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虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

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NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありませ…
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2024年7月の記事一覧

虎に翼80話(一美)

虎に翼80話(一美)

深田「支部チョー 杉田弁護士が
せっかく訴えを起こさねぇように話してくれたで
それを わざわざ本庁に報告してぇ 注意処分にすんだなんてぇ どうか穏便に済ませてやってくんなせいや」

小野「いいんけぇ 高瀬君は それで…」

高瀬「僕は支部長の考えを きちんとした言葉で聞きたい。
お願いします」

寅子「わかった」
寅子「この仕事をしてる以上 どんなにヒドいことを言われても 手を出してはダメ。

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虎に翼80話(重遠の孫)

虎に翼80話(重遠の孫)

小野「いいんけぇ? 高瀬君はそれで」
高瀬「僕は支部長の考えをキチンと言葉で聞きたい」

寅子「この仕事をしている以上 どんなに酷いことを言われても 手を出してはダメ。
同じ次元に落ちて仕返しをしてはダメ。借りなんて作って欲しくない。
貴方を確実に傷付けて
心に出来たカサブタを事ある毎に
悪気なく剥がしていく様な人達に
ずっと ヘイコラして欲しくない...
この件に 貴方が縛られない様に、

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虎に翼79話(一美)

虎に翼79話(一美)

法の申し子

航一「思い出にできるほど
お兄さんの死を受け入れてなかったんでしょうね」

次郎「そだども もう何年も前に戦死の知らせは届いている訳ですから」

航一「死を知るのと 受け入れるのとは違う。
事実にフタをしなければ
生きていけない人も居ます」
*悲し過ぎて ね
       一美

寅子「だから 語りたくないし…
語られたくない」

次郎「皆、戦争で 誰かしら大事な人を亡くしている

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虎に翼79話(重遠の孫)

虎に翼79話(重遠の孫)

航一「思いでに出来る程 お兄さんの死を 受け入れられていなかったんでしょうね」
次郎「そらろも もう何年も前に、戦死の知らせは届いてる訳ですから」
航一「死を知るのと 受け入れるのは違う。事実に蓋をしなければ 生きていけない人も居ます。
だから 語りたくないし 語られたくない」
次郎「分からなくはないが、皆んな戦争で 誰かしら大事な人を亡くしてる訳ですからね。いい大人ですし、そこは乗り越えて行かね

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虎に翼78話(一美)

虎に翼78話(一美)

森口と高瀬のケンカに
割って入って 止めようとして
寅子は 背中から後ろ倒しに
川に落ち びしょ濡れ

深田「前代未聞だで 高瀬君、
よりにもよって なんで森口さんに」

高瀬「言いたくありません」

寅子「きっと ヒドいこと 言われたのよね。ずっと耐えてきた高瀬さんが あんなにお怒りになるなんて」

高瀬「だから もういいですから よそ者のくせに こっち側のフリをしなくて」

高瀬「

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虎に翼78話(重遠の孫)

虎に翼78話(重遠の孫)

深田「前代未聞だて 高瀬くん~
よりにもよって 何で森口さんに」
高瀬「言いたくありません」
寅子「無理に話さなくていいわ酷いこと言われたのよね、ずっと耐えて来た高瀬君が あんなにお怒りになるんだから」
高瀬「だからもういいですから。他所もんの癖に こっち側のフリをしなくて」
深田「なんな君 そんげ口のきき方して」
高瀬「懸命になさろうとしてる事は 分ります。お優しい方なんだろなとも思えます。です

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虎に翼77話(重遠の孫)

虎に翼77話(重遠の孫)

花江からの手紙
「...完璧にこなす...寅ちゃんは未だ何も分かってないわ。
寅ちゃんにしか出来ないことがあるハズ、それを見付けて頂戴」

   ・・・・・

寅子「高瀬さん 本はどこで?」
高瀬「いいですょ こういうの
えへへ 僕と関わろうとしなくていいですし、一々 気にせんでもいいですから」

   ・・・・・

寅子「優未~これ全部あなたが?」
優未「お魚屋さんと八百屋さんが持って来てくれた

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虎に翼76話(一美)

虎に翼76話(一美)

昭和27年 春
(私 一美が生まれて半年ほど経った頃ですね)

桂場「君は支部長として
ほぼ全てを担うことになる」

寅子「はい。刑事 民事 家裁
全ての事件を受け持つんですものね」

桂場「事件だけではなく全てだ」

多岐川「みんな覚えがあるだろ
新人時代の イビリの
一つ や 二つ」

桂場「初めが肝心だ。
気を抜かず精進したまえ」

…………………
東京から来た 女判事
風当

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虎に翼76話(重遠の孫)

虎に翼76話(重遠の孫)

予断厳禁桂場「君は支部長としてほぼ全てを担う事になる」
寅子「はい、刑事 民事 家裁、
全ての事件を受け持つんですもんね」
(勝手に聴いては、誤解するだけ)
桂場「事件だけでなく、全てだ」

多岐川「皆んな覚えが有るだろ、新人時代のイビリのひとつやふたつ」
桂場「はじめが肝心だ。気を抜かず 精進したまえ」

   ・・・・・

太郎「そんげこと言わんで、田舎じゃぁ持ちつ持たれつですすけ」

   

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虎に翼75話(一美)

虎に翼75話(一美)

『竹もと』で…

竹中「これ ?? ?」

寅子「家族の正直な 私に対する評価です。
私という人間が 完璧とも理想とも 程遠い人間であることを 面白おかしく記事にして欲しいんです」

竹中「あんたの家族の
おりこうちゃんが "ウサン臭い" って言うのが わかったから いいけどさ…
それやって アンタに なんか "🉐"があるの??」

寅子「これを しないと 家族との土台をつくり

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虎に翼75話(重遠の孫)

虎に翼75話(重遠の孫)

生まれ変わるから
    だから一緒に

家族会議の
正直な中身を
竹中に 渡す寅子

これをしないと
 家族との土台を
作り直せないから

絶対にまた土台から、
  きちんと
積み直して見せます。

   ・・・・・

 皆んな 元気よ。
会いたくないよね
皆んなに

   う〜ん、
スッゴく会いたい!
でもネっ 崔香淑は捨てたの。
娘の為に

その覚悟で娘を産んだの
 アタシが選んだ

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虎に翼74話(一美)

虎に翼74話(一美)

飛びっきりの愛

ガラガラガラ
ピシャン
寅子 帰宅

寅子の早い帰宅に驚く家族

様子が変わる

優未「あの〜お母さん おかえりなさい」

直明「今日は ずいぶん早かったんだね」

道男「そりゃぁ そうだろ
今日 早く帰ってこなかったら終わってるって」

直人「黙っとけ」

道男「いいや黙らないね
ばぁちゃんが死ぬ前のアンタは もっとフツーのオバちゃんだった
でも 今は変わっちまった」

花江

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虎に翼74話(重遠の孫)

虎に翼74話(重遠の孫)

 脱 皮直明「..早かったんだね」
道男「そりゃぁそうだろ。
今日早く帰って来なかったら
終わってるって。
(オイ、だまっとき)
婆ちゃんが死ぬ前のアンタは、もっと普通のおばちゃんだった。
でも今は変わっちまった。(道男くんイイから..)いいや 良くないね」

寅子「そう、よくない。
いま 道男が言ったみたいなの、もっと教えてほしいの。
私の何処が変わっちゃったのか..

今から家族会議を開始し致

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虎に翼73話(一美)

虎に翼73話(一美)

誰も悪くない偽装 その①

「それを お姉ちゃんも求めてきた」

直明「優未が算数で 31点をとってきたことがあって…
直人と直治がアドバイスして 3→8に 1→4に
31点を→ 84点に偽造して
お姉ちゃんに見せた。
優未 『優未 頑張ったでしょう』と…
でも お姉ちゃんは
優未に
『間違えた部分を復習して
次は100点だ』って
言ったんだ。
ちょっと解答用紙を見れば
偽造だ って すぐ判る

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