【コラム】コトバ #2「わたしはは詩を作り上げることができない」 38 文志 2024年4月11日 22:56 チャールズ・ブコウスキーが1960年に書いたとされる手紙の中にあったコトバである。 以下に抜粋する。[フェリックス・ステファニール宛]1960念9月19日わたしは詩を作り上げることができない。あまりにも多くの詩人たちが自分の作品をあまりにも意識しすぎて作り上げていて、掲載されたものを読んでみると、こう呼びかけているように思える・・・・・・これだよ、あんた、この詩をとにかく見てごらん。詩は詩であってはならないとさえ言ってもいいが、詩はもっといろんなものが飛び出してくるものだ。私は技巧やめめしさを信じてはいない・・・・・・私は酔っ払った修道士のようにカーテンを掴んで・・・・・・もぎ取ってしまうことを信じている・・・・・・書こうとするな、ただ書け ブコウスキー書簡集/チャールズ・ブコウスキーアデル・デブリット編 中川五郎訳青土社 個々の詩の書き方や内容、体裁に好き嫌いはあるとしても、詩という表現形態の自由を的確に表していてハッとさせられるコトバだった。 Amazon.co.jp: 書こうとするな、ただ書け: ブコウスキー書簡集 : チャールズ・ブコウスキー, 中川五郎: 本 Amazon.co.jp: 書こうとするな、ただ書け: ブコウスキー書簡集 : チャールズ・ブコウスキー, 中川五郎: 本 www.amazon.co.jp 前回 ダウンロード copy この記事が参加している募集 私の作品紹介 92,580件 #コラム #詩 #私の作品紹介 #手紙 #詩人 #書く #コトバ #コラムニスト #文芸パンク #スカム文学 #チャールズ・ブコウスキー #書簡集 38 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート