さらば
はぁ 身近に迫った悲しみが
露わに見えてくる頃
私の愛は本物と知った
だけど 「さらば」に満ちてくる
そんなことにならないように厄祓い
あんな思いはもういらない 別れなど
蜃気楼と消えてしまえばいいのに...
はぁ 真夏の暑さに耐えられず
露骨に冴え渡る空
雲のハートは真っ二つになり
そして 「さらば」が浮かんでる
どうしてか恋は二択に分かれてしまう
第三者から見れば どうでもいいこと
逃げ水と届かなくなるの 不思議...
目移りはしてないから
余計に心は苦しくなる
いいかげん 安心したいのに
付き纏う不安が目に入る
どうしてか恋は二択に分かれてしまう
浮世離れしたくなるほど 唐突に
陽炎ならいいと思う毎日に
優しさなどなく 「さらば」は訪れる