」
「自分さえ我慢すればうまくいく。と思いつつもモヤモヤ」
そう感じることはありませんか?

以前の私は、仕事上で“怒る”という感情を持っていませんでした。
言い訳せずに頑張るスタイルだった私。すべて自己責任で仕事をしていたし、他責にすることなんてありませんでした。

ただ、仕事で行き詰まっていた時に、コーチからセッションで「サリーちゃん(私の呼び名)、怒っているよね?」とフィードバックをもらいました。そこで初めて「あ、私怒っていたんだ」と自分の感情に気づき、気持ちが楽に、仕事がスムーズに進むようになりました。
(このエピソードの詳細は中盤に。)

本記事では、あなたの中にある“怒り”を正しく味わい、“怒り”と賢く付き合う方法をお伝えします。

この内容を知ることで、“怒り”はあなたの人生がより豊かにしてくれるものだと理解できます。


相手も自分も大切に扱うために“怒り”は大事なプロセスです

“怒り”と賢く付き合う術を身につけることで、より自分を大事に扱えるようになります。

喜怒哀楽という言葉があるように、怒りは人間にとって必要なメカニズムです。しかし、私たちはいつの間にか社会でうまくやっていくために“怒る”という感情をどこかに置き忘れていませんか?


コーチ矢野間の体験談「自分が怒っている、ということが予想外すぎて受け止められませんでした」

当時の私は、仕事に追われていて、24時間仕事仕事仕事。タスクは出し切っているので、あとはやるのみ!という状況でした。
一方で、体は重たい感じがなんとなくしていて、いまいち“やるぞ!”と立ち位置には行けず、モヤモヤしていました。

そんな時コーチングセッションでコーチから「自分に言い聞かせているような重さを感じます」とフィードバックをもらいます。

当時、自分がコントロールできない部分での問題発生の後処理をしていて、その責任をどうにか取ろうとして、四苦八苦していました。(仕事においては、こういう状況起こりますよね!)

コーチからのフィードバックをきっかけに私の中にあるこのような想いが出てきました。
“言い訳なんかしたくない!けど、、、本当はめっちゃ言い訳したい!(一人で何ともないように頑張っているけど、実は)なぐさめてほしい!”

普段言い訳をしない(ようにしていた)ので、こんなにも私は言い訳したかったんだ!と正直驚きました。同時に、言い訳をする自分はカッコ悪いと思っていることにも気づきました。



一通りの言い訳を話したあと、コーチから「怒っている自分を受け止められていないように感じました」とフィードバックをもらいます。

え?私が怒っている???怒っている?いやいや、、、怒っている???
初めは、私が怒っている、ということが予想外すぎて受け止められませんでした。

でも、次第に“そうか、私は怒っていたんだ!”ということに気づきます。

本音の私は「なんで私のせいじゃないのに、私が後処理しなきゃいけないの?!」「なんで私ばかりこんなに頑張っているの?!」と怒っていたのです。

“いい人でありたい”、“できる人でありたい” 、“責任を放棄したいわけでもない” といった私の信念が邪魔をして、怒りの感情に蓋をして溢れ出ないようにしていました。

マイナス感情を見ないようにして、どうにかプラスの捉え方をしようとしていたために、モヤモヤし、行動できずにいたのです。

【怒りというマイナス感情をきちんと受け止めた上で】、プラスに転じることで、気がかりがなくなり、楽に前進できると感じた瞬間でした。


「怒ること」は大事なステップです!

「怒ること」に対して、どのようなイメージを持っていますか?過去の私は、「怒ること=悪いこと・マイナスなこと」だと思っていました。

もう少し深堀りすると、怒ることは「感情をコントロールできない人がする行為」「相手を傷つけること」「怒鳴り散らかすこと」「相手を攻撃すること」「みっともないこと」といったネガティブな印象だと捉えていました。

そんな私は、“いい人” “できる人”でありたかったので、怒るを選択するメリットはありませんでした。

振り返ると、怒るを選択しない代わりに「自己犠牲」「私さえ我慢すればどうにかなる」「自己責任」「私が変われば」「人に振り回されている感」「搾取されている感」を選択し、怒りの方向を自分に向けていたのです。

しかし、今の私にとって「怒る」はポジティブな印象に変わりました。
自分自身を大切に扱う上で賢く怒ることは大事なスキルだと思うのです。(もちろん人を傷つけることはよくないです。)


「怒る」を正しく味わうことで、自分を大切に扱えます

「怒り」は生きる上で大事なメカニズムです。
人間には喜怒哀楽という感情があります。最近、喜びましたか?怒りましたか?悲しみましたか?楽しみましたか?

身体は正直です。「怒り」に蓋をして見ないようにしていても、体が重くなったり、モヤモヤしたり、体調不良になったりと何かしらのサインを出してきます。

自分の本音に気づぬまま頑張り続けていると、どこかで爆発したり、搾取されている感が強くなったり、知らぬ間に自分を傷つけてしまいます。

喜びや楽しみだけでなく、怒りや悲しみも感じられるようになることで、自分の本音に気づき、適切な対応ができるようになるのです。


「怒り」と賢く付き合う方法

「私は怒っている!」という本音に気づいたら、何も相手を傷つける必要はなく、まずは「私は〇〇に対して怒っているんだ!」とその感情を認めてあげましょう。自分の感情を理解してあげるだけでも、少し気持ちがおさまり、冷静に今後のことが考えられるようになります。冷静に考えられることで、建設的な解決策が見つかるはずです。

このnoteを読んでくださっているあなたは、「怒った」としても仕事において感情的に相手をぶちかますことはないと思います。(家族に感情的になることはあるかもしれませんが笑。)

自分の怒りの感情を認めてあげるだけで、「私さえ」「私がこうすれば」といった自己犠牲で自分を傷つけることは回避できるのです。


まとめ

“怒り”は生きていく上で重要なプロセスです。“怒り”と賢く付き合う術を身につけることで、自分を大切に扱うことができます。もちろん人を傷つけることなく。

初めは自分が“怒っている”ことにすら気づくことが難しいかもしれません。そのような時はコーチングの活用をお勧めします。コーチはあなたが話していることだけでなく、表情・声のトーン・話すスピードなどからもフィードバック情報をお伝えします。

このnoteを通して、“怒り”に対するイメージがマイナスからプラスに変わっていたら嬉しいです。

“怒り”があなたの人生をより豊かなものにしてくれます!
最近いつ怒りましたか?あるいは、怒っていましたか?


\最後までお読みいただき、ありがとうございました!/



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