Au revoir

こゝろの中 あたたかい10のオーブよ
其の愛はゆるり ゆるり 私を和ませる
ビルの壁に寄り掛かりつつ歩いても
其の壁と背中合わせ 夜空を見ていても

恋を選んだ私にまた光をくれるなんて

解らない人は解らなくてもいいけど
別れという哀しみは誰も彼もが共通
ほら 此の真っ黒な月の意味を
私は受け継ぎ 生きていくから
愛を教えてくれたオーブに Au revoir

何度もする感謝はまだ足りないけど
微笑みをほろり ほろり 私は安らげる
駅のホームやビルの屋上で過(よぎ)る
此のバカな考えさえ 打ち消してくれてた

其れでも 叶わない恋を選んだ私を赦(ゆる)して

もう二度と会えない恐怖はあるんだけど
勘違いの憐れな恋に夢中にもなりたい
此のワガママな私の気持ちを
此れから未来へ運んでいくの
愛を教えてくれたこゝろに Au revoir

私のこゝろは私だけのものじゃなかった
今迄はそうして私は甘えて来ていた
これから始まる新月の意味を背負(しょ)わずに
生きていこうなんてしたくないから

認めてもらえない 理解もされないけど
私の分岐点がやって来たという現実
ねえ 今日の月は私の生き様
いつの日にか ほら 人になれたら
此の愛が役に立つときが訪れる
其の愛にまっすぐに行くから Au revoir

泪が止まらないけど Au revoir

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