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太宰治作品 読書行脚の旅

猫町の源氏物語完読マラソン読書会 同窓会の参加者(20代?男性)から源氏物語と太宰治の男性心理描写を比較すると面白いですよ〜って教えて貰い、いい機会と思い太宰の代表的作品を一気読みしました^_^学生時代にはあまり好きじゃなかったんですが…今回は泣きました。😭

【順路】
斜陽→人間失格→グッドバイ→→ヴィヨンの妻→女性徒→パンドラの匣→御伽草子→津軽

太宰の繊細な精神がささくれだってしまった最後の作品群からスタートし太宰の人生を遡ぼる旅でした。太宰作品はどれもモノローグ的なので一気読みすると一つの長編自伝小説みたいで、太宰の心の深層の純粋で透明で壊れやすくて(抱きしめたくなるような)核のような部分のルーツを探りつつ最後に美しい津軽の風景の中でゴールした時は感無量でした。

太宰は何に対してあれほど傷ついていたのでしょう。都会の喧騒なのか、時代の空気なのか。確かに源氏物語に登場したナイーブでナルシストで孤独な男性達と通じるものを感じました。紹介してくれたひろきさん、ありがとう😊届くといいな・・・

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