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短歌

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厨二臭い短歌を製造中!少しでも読んでいってもらえたら嬉しいです...
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記事一覧

短歌☦︎︎ 29

久しぶりにつくりました

サヨナラを 言わずにいたら 僕たちの 間に別れ 来ずにいられる

削られた 心キラキラ かつおぶし 泣いてる君に そっとまぶすよ

選ぶべき 言葉のいろは 人間(ひと)ならば 思考のできる 人間ならばこそ

何事も なかったように 色付いた 緑の白桜 記憶から消ゆ

古に 刻まれた時 雪崩込む 宛てなく刹那の 僕を遊山し

人々が 目を背けてく 歪さを 信じてたいの 「美

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短歌☦︎︎ 28

季節感などない

薔薇薔薇に 砕けた造花 愛を受け 生花と成るを 知る由もなく

花霞 人の世重ね 憂うのは 幕が閉じゆく 泡沫の春

雪うさぎ 春が立つ日の 光浴び 溶けてもここは まだ温かい

錆び廃れ なおも木馬は 回ってる 訪れる死の 意識もせずに

清らかな 彼女の背負う 原罪は 何だというの 神などいない

情愛に 入る亀裂は 致命傷 形なき故 二度と治らず

からころり ラムネ小瓶の

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短歌☦︎︎ 27

久しぶりにつくった

正しさの 道を外れた 僕達は 懲りることなく 正解探し

音もなく 散った桜へ 馳せるのは 沙汰なく絶えた あの日のあの子

「変わる」こと 世は喜ぶが 目を向けて 変わらぬものが ある尊さへ

噛み合った はずの歯車 劣化して 金切り声を上げ壊れゆく

今はもう 輝くだけの 過ぎし日々 心に描く 御伽の話

アカウント 消す行為には 片割れの 自分を殺す 感覚過り

いるの

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短歌☦︎︎ 26

なんでもアリすぎる

とりとめの ないノスタルジーの 風が吹く 京の血筋が 今も流れる

晴天に 海へと響く 踏切の 音が奪った 僕達の夏

苦しみも 悩みもぜんぶ 文字として 書き記したら 文学となる

君のこと 幸せになど できないや 取り消させてね 告白さえも

何度でも 君の名前を 呼ぶからさ そうしてずっと 笑っていてね

赤い糸 小指絡めて 約束と 結んでたのは 私じゃなくて

昼の日

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短歌☦︎︎ 25

本命を詠んだ歌もあるよ、オタク短歌もよき。

夢でいい だから会いたい 聞かせてよ 上手最前 特等席で

よく見せて 顔にかかった 前髪に 隠した造形 その美しさ

MVの たった数秒 ワンシーン その一瞬が 絵画のようで

惹かれたの メランコリック はらんだ目 描く音色は それをかき消し

やわらかな 髪振り乱す 激音に 滲む汗すら 味方につける

文字数の 制約のない 詩を書く きっと誰にも

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短歌☦︎︎ 24

限界感じ始めた〜、、

誰かから 借りた言葉を 書き記す 結局私は 何にもなれない

「向こう側」 行かんと願う その先に きっと私の 居場所はなくて

眠りから 醒めぬものなら それでいい 想うは安らぎ 花畑の夢

その手首 差し出すことも 厭わない あなたの大事な ものは何なの

未精算 形成された 記憶たち 悪夢となって 僕を蝕む

僕はもう 人の幸せ 祝えない だから動くよ 花嫁攫いに

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短歌☦︎︎ 23

絞り出して書いてる感じඉ ̫ඉ

バラバラの 心重ねる ことでしか ひとつになれない そう信じたの

話せない ことばっかりの 人生で たったの三十一字に縋る

目を隠す ことが優しさじゃないよね 惨劇の前 手を繋いでよ

貧相な 語彙で紡いだ 歌たちは 目も向けられず 灰と散るらん

縁結う ことを伝えるかのように 二人の鼓動 重なり合って

忘れるな そんな我儘 言わないよ だけどたまには

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短歌☦︎︎ 22

恋愛歌には実体験0です、虚しい

降り注ぐ 暴力の雨 愛故と どうして君のが 泣きそうだったの?

首に手を 掛ける歪んだ 恍惚に 魅せられている だからこのまま

呪詛のよう 脳内巡る 悪辣へ 意味なき謝罪 空中に消ゆ

本当は 探しているんだ 過去という 呪いの枷を 壊せる人を

純愛と いう名のもとで 僕を抱く サディスティックに 安堵を覚え

手の中に 収まるドールは 誰よりも 世界でいち

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短歌☦︎︎ 21

まだがんばります、、

旧き友 通学鞄 両ベルト 繋ぎ感じた 謎の官能

対等で あろうと言った その君に 僕は手首を 掴まれ組臥す

人間の 三大欲求 無ければなぁ 心穏やか 生きれたかなぁ

細き手に 指輪はするり 落ちるから 決して解けない 首輪を授く

映し合う この関係に 名すら無い けれど鎖で 繋がる二人

甘美なる 声は聞こえぬ 振りをして 本能がまま 侵す聖域

君が持つ 大切なも

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短歌☦︎︎ 20

ついに20まで来たか...精進します(泣)

冬盛(さか)る 寂しき公園 幻、と あの日分かちた チョコレートの香

白き布 甘言惑う 痩身を 突き刺し砕く 流るるは赤

失った ものが戻らぬ 虚しさで 空洞の中 響く慟哭

頭上の手 縋りついては 僕を見る 涙と津液 蕩け眼で

いつからか 歪んだ二人 成れの果て その醜さも 愛せてたなら

今生の 別れは今や 光とて 相思の彼ら 未だ闇を生く

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短歌☦︎︎ 19

歌詞、人、言葉、恋愛...使えるものは全て使う...(ネタ切れ)

迫り来る 逢魔時の 闇呑まれ いざ参らんや 百鬼夜行へ

軽いかな たった五文字の 「愛してる」 証明するから 隣で歩くよ

秀麗な 人は人では あらぬやう 紫黒染まりし 髪見て思ふ

禁断の 果実に君と 手に取った 迫害された 先さえ楽園

付けた傷 付けられた傷 その全て 誰かの痛み 知る優しさに

絶たれても 同じ痛みを 知

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短歌☦︎︎ 18

よかったらどうぞ。

恋や愛 人との繋がり あれやこれ まずは救いで あるべきなのだ

蒼穹に 揺らぐ 真白の ワンピース 目に滲むのは 汗か涙か

万事から 身を翻し 進みゆく 孤高の者よ 異端者であれ

冥闇に 灯る魂 かの如く 人は皆行く 黄泉の旅路へ

舞い降りし 天使の羽根を 捥いだなら 貴方は僕に 堕天しますか

黒き髪 白装束の あの姿 残夢となりて 僕を惑わす

もう誰の 人影もな

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短歌☦︎︎ 17

いつか厨二短歌集、出してみたい、、。

「金だけは 裏切らないよ」 それ以上 虚しい言葉が あっただろうか

「永遠」に 意味などないと 知ってたよ 知ってて見て見ぬ ふりをしたんだ

君だけは 離す気はない もう二度と たとえこの手が 血に染まろうが

諦念と 黒闇飲まれ 落つ雫 キスより甘いシャーデンフロイデ

狂い散る 花弁の如き 肉片と 閉じゆく眼 滲む硝煙

夢で逢おう なんて馬鹿げた

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短歌☦︎︎ 16

ネタを拾いきれない...マンネリってやつか...

幸せな ままで死にたい そう言った 揺れる瞳に 「生きたい」の文字

変身、と カッターナイフ 手に取って 誰を殺すか? 魔法少女よ

処刑台 正義の面した 悪人と 斬首と高鳴る ファンファーレの音

感じてた 嫌悪の中に 温かさ いいのでしょうか、信じてみても

生涯で 僕を忘れて ほしくない 死んでやろうか 君の目前

白昼の まどろみ溶ける

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