ラブレター

こゝろが炎上したら 私を抱いて 私を抱いて
どんなにバカにされても 夢.幻.と知ってるから

雨が俯くぐらいに 空が重くて 空が重くて
想いを書いたラブレター 水溜りに落ちて汚れた

白熱灯が熱されて燃え盛る無情さに
人を思いやることより きっと今の立場が大事
それでいて恋したがって 矛盾が生じる日々を
無理矢理つなぎ合わせて 束になって守っていく

都会の砂漠のなかで 私を知って 私を知って
願いは塵に埋もれて 爆弾を背負ってるみたい

ぐらついた 宙ぶらりん 私は何処に 私は何処に
愛を込めたラブレターに 火を着けて風に葬った

M9.0 ライターが破裂すると
新たな星が生まれて なんてトラブルは白熱し
武器を持ったSNSに モラルの理屈 グダグダで
都合よく解釈して 束になって壊していく

誰を好きになることは周りに決められて
私の気持ちなんてドブに捨て 愛されていよう
本当のラブレターを消し去って 消し去って
記憶からも失くすため 私はリンチを受ける

人の愛は金に左右され 嘘っぱちに過ごす
雨に濡れたこの身体も そうよ 現実は残酷よ
こゝろなんて見えないから 悪魔の証明に泣く
叶わない愛を捨てて 群れから離れてしまおう
金にならない愛を抱き 私の足跡 ラブレター

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