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2017年7月の記事一覧

Sans toi m'amie

寝起きのベットには君はいなくて
荷物もキレイになくなっていた

さよならもなく君は僕から旅立ち
どこで何をするかもわからない
どこか心がぽっかり空いた気分だ

君が決めたことに
とやかく言うつもりもない
涙も流すつもりもなく
追いかけるつもりもない
Sans toi m'amie 寂しいけれど

2人で慣れた部屋は心地悪く
君の姿を探してしまうけど

窓を開けたらレースが揺らぐのに

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Flying Wing

君のとこまで飛んでいくから 風に乗って
幸せのオーラを運ぶから 風に乗って

特別なものなんかじゃない
あたりまえのことを
君と自然に笑えるような心地で

Flying Wing どこまでも
Flying Wing 身体中 忘れさせて
血の巡りを良くするような深呼吸
Flying Wing 果てまでも
Flying Wing 未知を行こう 一緒に
愛しているから...

君と夢から覚め

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僕に愛を教えてくれないか

寄り添わない星々を見ていた
まるで君と僕のようだとね
昨日も何を話せばいいか
僕には全然わからなかった
君の冷たい肌が僕の手に触れると
どうすればいいのか 不安になった夜
ねぇ 僕に愛を教えてくれないか
情けなくリードできない僕だけど
どうか嫌いにならないで

いつの日か選択は来るけど
今日の夜風に任せたくなる
君の懸命な話しかけが困らせる
僕の返答で何か変わるんじゃないか...
ねぇ 僕に愛

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さらば

はぁ 身近に迫った悲しみが
露わに見えてくる頃
私の愛は本物と知った
だけど 「さらば」に満ちてくる

そんなことにならないように厄祓い
あんな思いはもういらない 別れなど
蜃気楼と消えてしまえばいいのに...

はぁ 真夏の暑さに耐えられず
露骨に冴え渡る空
雲のハートは真っ二つになり
そして 「さらば」が浮かんでる

どうしてか恋は二択に分かれてしまう
第三者から見れば どうでもい

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舞台女優

そんな暇もなく
貴方をおざなりにしてしまう
私の許容範囲は あまりにも狭すぎる

舞台だ これは舞台で
私はヒロインとしていなくちゃ
それなのに 仕事のせいに
言い訳を放っては
貴方を傷付けてるんだろう

そんな暇もなく 仕事を優先してしまって
貴方との時間を また失くしていってしまう

舞台だ これは舞台で
私は女優になりきれなくて
文字通り 台本通り
そんな上手くはいかない
現実を

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君が君であるために

大したものさ 君は 弱さを味方につけ
どんどん強くなってく理由
さぞ辛いもんだったんだろうね

耐え忍ぶことなんてないさ
もう充分してきたんだから
最近 疲れた顔ばかり
休める時間なんてなくても
君が君でいるために
心だけはせめて休んで

微笑んでいればさ 周りを明るくなる
そんなんばかりじゃ弱ってくよ
君の涙は清いものだから

耐え忍ぶことなんてないさ
もう全部を吐き出してしまえ

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恋愛症候群

物思いに更けて 時は流れて
誘われる度に 手を取ってみた

別れは怖いから重なる次々と
愛の寂しさ 埋められるのは愛だけで

貴方 私の涙を持ち出して
あなた 私の笑顔を生み出した
出逢いと別れを繰り返しながら
裏切っていたのは私だったと
判っているけど 恋愛症候群

隙間が怖いから 相手選ばず
惚れられる度に 恋をしてきた

一人は嫌だからアルバムを見積もる
暮れの切なさ 味わい

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空の時代

哀しみを越えて 道を歩んで
覗ける空はどうしてこんなにも美しい
励みを忍んで 立ち向かったなら
心は素直になれるんだろう

恋焦がれて 夢に導かれ
新しい靴に履き変えて
空の時代 輝く世界に
今 私は凛々しく 凛々しく

風が涙を拭ってくれるから
時にえくぼが頰に
眩い太陽に照らされたら
また一歩 前に進めるから

苦しみの渦に 飲み込まれたって
上を見れば 必ず空が存在している
雲は

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三毛の雄

私はいったい何になるの?
貴方は静かに消えていった
電話をしても着信拒否
三毛の雄になったつもりで
また野良でも探しに行ったのかい

物好きだね
得意げに独り身を見つけては
私のように
使い捨てるつもりかい
そんな男 案外いるもんだけどサ
貴方を信じてた私が情けないね

笑かしてくれる思い出も
今じゃ ゴミ箱に捨ててやった
結局また電話してきては
三毛の雄になったつもりで
「俺以外いない」

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私用人

浅はかなものだけど つい夢中になったわ
いけない恋でしょうね
それでも止まることを知らない

明日は明日の風が吹くと期待して おかしい...

わかってる これは叶わぬ恋だと
けして外さない指輪がそれを語る
貴方は卑怯な人ね
私の気を知って 抱くなんて...

情けないものだけど ふと夢中になったわ
健気な恋なのかな?
良いように言えば 良く言うなら

気が向いたときにやって来ては

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ダンサー・イン・ザ・ダーク

私の目は見えません
それでも踊ってみたいんです
憧れが増すばかりで
ミュージカルを流しているんです

あぁ 最後のナンバーは
どうしても好きになれないから
この歌は最後から2番目のナンバー

ダンサー・イン・ザ・ダーク
最後まで歌わせて
でも これは決して最後のナンバーじゃない
人に裏切られても決して裏切らない
約束

私の目は見えません
それでも踊ってみたいんです
充実に惹かれてます

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桜花びら

ひらり ひらり 舞い散る桜
白い花びら重なれば
ひらり ひらり 桃色になる
捨てられた女が集う様に

痛いの痛いの飛んでいけ、と
慰め合う様に重なり続ける

春は終りを告げる季節
ひとりぽっちで過ごすよりは
痛み分かち合い共に居よう
そして いつかは裏切り合おう

ふらり ふらり 歩いていけば
辿り着く場所は決まってる
ふらり ふらり 縁石の隅
捨てられた女が集い合って

いつかは

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Work Obliviously

遠退く背中を見た
誰だったか思い出せないけど
懐かしい気持ちになる
確かなのは昔の恋人

道なりは美しく
なぜだか健やかな気持ちになり
今の私にとって
そこはとてもあたたかなもので

I'm cry, I'm smile
いつもいつでも 恋は溢れてる
I'm cry, I'm smile
次の恋にも溢れていく

切なくならないことは...
深く考えるのはやめておこう
誰の背中だったか

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鈍感BAKA

だってもう だってもう
だってもう 気付いてよ
愛され足りないなんて言わせないでよ

なんかもう なんかもう
なんかもう いい加減
物足りなくなってきたわ あなたのこと

面倒だけは No No 断りたい
だけど心を持ち出して 曝けだすわ
「ZENBU...」

わからないのはあなただけ
呆れるほど鈍感ね
言葉にしても全然わからないなんて Ah
知りたくないの? あなたは
真っ正直な気

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