【歌詞】あをねこ

どれだけの泪なみだを飲み干せば
ようやく歩き出せるんだろう
荒々あらあらしい風も土砂降どしゃぶりも なんにも払わない

グローブジャングルをまわしたあの頃
懐なつかしむ場合じゃない
目をまわしてるばかりか 人生は雨ばかり

なんに期待をすればいい?
なにを期待に生きればいい?
簡単に流されてしまう
なんにもここにはないから
気付けば 未来は穴だらけ


「助けて」の難題は無視され
ようやく手遅れで動きだす
むりやり埋めた穴 むりやりで 陥落かんらくしてしまう

にぎやかだった公園だって
一人の発言で消えてしまい
どんどんと晴れが失せて 将来に雨が降る

どれに期待をすればいい?
だれを期待に生きればいい?
子どもの笑い声も切り捨て
息もしにくい人生に
けっして雨は降りやまない


抑圧よくあつと制圧せいあつに道徳どうとくを語られても
響かない 届かない 太陽は顔を見せない


なんに期待をすればいい?
なにを期待に生きればいい?
手をあげても ただの踏み台
だからって目は背けない
だけど 人生は穴だらけ

どれに期待をすればいい?
だれを期待に生きればいい?
子どもの笑い声も切り捨て
下界を見下ろす視線は
いつでも健気に嘲笑あざわらう... ... ... ... ...


あをねこの鳴き声は雨音に消されたまま
途方とほうに暮れる しなだれる肩 靴にしみる雨

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