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家事分担のモヤモヤの正体


小学生2人の子育てをする、私たち40代夫婦の家事分担は、6:4で夫の方が多いです。私たちは共に教員、夫は部活の指導もある中、時間と労力を割いて家事をしています。

夫は専業主婦の母親に育てられ、父親はほとんど家事育児には参加していなかったそう。現在80歳の義父母の時代を思えば、そんな家庭が大半だった時代だと想像できます。

そんな両親を見て育ったものの、夫は家事育児にはいたってフラットな考え方。「その時に出来る(余裕のある)方が、出来ることや得意な家事をやれば良い」と話しています。

私が子育てに手がかかり、家事をできない時があっても、夫は私を責めることは決してありませんでした。にもかかわらず、「家事ができていない自分」に自己肯定感が下がり、私は自分を責めていました。みんなができていることが、なぜ私はできないのだろう、と。育休中の私が家事育児をするのが当たり前だと。

無意識にそう感じていました。「私が家事をするべき」だと。自分で自分を追いつめていたところがあります。

その原因をひもといてみると、私の家庭でも母親や祖母が家事をしていたり、30-40年前の固定観念による影響も大きかったように感じます。


今私は、「家事は女性の仕事」という私の思い込みから自分を解放するべく、夫と協力しながら、家事分担をしています。今は時代も社会も変わり、性別による役割分担に基づいた考え方も以前よりはなくなってきていると感じます。

できる時に、できる人が、得意なことを中心に無理なく家事を続けられたら、と今では考えています。「家事で自己肯定感を上げ、幸せになる」をモットーに。毎日続く日々を支える家事は、仕事と同じように大事に考えたいですね。


今日も幸せになるために、家事をします。

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