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外出恐怖(回避)の克服ステップ

Sakuです。
外に出るのが苦手。
沖縄でもオランダでも、調子が良くて外出を楽しめる日々もあれば、ぱたりと外に出るのが怖くなり、回避することもあります。

いつから外に出ることが怖くなったかというと、10代の終わり、大学生のころから。親元を離れた大学生活で、

着ている服が変じゃないかな?
メイクが崩れてないかな?
顔の毛を剃ったのにまた生えてる・・・


と、見た目を気にしすぎるようになったことと関係していると思います。

新しい場所で一から知り合いを作る中で、心が無理をしたまま頑張りすぎていた。

お酒の場ではその不安感がだいぶ薄れるので、お酒に依存し、そして男の人にも依存気味・・・という生活でした。


大学時代も、地元に戻ってきてからも、オランダでも、
楽しく充実した日々はたくさんあり、毎日のように外に出たり好きなことをして、人と関わって、幸せな時間もありました。
しかし・・・それが来週も続くかというと、違う、というのがつらいところ

約束や予定があっても、その朝になると着替えられない、何度もメイクを直す、ドアを出ても数歩でうずくまる。
吐き気、嘔吐、過呼吸、自傷・・・と、外に出られないことで身体と精神の両方がダメージを受けました。

7年間のうち何度そういうことがあったか、何度人に迷惑をかけたか・・・
明らかに、人生の大きな支障になっています。
この状態の克服、緩和なしに、これからの人生を楽しめない。

今はカウンセラーに通って自分の子ども時代や、夢などについて思い出し、話をしています。
オランダでもソーシャルワーカーの方が訪問してくれ、話を聞いてもらっていましたが、日本語、そして沖縄の人とじっくり話せるのは、帰ってきて一番良かったことです
もともとの内向性や、心理学的な特性、そして自分が気づいていない面を発見している最中です。

挑戦していることがあり、名付けて「毎日ステップ」。
海外のまとめサイトで、うつ向けの人に紹介されていたアイデアです。

無気力で何もしたくないというときに、何か決めたことひとつはやる
それを毎日やる

というアイデアで、単純ながら、結局あらゆることの克服はここに集約するんだと思っています。
いやなことでもまず身体を動かして習慣化することなんですね。

私は一日のうち1回は外に出て、近くまで歩いていくことにしています
折り返し地点を、今日より明日、明日よりあさってと、少しずつ伸ばしていきます。近くの公園の長いブロック塀の刻みにしたがって、約1.5mずつ伸ばすだけ。
それがルール。

そして、外に出ることのみに集中するため、
・着替えは最低限でいい
・顔を洗っていなくてもいい
・歯を磨いていなくてもいい
・髪がぼさぼさでもいい
・靴下、靴でなく、つっかけのサンダルでもいい
ということも決めました。
そうしないと、外に出るための準備に気力を奪われて、外に出られなくなってしまう。今までのようなことの繰り返しです。

ただ、実際に外に出ると、ちゃんと着替えて靴を履き、髪を整え、顔も洗って眉を描いた状態のほうがずっと心地よい。
なので、起きたままのような状態ではなく、普通に外出するような見た目で出ることがほとんどになりました。
ほんの数分間の外出のためにはおしゃれする必要もなく、自分が気持ちよい程度に整える、そのさじ加減が少しわかってきた気がします

昨日は調子が悪く、ほとんど鏡も見ずに外に出て歩きました。近所の人の視線が気になりすぎ、苦しいなと感じました。帰って来ると動悸がして、薬を飲んでしまおうかという考えもよぎりました。
それでもいい。
一番であり絶対のルールは外に出ること。
自分でルールを決め、それには絶対に何があっても従う。自分のためにやり抜こうと。

このステップにしたがって、今3週間。
半年続けることが第一の目標です。







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