見出し画像

DJシステム完全お引っ越しマニュアル (8)

特別定額給付金給付に関する具体的日程が正式発表されました。日程というものはあくまで日程でしかなく、浮遊感があり流動的。要するに得てして狂う前提のものなので、あまり騒ぎ立てず静かに見守ること。なにせ起こる全てが初めての経験ですから。ありがとうございます、宜しくお願い致します、その二言が物事を肯定的に建設的に大きく押し進めることもある。

軸を定めてしまえば、おのずとなすべきことも明確化されてきます。目下の課題、新PC品定めとDJシステム刷新を目指しアクセルを踏み込むだけです。その昔、とあるトップセールスマンが主宰にこう諭しました。「デモンストレーションやって、その場で見積をお渡しするんやで」。コテコテの関西弁だったかどうかは、郷土愛補正がノイズになって客観的判断しかねる状況。

もとより前回、第7回の内容は全てフィクションでしたが、トップセールスマンの言葉に信頼を置けば、青写真はしっかり描けているということです。実機で確かめて、その場でお財布を開くかの判断というより他ありません。その為には今一度沈着冷静に、緊急事態宣言解除を待つ。局所的に真っ赤っ赤なままの日本地図が、幾分かオールグリーンに近付くその日まで。

実機調査におけるチェック項目の数々は、既に流浪の長文駄文乱文に並べてきた通りです。よくもまあ薄い生地を無理やり引き伸ばし引き伸ばししてきたものですが、改めて箇条書きに整理してまとめ直し、叩き台としてしっかりと手元に置いてあります。ペライチの紙を持った鼻息の荒いおじさん。こちらも事態解決へ向けていよいよ大詰めといったところでしょうか。

極めて用途限定的というか、ピーキーというか。めちゃくちゃ貪欲な部分とめちゃくちゃ無欲な部分との落差が激しい質問集、そして仕様。しかし当初の目標通り、それなりに工夫すれば長く使えそうではあります。それにエアリーだのクリエイティブだのとへんちくりんな縦割りで物事を見てきてしまった感がありますが、あれもよく考えれば間違いだったかもわかりません。

つまり小手先の「ユース」に縛られないことこそがAppleの想定する本当の「ユース」だった。もっと主語を大きくすれば、ノートパソコンって元来そういうものだったのかもしれません。カスタマイズモデルだけがカスタマイズモデルではない、量販モデルでも使い方自在。当たり前のことっちゃ当たり前のことです。でもその当たり前を、意外と見落としてきた。

だから複数台持っている方がいたり、都度都度買い足す方がいたりしたんだなと思って。1台あればいいの一点張りで30年ここまで来ましたから、無論相容れません。でも新たに1台こしらえれば、主宰もまた同じ穴の狢です。あまり良い言葉じゃないですね、やめましょう。しかしあくどい魂胆と言えばあくどい魂胆ですけどねグヘヘヘヘヘ。次回へ続く。

#音楽 #DJ #DJイベント #DJ配信 #新型コロナウイルス #パニック #緊急事態宣言 #エアリー #クリエイティブ #給付金 #同じ穴の狢 #Mac #フィクション #パソコン #コラム #エッセイ #ポエム #ノンフィクション

2020.06

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?