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三字熟語が面白い!

こんにちは。
突然ですが、みなさんの好きな三字熟語は何ですか?
四字熟語なら一石二鳥、四面楚歌、焼肉定食、青椒肉絲とすぐに思い付きますが、三文字となると…。
今週図書館で偶然目に入り惹き付けられた本、それは『世にも美しい三字熟語』という本でした。


西角けい子 著  『世にも美しい三字熟語』


ふむふむ。
なるほど。
真ん中の四角には何が入るんだろう。
そうか。
そうだった。
知ってる!
えっその漢字表記だったのか。


この三字熟語の本を読みながら、ぐんぐんその魅力にはまっていきました。真ん中の文字が□で空けてありクイズのようでなんだか楽しく知識が増えて、いい時間を過ごすことができました。

思えば四字熟語の本は次女が読んでいたり、長女の私立高校国語の入試に出ていたりと私にとって身近な存在です。しかし三文字の熟語はなかなかすぐには思いつきません。今回読んで、久々に目にする熟語をきっかけに沢山思い出し、ぐっと存在感が大きくなりました。

この本の素晴らしいところはかつての文豪たちによって実際作中に登場した例が記載されている点です。解説だけではなく使われた文章があるから、より分かりやすく記憶にも残りました。


中でも、私がいいな好きだなあと思った三字熟語がこちら。


大団円。



読書家の皆さんには共感していただけるはず。

作品前半から繰り広げられたエピソードやフラグが後半回収され、まるてカーテンコールで出演者のみなさんが手をつないでお辞儀しているかのような納得のラストや盛り上がる場面。これがやっばり大好きなんです。


ちなみに耳でたまに聴く「だいえんだん」こと大円団は誤りなんですね。このnoteを書くにあたり調べたら出てきました。本来は大団円とのこと。


またひとつ勉強になりました。



日本語には、上の表紙にある雪月花や綺羅星など美しい三文字の熟語もありますね。書道が趣味なため、書きたくなりました。漢字を3つ並べただけで色や温度など、かなり大きなイメージが湧く三字熟語の魅力を体感した読書体験となりました。



あー日本語っていいな。
昔のそのまた昔の皆さん!
素敵な言葉を伝え残してくれてありがとう。






お読みいただきありがとうございました。





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