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山登り編

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#山登り

おっさんは、接骨院にヒアルロン酸を打ちに(反省の鍋割山登山)

おっさんは、接骨院にヒアルロン酸を打ちに(反省の鍋割山登山)

「だから言ったじゃない!」

今回の登山は、おっさん(上司です)が所蔵するK会の皆さんと、

「鍋割山へ鍋焼きうどんを食べに行こう」の会だ。

リーダーはMさん。
鍋割山に登った事がある私に、この計画でいいか見てほしいとLINEが来た。

登りはタクシーを利用して、
県民の森駐車場を経て、二股からスタートする。
林道歩きの2時間がないので良し。
コースタイムにゆとりもあって良し。

しかし、
下山

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やっぱり山が好き

やっぱり山が好き

新緑から深緑に変わりゆく高尾の森、
あー、やっぱり気持ちいい。

夏の北アルプス縦走に備えて、体力をつけたいが、今年は天気に恵まれず、山登りが出来ていない。

今日も夕方から予定がある。
サクッと行って、サクッと登れるのはやっぱり高尾山。駅からすぐ山登り出来るっていい山だ。

早起きして、
朝ごはんのパンをリュックに詰めて電車に乗る。
高尾山口に9時に到着、平日でも雨降りじゃないと、登山者はたくさ

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小学校の遠足以来の天覧山が、楽しかった

小学校の遠足以来の天覧山が、楽しかった

ガシガシ山登りするより、
自然の中をのんびり歩きたかった。
なんなら、自然の中でコーヒー飲んで、のんびりするだけでもよかった。

行き先が中々決まらず、
取りあえず埼玉の飯能へ向かう事にする。

飯能駅へ降りると、
駅周辺の商店街を、お店を覗きながらぷらぷら歩く。

古民家を改装したシェアショップで
飯能のはちみつを買ったり、
重要文化財の建物を見学したり、行き先が相変わらず決まらない。

飯能河

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自分の時間を楽しむ、またまた雨の高尾山

自分の時間を楽しむ、またまた雨の高尾山

「さぁ、どうかなぁ?歩けるかなぁ?」

午後には止むといっていた雨は、高尾山口駅に到着しても、尚、雨足強く降っている。
レインウェアをしっかり着込んで、沢沿いの道に進む。

久しぶりに山に登ろうと思った。
久しぶりに自分の為に休みを使う。
数ヶ月ぶりの山歩き、体力が落ちてしまっていないか心配だ。

桜が満開の今、山頂の一本桜を見に「棒の峰」という山に行く予定を立てていた。

しかし、朝から雨風が強

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朝という時間

朝という時間

山を歩いていると、
ふっと、その場の空気が変わる瞬間がある。

それは、山頂の気持ち良さに、コーヒータイムを長く取りすぎて、下山が少し遅くなった時に、しばしば感じる。

「人が山の中にいてはいけない時間」

ブルっと震える感覚。

肌を撫でる風も、心なしか冷たく感じる。

早く降りなくちゃ、足を早める。

夜の時間、獣の時間。

まだ太陽の光は届いている。かろうじて、明るい。

ある日、
私に小田

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それでも私は山に登ると決めた。

それでも私は山に登ると決めた。

1月16日は、
noterのMayumiさんと、初詣を兼ねて高尾山に登る約束をしていた。

畑であの火災があった翌々日だ。
気持ちが萎えていて、軽く火傷も負っていた。今後の事も考えなければいけない。火災の後処理もある。

(山登りなんて無理だ。)

しかし、
一番先に、心の奥から湧き出た感情は

(信頼を裏切りたくない)

このnoteのご縁で知り合って、実際にお会いして、畑に来てもらったり、マル

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登山で出会ったイケメン山男 夢への一歩、丹沢

登山で出会ったイケメン山男 夢への一歩、丹沢

初めて丹沢の表尾根を縦走した時に書いたnoteの記事からコメントをいただき、
実際にお会いして、友達になったゆりさん。

その時の記事がこちら↓

この記事をきっかけに、
丹沢登山はゆりさんの夢の一つになった。

いよいよ、その夢が叶う12月9日
天気は快晴、12月にしては暖かい、登山には最適な日となった。

黄色のジャケットに身を包んだゆりさんをお探し、一緒にバス停に向かうとすでに長蛇の列。

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はぁ〜💕だから登山はやめられない。

はぁ〜💕だから登山はやめられない。

どっしりと、重たい雨を含んだ黒い雲が、舞台の幕が上がる様に、徐々に徐々に上空に上がっていく。と、見えてくる山並み。

自然のショーは
いつもいつも不思議で驚かされ、感動する。

都内は霧雨だった。県境を越えて
山梨に入ると、幕が完全に上がりスターの登場だ。

拍手喝采ならぬ、携帯のシャッター音がバス車内を賑わす。

冬は富士山
頭から雪をハラハラとまとい、美しい。富士山には雪が似合う。そして、空気

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登山で出会ったイケメン山男、「安全に登山を楽しむために、那須岳」

登山で出会ったイケメン山男、「安全に登山を楽しむために、那須岳」

先日の那須岳登山の記事に、たくさんのスキありがとうございます😊
記事を書く励みになります!

那須岳の三斗小屋温泉に泊まって紅葉を見よう、と計画して、
「煙草屋旅館」に予約を取った後の
10月6日に、この那須岳、朝日岳の肩の付近で、4名の方が亡くなると言う、痛ましい遭難事故があった。
全員が強風による低体温症だったそうだ。

ここに、謹んでお悔やみ申し上げます。

✳︎ ✳︎ ✳

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いつかは行きたい山小屋、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」

いつかは行きたい山小屋、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」

4回目の那須岳は、
紅葉の名所「姥ヶ平」の紅葉を愛でて、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」で温泉三昧の計画を立てた。

い〜いお天気で、
山頂駅へ向かうロープウェイの中からは、朝日岳のゴツゴツとした荒々しい山容がよく見える。
山頂駅からは、那須の町が遠くまで見渡せる。

町の景色を眺めながら、ちょっと腹ごしらえをして出発。

風の名所の那須岳が、
今日も風一つなく、ポカポカと暖かい。

「日光国立公園 那

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奥黒部縦走登山(4日目下山、心残りは温泉)

奥黒部縦走登山(4日目下山、心残りは温泉)

奥黒部縦走4日目、

夕べの雨で、綺麗な空気がさらに浄化され、気持ちいい。

前日、おっさんは私が4時間半で歩くところを8時間半かかって歩いている。ほぼ倍。
下山の今日は、5時半に小屋を出発して、12時に新穂高温泉に到着して、温泉に入ってバスで帰る予定だが、、、

おっさんの歩きでは、バスに間に合うのか?間に合ってもギリギリ。温泉は無理。
そもそも、山小屋の朝食が2回目の5時半だった事で、5時半出

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双六岳へ(3日目後半)

双六岳へ(3日目後半)

鷲羽岳と仲良くなって下山した後、
今回の縦走でもう一つ見たい風景に向けて出発する。

まず、三俣山荘のテント場を抜けて、
三俣蓮華岳の山頂を目指す。岩場の登りだ。アルプスらしく大きな岩がゴロゴロしている。息が大きく荒くなる。

と、前方を茶色のオコジョが横切る。体調20数センチくらいだろうか?

「あ、あ、オコジョ、オコジョ!」

近くにいる人に知らせたが、あっという間にハイマツの中に消えていった

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鷲羽岳に恋して(3日目)

鷲羽岳に恋して(3日目)

黒部五郎小舎の朝ご飯は早い。
4時半に食堂へ。

北アルプス奥黒部縦走登山3日目は、
おっさんと別行動だ。
おっさんは、この日の宿泊地双六小屋へ直接向かって、ゆっくりする日なので、朝ごはんが早い事に文句を言っている。
そして、食事の後、7時まで山小屋に居たそうだ。

私は3日目は挑戦登山。
前日の黒部五郎岳への長い歩きに疲れが出なければ、鷲羽岳をピストンしてから双六岳に向かう計画だ。
目覚めはすこ

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黒部五郎岳へ稜線を歩く(2日目)

黒部五郎岳へ稜線を歩く(2日目)

太郎平小屋から、薬師沢へ行く道と黒部五郎岳へ行く道の分岐を今年は黒部五郎岳へ向かう。

1日目の記事はこちら↓

この分岐を去年は薬師沢へ下りて、
雲ノ平へ行った。その時に見たこの稜線が気持ち良さそうで、今年は黒部五郎岳へ行くって、決めたっけ。

黒部五郎岳山頂を踏んで、
その下の黒部五郎小舎までの道のりは、休憩込みで8時間半〜9時間。

計画では5時半に出発する予定だったが、前日のおっさんの到着

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