Photo by colormusica 【短編小説】牛爆弾 2 京サリ 2022年8月20日 23:18 卵がカラカラ鳴っていた。その様は大変不穏で、近くにいた者は皆素早く避難した。正体もなにもわからず、いつからそこにあるかもわからない。ただ、とてつもなくでかい。一見するとただの卵なんだが、なんせサイズがありえないほど大きい。誰かがノックした。コンコンぱぎゃっ少し触れただけでヒビが入った。途端、卵からタイマーの音が鳴った。次の瞬間、卵は爆発し、中から牛が爆誕した。そう、これが宇宙の始まりである。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 眠れない夜に 68,202件 宇宙SF 5,889件 #小説 #短編小説 #ショートショート #眠れない夜に #宇宙 #ショートストーリー #宇宙の法則 #宇宙SF #牛 #爆発 #タイマー #コンコン 2 サポートしていただくとさらに物語が紡がれます。 記事をサポート