母の遺品整理に手を付けるまでの【１年７か月】、そして感じたコトのない気持ち。
皆様、こんにちは。
いつの間にか、涼しくなってもう秋ですね。
体調など崩したりしてませんか？
今回の写真は、先日大阪の長居公園で、チームラボボタニカルガーデンに行ってきたときの写真です。
私は、とにかく夜景やイルミネーションが好きなので、めちゃくちゃ癒されてリラックスできたので、皆様にも少しおすそ分けです。
語彙力なくてスミマセン。
さてさて本題…
私はだいぶ体調も安定してきたので、題名の通り先日、母の遺品整理に手を付け始めたので、その時に感じた気持ちをそのまま書いていきます。
というのも、母が亡くなって、１週間後には仕事に復帰していたので、（忌引休暇が１週間）
遺品整理に手を付ける時間と心の余裕、整理もまだついていなかったので、これだけの月日が経ちました。
というか、母が亡くなったことを、完全に受け止めること、飲み込むことをしたくなかったのかな。
そんなこんなで今、ようやく休む時間や、自分と向き合う時間、自分の人生についてゆっくり考える時間が持てたことで、ふと、「そろそろ遺品整理をしてみよう」と思って動いたわけです。
感じたことのない気持ち
母が亡くなって、１年７か月経ち、ようやく遺品整理に手を付け始めた私。
「よし、やるぞ！」と母の衣装ケースの前に座った途端、時が止まりました。
「あ、本当に母はこの世にいないんだな」と、悲しみよりも、よりリアルなこの現実を突き付けられた感じで、なんか虚無感というかなんともいえない気持ちに。
その虚無感を感じながら、
洋服やカバンの一つ一つを取り出す度に、「あ～これよく着てたな～」とか、「こんな事あったよな～」とか、今までショックのせいなのかあまり思い出してこなかった、思い出さないようにしていた「母との何気ない日常」が鮮明に蘇りました。
母のことをあまり思い出せなかった私
亡くなってからも、すぐ働いて気を紛らわしていたせいか、ショックのせいか分からないけれど、母の亡くなるまでの期間のことや母との思い出とか、頑張って思い出さないと思い出せないというか、もはや母って実在してたの？みたいなか感じで母の存在がよく分からなくなっていたんです。
なんと表現したらよいのか分からないけれど、ある意味、自己防衛反応だったのかなとも思います。亡くなってすぐ感情的なままになっていたら、次は自分が精神崩壊してやばくなると、体と心が察知していたんだと思う。
父のこともあるし、私が倒れたら終わりだと、ちゃんと生きていかなきゃみたいな、生命力的なものが頑張っていたのかな（笑）
遺品整理をして、変化した自分
遺品整理をして改めて思ったことがあります。
遺品整理って、故人の死を受け止めて、死に向き合って、思い出を一つ一つ大切に整理することなのか～と実感しました。
だから、この遺品整理をするタイミングがある意味、自分自身も本当の意味で、大切な人の死を、大切に自分の中で消化して、「モノ」ではなくて、「もらった愛情」とか「何気ない会話」とか、「思い出」、「出来事」「喧嘩したこと」「悲しかったこと」「楽しかったこと」を自分の中でもう一度思い出して振り返って、自分に刻み込んで、それをプラスの力に変えて、また自分の新しい人生を生きていくんだな～と。
そう思うと、普段の何気ない日常生活の一つ一つで、感じる気持ちや起きる出来事が全部、愛おしく思えて、前よりも１日１日大切に丁寧に生きようと変化している自分が居ました。
当たり前だけど、亡くなればこれまで使っていた「モノ」は全部必要亡くなって、これまで生きてきた自分の人生しか残らないのか…と。
それなら、いろんな人に出会って、いろんな環境、出来事に向き合って、様々な感情を感じて、厚みのある人間になりたいと、なんともいえない境地に至りました。
このまま、出家してしまいそうな境地の私です...（笑）
母が教えてくれたこと
母が亡くなったことで、また人生について考えさせられ、大切なことを教えてもらいました。
母は、いつまでも母なのだと。
この世にはもう居ないけど、またいろんな局面で、こうやって母から大切なことを学べる気がします。
そうやって、自分の心の中に母との思い出を刻みながら、自分の人生を悔いの無いように濃く歩んでいきたいと思います。
皆さんも、自分のペースでゆっくり歩んでいきましょう(^^)/
長々と書きましたが、ここまでお付き合いしてくださりありがとうございました。
noteのおかげで、少しずつ自分の気持ちも客観的の整理出来て、前進できているような気がします。
↑ 少なくとも、始めたこの頃よりは前進しているかな？
まだまだ父のコトなど向き合っていくことも多いですが、ゆっくりやっていきます。
寒くなりますが、皆様もお体にはお気を付けください(^^♪
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